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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

ホントに支援すべきは?

2011年05月13日 | 時事
東京電力が被害者に対して賠償金を支払うことを支援する仕組みが決定しました。

不思議です。
まずは東京電力という会社を守ることから始めるということです。
確かに、賠償金支払いによって東京電力という会社が立ち行かなくなり、電力供給に支障が出ることはあってはなりません。
ただ、ここであってはならないのは、あくまでも電力供給への支障であって、東京電力という会社の存亡じゃないんです。

1週間ほど前に、ココで「東京電力が自助努力を最大限行うことが大前提です。一方でどこが悪いという議論に収斂するのではなく、国民全体で課題を受け止めて、復興に向けて負担を分かち合っていくことも考える必要があります。」と書きました。
今回の仕組みを見る限り、自助努力を最大限に行うことが前提になっているとはとても思えません。東京電力に融資している金融機関もリスクを負っていません。
それで国民全体で課題を受け止めて節電努力をしろ、負担を分かち合えでは、納得できるわけがありません。

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<原発賠償、電力10社が負担金拠出 東電支援枠組み決定>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年5月13日

 菅政権は13日、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償を支援する枠組みを関係閣僚会合で正式に決めた。東電の存続が前提で、債務超過にさせないことを明示。公的資金を投入して支援する一方、政府は東電の経営合理化を監督する。東電は政府の管理下で経営し、賠償を進めることになる。

 この枠組みでは金融機関の貸手責任が問われず、与野党に疑問の声がある。枝野幸男官房長官は13日の記者会見で、金融機関の債権放棄がなされない中での公的資金投入について「到底、国民の理解を得られない。金融機関にも当然協力いただけるものと思っている」と述べた。

 政府は、原子力災害の賠償を支援する組織として「機構」を新設する。機構設立の法案を国会に提出する予定だ。原発を持つ電力10社(日本原子力発電を含む)には、機構に負担金を拠出することを義務づける。今回の枠組みは、将来の原発事故にも対応できる制度とし、電力会社が資金を出しやすくした。

 政府は、必要なときだけ現金化できる「交付国債」を機構に交付するかたちで、公的資金を投入する。機構は東電に対し、賠償や設備投資などのために必要な資金を援助し、債務超過にさせない。援助に上限は設けず必要があれば何度も行う。

 機構は東電に対する金融機関の融資に債務保証をつけ、社債購入もできる。また、被害者の相談にも応じるほか、東電の資産を買い取ってリストラを支援する役割も持たせる。

 東電は政府の管理のもとで、保有する株式や不動産の売却など最大限の経営合理化と経費削減を行い、賠償資金を捻出する。

 東電が機構から支援を受けた資金は、電力の安定供給に支障がでないよう、設備投資資金を除いた毎年の事業収益の余裕分から長期間にわたって返していく。公的資金は機構を通じて東電が返済するので、国の財政負担は生じない。

 一方、原発の停止による火力発電所の燃料費の増加が、東電の電気料金を大幅に押し上げる可能性がある。政権は東電の合理化や経費節減の徹底が必要と判断。経営を監視するため、法律や会計の専門家らでつくる第三者委員会を新設する。

 東電を含む電力各社が機構に拠出する負担金分は、電気料金の値上げにつながる可能性があるが、政府は各社に合理化努力で吸収するよう促す。

 海江田万里経済産業相は閣議後の記者会見で「できるだけ電気料金への転嫁は少なくしたい。仕組みができあがってからも、第三者によるしっかりとした監視を行って、国民負担の極小化に努めたい」と述べた。

 また、枠組みの決定文書には「電力事業形態を含むエネルギー政策の見直しの検討を進め、改革を行う」と盛り込まれた。今後、電力自由化が再び議論される可能性が出てきた。
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ゆくモノ、くるモノ

2011年05月12日 | 戯言
このようなことはタバコに限らず、これから起きてくると思います。
恐らく売り上げの6割から7割は上位10ブランドくらいで稼いでいるのではないでしょうか。

根強いロイヤルカスタマーや、少数のお客様といえども大事にしなければいけません。
それでも、そのためのコストをどこまでかけるのが妥当なのか、結局売れ筋を買う大多数のお客様がそのコストを負担しているとすれば、果たして公正と言えるのかどうか。
震災による生産の制約がかかったことで、それまで考えても踏み切れなかったことに踏み出したとも言えます。

とはいえ、タバコが嫌いなオヤジでも懐かしいブランドが無くなることは一抹の寂しさを感じるのも否めません。

さて、消え行くモノガあれば新たに登場するモノもあります。

「次世代型」と大きく出ました。牛丼の5グラム、10グラムは果たして革新なのか?
そもそも我々は食べていてその違いを明確に感じるのでしょうか。
10グラムのご飯と5グラムの具。アリアリとイメージ出来る人ってどれくらいいるのでしょう。

ま、それぞれのお客様が選ぶことですから、オヤジが茶化したところでどうってことはないのですが、何しろ「次世代型」ですから。
「もしも牛丼がイノベーションを起こしたら・・・」

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<さらば「キャスター」「チェリー」など23銘柄>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年5月12日

 日本たばこ産業(JT)は12日、全96銘柄のうち「キャスター」「チェリー」など23銘柄を廃止すると発表した。

 東日本大震災で工場が被災しており、生産を効率化して安定した供給体制の復旧を急ぐ。

 JTは震災後の3月30日から4月10日まで全銘柄の出荷を止め、現在も出荷を主要25銘柄に絞っている。残る48銘柄の出荷は8月上旬までに順次、再開する。

 廃止する銘柄は、人気が落ちているもので、全体の販売量の3%程度となる。

 昨秋の値上げでたばこ離れが進んでおり、JTは、2011年度の国内出荷本数を1000億~1080億本と、前年度比20%前後減ると見込んでいる。不人気銘柄の廃止で、原材料の種類も減らせるという。
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<吉野家「次世代型牛丼」17日から本格実施>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年5月12日

 牛丼チェーン大手「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスは12日、吉野家の牛丼並盛りの具材の分量を戦後初めて変えると発表した。

 牛丼のご飯を従来の260グラムから250グラムに減らし、具は85グラムから90グラムに増やす。大盛りと特盛りの分量は変えない。

 ご飯の消費が減って肉類の消費が増えた現代人の食生活に合わせた「次世代型牛丼」と説明している。

 5月1日から順次導入しており、17日から本格実施する。
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節電ファシズム

2011年05月11日 | 戯言
どなたかが「節電ファシズム」とおしゃってましたが、言い得て妙です。

原発の問題で夏場の最需要期に向けての電力の供給バランスが崩れる危険性が指摘されて、マスコミも率先して節電への取り組み、工夫などを取り上げています。
世の中いたるところで節電オンパレード。今までがそもそも電気をむやみに使い過ぎていたなんて論調も出てます。
確かに庶民の小さな努力、塵も積もれば山となりますし、今、節電は大事です。

でも、テレビでタレントキャスターが賢しげに訴えるほど、どうも天邪鬼オヤジはその画面に向かって、テレビ局こそ節電したらと呟きます。
何しろ煌々とライトを付けてテレビカメラで映して、24時間電波を飛ばしているワケですから。
例えば、どうせ同じようなニュース流して、同じようなドラマやバラエティをやっているんだから、夏場に向けて1局ずつ1日ずつ交代で放送を休んだらどうでしょう。節電効果は絶大だと思いますけど。
結局、マスコミは相変わらず自分達は絶対正義の立場を貫きながら、自らは何も変わろうとしないんです。

我慢が美徳という広報する一方で特別扱いを当然のように享受しようとする一部の輩。
ちょっと、第2次大戦中の「欲しがりません勝つまでは」と似てませんかね。

さて、以前700人もいる国会議員は何やっているの?なんて書きましたが、今更ながら視察と称して役にも立たないくせに乗り込む連中が数多く出てきているようです。
現地に負担をかけさせないことに最も気を配った天皇皇后両陛下を見習えと言いたいですね。

あなたたちは被災地を視察して、被災地のために何をするつもりなの?
一番の貢献は、議員の定数を進んで減らし、自らも議員を辞めてその歳費を被災地のために使ってくれと言うことだと思いますよ。
特に今更乗り込んだあげく、被災地の受け入れにあれこれ注文付けている議員先生なんてのはアウトです。

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<国会議員の被災地視察ラッシュ、地元から不満も>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年5月11日

 東日本大震災の被災地を国会議員が相次いで視察に訪れていることに対し、地元から、対応に追われることへの困惑や、国会議員に対する陳情の効果に疑問の声が漏れている。

 国会では11日に被災地を訪れた衆院の3委員会を含め、これまでに衆院6、参院3の計9委員会が視察を行っており、今後も衆院予算委など3委員会が予定を組んでいる。個人単位でも多くの議員が被災地入りしている。

 この「視察ラッシュ」に対し、宮城県の畠山和純県議会議長は6日、仙台市を訪ねた横路衆院議長に「国会議員は超党派でまとまって来るよう配慮を」と要請。被災自治体からは「大勢視察に来て要請を聞いてくれるが、その後、各省庁の担当者に確認すると全く進んでいない事例が多い」(岩手県幹部)と不満も出ている。
コメント (2)
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エサの価格競争

2011年05月10日 | 戯言
生モノで安全や衛生の管理に手間のかかるはずのユッケが、そもそも280円で提供できるわけがないと言われています。
でも、事件になる前まではユッケが280円で提供できることが価値として受け止められ、さすがと評価されていたことも事実です。
安さには良くも悪くも故があることが、今回いろいろと見えてきています。

生モノではありませんが、牛丼240円もオヤジには安過ぎると感じています。
タレで煮込んだコマ切れ肉と玉ねぎをぶっかける丼物だけに、ユッケ以上に安さを実現する故が良くも悪くも気になります。
これだけ価格競争が激しくなるのは、お客様に味とか接客ではなく、ヒトのエサとしてコストパフォーマンスが最も求められているからなのでしょうか。
そうだとすれば、折角の伝統的な日本の庶民料理が泣きます。あまりに寂しい業界です。

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<すき家と松屋、牛丼値下げ 吉野家まじえバトル再燃> 
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年5月10日

 外食大手のゼンショーは10日、展開する牛丼チェーン「すき家」で牛丼並盛り(定価280円)を30円値下げする「初夏の250円セール」を16日から22日までの期間限定で実施すると発表した。全国の1588店(10日現在)が対象。

 「松屋」を運営する松屋フーズと「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスも同日、牛丼の値下げを発表。松屋は3社で最も長い8日間(16日~23日)にわたり、牛めし並盛り(定価320円)を240円の「業界最安値」で販売する。

 吉野家は東日本地域限定で17日から23日まで、通常380円の牛丼並盛りを270円で販売する。新潟、群馬、山梨、埼玉、神奈川以東の約500店舗が対象。

 東日本大震災による被災で牛丼3社は営業休止や開店時間の短縮を余儀なくされていたが、現在は大半の店舗で通常営業に戻っている。復旧が進んだことで、激烈な値下げ競争が再燃した格好だ。

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暑かった(汗)

2011年05月09日 | 私事
天気予報では福岡の最高気温が29度だったのですが、衣替えにはちょいと面倒臭くて冬物のスーツを着て出かけたのが大失敗でした。
暑いのなんのって・・・。(汗)
帰宅して、まず扇風機を出しました。
この季節は気温の変化も大きくて、服の選択が面倒です。
明日も予想最高気温は今日と同じ。しかも、天気が下り坂なので蒸し暑そうです。
素直に夏物を出して着ていこうと思います。

さて、連休最後に読んだ「八日目の蝉」の著者である角田光代さんが今朝の「めざましテレビ」に出ていました。
旬と言えば旬ですね。
「母性」とは何か?というテーマ。世の中の当たり前に対して本当にそうなのか?という姿勢。
私生活ぶりの紹介は余興として、オヤジにとっても良いタイミングでした。
・・・と、こんな記事が出てましたよ。やはり旬の作家です。

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<伊藤整文学賞に角田光代さんと宮内勝典さん>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年5月9日

 第22回伊藤整文学賞(伊藤整文学賞の会ほか主催)の選考会が9日、東京都内で開かれた。小説部門は角田光代さんの「ツリーハウス」(文芸春秋)と、宮内勝典さんの「魔王の愛」(新潮社)が選ばれた。選考委員の松山巌さんは「作風は違うが、2作とも熱のある作品だ」と話した。評論部門は受賞作がなかった。副賞50万円。贈呈式は6月17日午後5時から、北海道小樽市の小樽商科大学で開かれる。

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大型連休最終日

2011年05月08日 | 私事
大型連休の最終日の午後、オーケストラは本番指揮者の練習でした。
とはいえ、ヴァイオリンの参加者はちょいと寂しかったです。
まあ、ゴールデンウィークですからいろいろと用事があるのでしょう。
先週の練習を休んでいるオヤジも偉そうなことは言えません。

日曜日の午後、4時間半ほどみっちりとブラームスとベートーヴェンを練習しました。
練習で何度同じ場所を弾いていても飽きずに新しい発見があるところが、さすがブラームスにベートーヴェンの名曲です。
ま、飽きるなんて僭越で、これだという演奏レベルになかなか到達しないというのが現実です。

昨日も触れましたが大相撲が始まりました。
テレビ中継はしないけれど、スポーツニュースでは取り上げてました。
しかし、国技館に入る前に携帯電話を預けている光景は、なんとも珍妙に感じました。
国技館内にも監視カメラに監査委員、そこまでしなければガチンコ勝負できないんでしょうか。
やっぱりプロスポーツではない神事興行ということで割り切った方が良いと思いますけど。

大型連休最終日と言えば、大型連休初日に本拠地仙台で歴史的な勝利を上げた東北楽天ですが、どうも連休中に打線が湿って連休後半は連敗で借金生活です。
誰かのために戦うことは強い、その強さがホンモノだというところ、今一度奮起して見せて欲しいものです。
ベガルタ仙台も引き分けて、とりあえず首位から3位へ一歩後退ですが、野球もサッカーもまだまだ序盤戦、勝負はこれからです。
ガンバレ東北っ!


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大型連休もあと2日

2011年05月07日 | 戯言
ゴールデンウィークの大型連休もあと2日。
今日は、ちょっとお疲れモードで部屋でグダグダと過ごしました。
時々、何にもせずにボーっとしていたい日があるんです。

で、徒然なるままに。

浜岡原発の停止要請で火力発電を増強するそうです。
地球温暖化の問題はどこにいったんでしょう。
次元の違う問題かもしれませんが、一つの決定の背景と考えられる影響などの説明がスッポリと抜けている感じです。
政治家はそんな程度の意思決定で務まるのでしょうか?

大相撲が明日から技能検定場所を行うんですね。
相撲ファンには気がかりだったのでしょうが、もうあってもなくても気にならなくなりました。
神事興行なのかスポーツなのか、プロスポーツなのだとしたら、これからがちょいと厳しいですね。

震災対応で迅速な対応をしたサッカー界の評価が高まり、球団エゴがぶつかってゴタゴタしたプロ野球が評価を下げているそうです。
そりゃ、プロ野球を見てきてその課題を解決すべく組織を作った面もありますから、地域との密着やリーグ全体での統一感はアドバンテージがあるでしょう。
それよりもそのサッカーを見て我が振りを見直し切れていないプロ野球にもう一歩奮起して欲しいものです。
なんだかんだ、歴史の積み重ねからも底辺の広がりからもまだ日本は野球です。

野球といえば、東京六大学で立教が久々に元気です。
オヤジの父親の母校。父親の時代はまさに長島、杉浦などの黄金時代と少し重なっています。
子供の頃から、立教の校歌や応援歌(英語ですぜ)は耳慣れたものでした。
我が母校も一つ黒星をつけられていますが、おかげ様で首位を独走中。
次にご縁のある立教もAクラス目指して頑張って欲しいものです。

キャンディーズのベストコレクションCDを聴きながら・・・
早過ぎる死ということでは、プロゴルファーのセベ・バレステロスの訃報に驚きました。
まだまだ若い。これからシニアになっても大いに活躍しただろうに、残念です。ご冥福をお祈りします。合掌。
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今年は屋外ビアガーデンで

2011年05月06日 | 仕事
連休の谷間の出勤日でした。

出勤している人は結構いましたが、電話も少なく、何となくノンビリした雰囲気が漂ってました。
震災とそれに伴う出荷調整の影響、そして自粛ムードの中での飲酒量の低下など、3月下旬から4月中旬までかなり厳しい状況が続いていましたが、4月下旬に主力商品については通常出荷に戻すことが出来て、この連休もまずまずのお天気の中、得意先様によってバラツキはありますが販売状況はまずまずのようです。

これから夏の最盛期に向けて取り返していかなければなりません。
東北のお酒を応援することも大事ですが、やはり自分の足許を固めないと、会社も決して楽ではありませんから。

今年は節電意識も高まっています。
是非、屋外ビアガーデンで汗をかきかき、美味しいビールとウチワで涼をとりながら、伝統的な「日本の夏」を味わいたいものだと思います。

福岡のビアガーデンのオープンも間もなくです。

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<キリンHD、震災の特損計上で2年ぶり最終赤字に 1~3月期>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年5月6日

 キリンホールディングス(HD)が6日発表した2011年1~3月期連結決算は、売上高は前年同期比10.4%増の4889億円、経常利益は42.3%増の293億円で、1~3月期としてはともに過去最高だった。ただ、東日本大震災に伴う特別損失を51億円計上。法人税の大幅増もあり、最終損益は前年同期の61億円の黒字から21億円の赤字となり、1~3月期としては2年ぶりの赤字となった。

 震災被害の企業別内訳はキリンビールが42億円、キリンビバレッジが5億円など。製品や原材料の荷崩れなど棚卸資産の被害が21億円、すでにテレビコマーシャル(CM)費用の支払いを終えていたにもかかわらず、ACジャパン(旧公共広告機構)のCMに切り替え、広告宣伝ができなかった影響が20億円だった。

 地震で貯蔵タンク4基が倒壊し、現在も操業停止中のキリンビールの仙台工場(仙台市宮城野区)の生産設備の被害については「停電中で被害の詳細が把握し切れていない」(IR室山本冠主務)として、計上していない。
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街の光景が変わる?

2011年05月05日 | 時事
記事にもありますが、何気なく街の光景が一変するでしょうね。
やっぱりイエローキャブといえば、大型セダンのイメージでしたから。

それにしても大型の商談成立です。
担当者あるいは担当チームでしょうか、会社からタンマリと成功報酬がもらえるのでしょうかね。。。
羨ましいなぁ・・・

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<NYのイエローキャブ、日産独占へ 2013年から登場>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年5月4日

 ニューヨーク市は4日、「イエローキャブ」の愛称で親しまれているタクシーを、日産のミニバン「NV200」に統一すると発表した。これまでは9社16車種あったが、一車種にし、ニューヨーク仕様の設計で発注する。日産車は、将来的に電気自動車に衣替えできるのが評価された模様で、800億円近い商談になるとも指摘されている。

 現在、市内にある約1万3千台のうち、米国フォード社の大型セダン「クラウン・ビクトリア」が最も多く走っているが、今年限りで生産中止になる。このため、市は各メーカーに呼びかけて新車を公募。7件の応募のうち、日産のほか、フォードとトルコのカルサンが残っていた。

 新車は2013年から市内に登場する。5年かけて既存の車をすべて買い替えて、少なくとも10年は新車種が独占する計画で、市内の風景が一変する。(ニューヨーク=田中光)
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絶対とは・・・

2011年05月04日 | 時事
被災地の方々が東京電力に対して怒りをぶつけるのはもっともだと思います。

でも・・・
マスコミも含めた世論として、東京電力を悪者にして全ての責任を負わせることで問題は本当に解決するのでしょうか。

「絶対安全と言ったじゃないか。」と被災者としては言いたくなるのは当然です。
これが世論として正論になってしまうと、今後誰も「絶対」という言葉は使わなくなるでしょう。
東京電力が言う「想定外」が言い訳になるなら、釜石や田老の大堤防崩壊も行政の責任が問われるのではないでしょうか。

確かに東京電力の対応は問題だらけです。
彼らも「まさか・・・」から入ってしまった、これが最大の過失だと思います。
一方でそれだけ人間の想定を超えた自然現象だったことは、被災状況全体を見れば明らかです。

それでも原発は絶対安全でなければなりません。
では、水力発電所のダムはどうでしょうか?
もし地震でダムが崩壊して鉄砲水で多くの犠牲者が出ていたら、火力発電所が地震で大火災を起こし多くの犠牲者が出ていたら。

仮定の話は意味がないかもしれませんが、問題の本質が曖昧にならないためにも「絶対」に関して冷静な議論は必要だと思います。
東京電力が自助努力を最大限行うことが大前提です。
一方でどこが悪いという議論に収斂するのではなく、国民全体で課題を受け止めて、復興に向けて負担を分かち合っていくことも考える必要があります。
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阪急電車

2011年05月03日 | 私事
ちょっと調べてみて偶然に驚きました。
原作を読了したのが今からちょうど3年前、2008年の5月3日だったのです。

映画館が沿線だからでしょうか、映画はゴールデンウィーク公開の諸作品の中でもダントツの人気。
前日では昼間の部が全て満席で、今日も一昨日予約をして席を確保しました。勿論、満席でした。

オヤジには何かと縁のある沿線の物語。
今から3年前、遠く離れた札幌の本屋さんでたまたま目に止まり、里ごころから思わず手が伸びたことを思い出します。

原作からちょいと映画用の脚色がありますが、評判通り原作の魅力を損なわない作品になっていると感じました。
素直に良かったですよ。


映画 阪急電車 予告
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播州赤穂と・・・

2011年05月02日 | 私事
播州赤穂に行ってきました。


日帰りで限られた時間ではありましたが、赤穂城址、討入そば、塩味饅頭、赤穂御崎、赤穂温泉での入浴と駆け足で堪能してきました。



連休の谷間、目論見通りに道路は平常並みの交通量でしたが、とにかく朝から黄砂が凄かった。。。
景色は全て黄色く霞んでしまい、瀬戸内海の絶景を拝むことはできなかったのが心残りです。トホホ・・・

そんな間に号外まで出ていたんですね。
夜のニュースを見てビックリ。
自宅のすぐ近くにアメリカ外務省の施設があり、9.11以降ずっと警察の立ち番が張り付いていましたが、夕方には心なしか増員されたような感じがします。

勿論、背負った罪は本人の命とは比べ物にならないほど大きいのですが、「殺害」という文字と、それが当たり前のように正当化された論調に、素朴な疑問を抱かずにはおれません。
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安易な安さへの警鐘

2011年05月01日 | 時事
今日はメーデーです。
労使対立の構図では単純に語れない世の流れで、どんどん大型連休に埋没している印象です。
報道もイマイチ目立たないところです。

気になったのはむしろこちら。
焼肉屋がこの程度の安全意識と肉の知識ということにゾッとしました。

オヤジもユッケや肝刺しなどナマものが大好物ですが、肉のプロである店を信用しているからこそ食べられるのです。

ナマものを出す店側も、心あるところは安心して出せる時だけ提供したり、お客様に提供する時も「生ものなのでお早めにお召し上がりください。」といった心配りは忘れません。
安全にはそれなりのコストがかかって当たり前だと思います。その上で企業努力によるリーズナブルさなら価値がありますが、それこそ、安ければ良い・・・だけでは道を誤ります。

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<アルコール殺菌で大丈夫と思った…焼き肉店側>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年5月1日

「生食用ではないことを把握していたが、アルコール殺菌すれば安全だと思った」――。

 富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で生肉のユッケを食べた高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染、死亡した集団食中毒。同チェーンを運営するフーズ・フォーラス社(金沢市)は30日の本紙の取材に、提供したユッケが厚生労働省が定めた生食用の基準を満たしていないことを認めた。

 福井市内の同チェーン店で食事をした未就学の男児が死亡し、福井県が関連を調べているほか、新たに高岡市の同チェーン店でも7人が発症、うち3人が重症となったことが判明。県内の累計患者数は38人、累計重症患者数は15人に上り、感染被害が広がっている。

 厚労省の生食用の肉に関する基準は、生レバーによる食中毒の多発を受けて、1998年に制定。決められた場所と手順で牛などを解体するほか、販売する際は「生食用」と明記する必要がある。ただ、基準には強制力や罰則規定が無く、「あくまでも指導指針」(富山県)という位置づけで、順守するかは業者の姿勢に委ねられている。

 同社に肉を卸販売している東京都板橋区の食肉販売業者によると、通常の食肉加工場から仕入れた肉を500~600グラムごとに切り分け、表面などをアルコール殺菌したあと、真空パックに入れて同チェーン各店に卸している。業者幹部は「あくまでも一般的な加工で、生食用ではない」とし、「殺菌処理はしているが、完全に無菌にすることは不可能」としている。

 同社によると、死亡した男児が食べたユッケは、同業者から砺波店に16日か19日に届いた真空パック入りの生肉。冷蔵庫で保存した後、21日にユッケの形に切り分け、20日に調理加工した分と合わせて客に提供。男児がこれを食べた。

 同社商品部は「販売業者がアルコール殺菌した上で管理しており、生で食べても大丈夫だという認識だった」としている。

 焼肉酒家えびすは97年にオープン。翌年に法人化すると、12年間で20店舗まで拡大した。急成長した理由の一つが100円メニューなど価格の安さで、今回、問題となったユッケの価格は280円。同社ホームページでは、「2人に1人がリクエストを頂く商品です」と記載されている。
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