きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

ダンネバードをいうかいわないか

2021-02-28 20:26:00 | 日記
宿に着くと


ネパール人の女性が和服で日本風にもてなしてくれた。


ネパール語でありがとうは


ダンネバード。


ところがネパール人は軽々しく


サンキュー サンキューといわないそうだ。


ダンネバードを連発しない



それは


人は本来助け合う姿が普通なのであえてありがとうと言う事を言わない文化の背景があるようだ。



ダンネバードの語源を


ネパール人の女性にきいた。



ダンネは何か 大きい  意味があり


バードはどれも同じようなてぶりをする。




大きく俯瞰してみると



どの人にも平等なありがとうが舞い降りてくるようにわたしは感じたのだ。



ありがとうって言えばありがとうじゃない。



ありがとうっていわない



ありがとうっていう意味があることに



わたしは少なからず驚いたのだ。



桜が満開の宿だった。





春の雨

2021-02-26 06:18:00 | 日記
春の雨は

やさしかろ

おだやかに土に染み込んでゆく


染み込んでゆ雨粒は冷たくても


確実に冷え切った根を目覚めさせてゆく



冷たいのに


その冷たさに暖かくなる可能性があるから



ゆっくり


しなしなと春の雨は


土にしみこんでゆく。



そんな春の雨を



寝耳に染み聴きながら



ショパンのピアノがわたしをかけめぐり



一気に革命のエチュードの高みに上昇さす。





春の雨は


暖かくなくていい。


冷たいままでいいのだ。



深い人間性

2021-02-26 05:51:00 | 日記
深い人間性は


周囲が崩壊したとき


それでも


自分の内側で崩壊しないものを


見つけられたとき



自分の本当の人間性を見つけられる。


それは


なんと慈しみに満ちたものだろう。




それは崩壊しない内側からでた特質で



接するので



そうしたものがいいのかもしれない。



ひとをしんじる

2021-02-25 23:58:00 | 日記
ひとをしんじるのは

むずかしい。


ほんとうにむずかしい。


それでも


ぼくはしんじるほうを


なんどでも


いつでも


えらんでいたい。




しんずることこそ


あいすることだから。



あいすることをやめたら


ぼくがぼくでなくなるから。