きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

一流とは何か 考えさせる鮨職人

2018-10-31 05:28:31 | 日記
一流とはなにか?



ひとえに感じるのは謙虚である透明な空気がながれてる




一流のひとはいちばん謙虚なので周りの人をたてることができる



ばかりか周りの人を映えさせ



最善のものをひきだせるのだ。





昨日みた一流の鮨職人の流儀にわたしは酔いしれた。




偶然 嗅覚がある鮨屋をとらえたのだ。









































まず商売道具




こんなにネタを管理して豊富に揃えているのはみたことがない。














40年も鮨を握ってきたみせの主人





下積みのネットワークから仲買人から生産者の




どの時期のどのネタをいつ仕入れるか心得ている。



















仕事の集中と速さが優雅で踊るみたいで速い。





素材と鮨ネタに触れる時間を最短にしネタ自体を主役にする。










































ガリもガリの専門家が一番良いガリを作ってくれるのを




知っている。



だからしゃしゃりでないでまかす。













日高地方の昆布だけ食べて育った雲丹













まわりにまいてある海苔は有明海で一年に一度だけ



収穫する とび という海苔



なんとも鼻に豊かな海の香りがのこる



















襟裳岬の沖でとれたつぶ貝




これだけの大きなつぶ貝は地元でもなかなかとれない。











こちらが夢にみた鮭児



10,000尾の鮭に一匹だけとれる天然物だ。




なんとも至福な鼻の時間だ。



スモーキーな香りが最後にのこる。

























こちらは鮭児だけの出汁でとった澄まし汁



なんともつよいパンチがきいている。



つよい。



















こちらは大間の鮪だ。











わたしは一流ということにいたく感動した。




すべてに妥協の余地なく精通し



細部に命を与え



素材を、いかし



主役になろうとしない。

まるまってる せーなかにーもーらいーなきー

2018-10-30 07:02:55 | 日記






車で過ぎて嗅覚が動いた。



なんとも美味しそうなスープのかおり























きくとおばあちゃんは91歳





17のときの近くの農家にいるときからラーメンを





つくったさとあっさりこたえる。






気難しくもなく清々として70近い息子さんも優しい。






スープはおばあちゃんが考え




主人は北海道のほうれん草を具にラーメンにいれた。




主人は60歳で亡くなった。





おばあちゃんはその後も毎日ラーメンを昔の味で





つくりつづけた。












脊椎をいため



甲状腺をとり



脚がきかなくなったまま




水を運ぶおばあちゃんは芸術作品みたい。



うつくしい。










客に水を運ぶのもいのちがけ











水を机に置いたら戻ればいいのだ。













店内には客が忘れたものをビニール袋におばあちゃんが




つるしている。













気持ち良い風が店内には入ってくる。





20分くらいしてもラーメンがなかなかでてこない。























おばあちゃんだ!














まるまったせーなかにーラーメンだけを一心にみつめ





90歳のおばあちゃんがラーメンを運ぶ姿に




わたしはまるで世界が止まってしまった感覚に襲われた。














そのラーメンがこれだ!























なんとも複雑な美味しいあったたまるスープ




チャーシューがしくっと歯ごたえがあり















また持ってきた。















客も何十年も通ってきたのだろう。





おばあちゃんは身体が動かなくなれば店をたたむという。





息子さんがいるじゃないですか?




ときく。




あの子はラーメンを作るのはきらいじゃ。




とおばあちゃん




だから身体が動かなくなれば店をたたむと決意している。



































それでいいじゃないか。




そこまでは一生懸命生きたら。





元気でいるようおばあちゃんにいい。






おばあちゃんげんきでいてね。














まるまってる せーなかにー




もーらいーなきー




ぃ。











しばらく休止にいたします。

2018-10-05 01:25:29 | 日記
コミュニケーションをとらないまま



情報を一方的に不特定多数の知らない人に



発信するブログ



ちいさな個人局みたいな存在だ。



テレビは視聴者によって支えられるように




ブログは読者に支えられます。



ほとんどの読者は奇異な形をしたカメムシを見つけた




感じで時々覗きにくる感覚だろうと思います。



カサコソと日本のあちこちに現れて消えてゆくわたし



わたしはわたしの死に向かっている



ときどき黙って



ゆっくりと死にゆく自分と静かに向き合ってみたくなる



また閃いたり


止むに止まれぬ大和魂が騒げば



かいてみるかもしれないし



このまま静かに幕を引くかもしれません。



非公開希望のコメントは尊重しますし



個人メッセージも目は通します。



わたしは発信してきて



人の心に何を残せたのだろう。




わたしはわたしの死にひとりで向き合ってゆかないと



ゆけない。



生きるとは認めてもらうこと


人間関係を多くしてゆくこと



死ぬとは忘れてもらうこと


人間関係を少なくしてゆくことかもしれない。




その観点からしたら


死ぬほうに顔を向けているのがわかる。



世の中の多くの人は



楽しむことを忘れて生きているように感じられる。




わたしは静かにわたしに尋ねてみたい。




おまえのDNAはいったい何をしたいのか










わたしは池にどじょうをいれてみた。









丘から

2018-10-04 07:07:29 | 日記



















この向こうに見える景色















このお墓の下あたりのすべてが津波にうめつくされた。






おじいちゃんもおばあちゃんも町長さんも




皆流された。







































15800名亡くなり







7600名はまだ海に消えたままだ。