ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

一見さんお断り?

2020年04月03日 | 仕事
オヤジは新卒から34年間、おかげ様で社名を名乗れば誰でも知っている会社に御縁をいただいていました。
大衆商品と言われるカテゴリの商品を製造販売する企業でしたから、誰でもがお客様の可能性があり、問い合わせの対応にも気を遣うのが当たり前だと思っていました。

今は業界的にも全く違う、社名を名乗っても誰も知らない会社に御縁をいただいています。
なにしろ会社自体が今年の1月に出来たばかりですから。
社名を名乗ると違う業態の違う企業のことを思い浮かべる人が圧倒的です。

そんな会社を名乗るオヤジが、自社工場にとある機械を導入したいがために、ネットで調べて目星をつけたメーカーにメールを送ったのは今週の始めでした。
丸2日待ちましたが、登録したメールアドレスにも電話番号にも何もレスポンスが無かったので、昨日そのメーカーがHPでお気軽にお問い合わせくださいと案内していたフリーダイヤルに電話をしました。

出られた方から発せられたのは、「アンタは何者だ?」という不信の塊のような気配。
HP上のフォーマットに従ってオヤジが送ったメールを探し出すのに、こちらから機械的に返信のあった受付番号を言わなければ見つけ出せない状態でした。
要するにこの2日間はメールを読んでもいなかったってこと。いやいや、そもそも問い合わせメールなんてものが来ることを想定していない印象でした。

で、言われたのは「当社はお客様に直接売ることができないので、機械商社を通してください」との冷たいお言葉。
だったら兵庫県の会社なんですけど、何処に問い合わせたらいいですかと謙虚にお尋ねしたら、電話を切って程無くメールが送られてきました。

結果ですが、まず送られてきた社名が間違ってました。まあ名の通った会社の子会社だろうとすぐ推測がついたので、その社名間違い自体すぐ判りましたけど。
おまけに連絡先はその会社の代表電話の番号だけ。
どの部署の誰それがその会社の担当者なのか教えてもらえると思っていたオヤジが甘かった・・・
オヤジの常識は非常識なのか・・・もはや重ねて電話をする気も起きません。
同じメーカーながら、オヤジの古巣とのこの違い・・・勉強になりました。
きっと一言さんお断りの誇り高い左団扇の会社なんでしょう。

で、今朝、紹介された機械商社の代表電話に問い合わせました。
またまた、「はっ?!何処に何の電話をかけてるの?」的空気満載の応対でした。
2人目に出た男性社員が、「こちらは代表電話で総務部なので、解りかねます。恐らく××の部署かと思いますので、そちらにお問い合わせください。電話番号は・・・」って、社内で電話を転送してくれるのではないのかい?
代表電話という名の単なる総務部直通番号でした。(笑)

さて、2社のおかげでタフになったオヤジは忍耐強く、総務部が教えてくれた担当部署かもしれない部署の直通電話番号に問い合わせました。
こちらも2人目に営業の方が出られて、とにもかくにも問い合わせ内容を聞いていただき、見積もりはいただけました。
但し、応対してくれた営業の方も、誇り高い左団扇の機械メーカーの関西窓口という認識は持ってませんでした・・・

ちなみに見積もりはすぐに戴けたのですが、折り返しその機械について何点か確認したくて返信したメールの質問への答えは直ぐには戴けてません。
一応、50万円を超える買い物ですから、オヤジの感覚からすると詳細確認するのは当たり前だと思うのですが、見積書に「詳細は添付カタログを参照ください」とHP上にあるオヤジも既に持っているカタログが見積書に添付されてました・・・って、質問不可ってことかい?

さて、カタログで概要を見る限り当社のニーズにかなり近い機械なので、確認点さえ明確になれば見積り価格で素直に買おうと思っているのですが、昨日今日での印象はメーカーにも販売を担当しているはずの機械商社にも「売りたい」という空気が全く感じられないことに驚いています。
翻って当社はとにもかくにも「売りたい」気持ち満載ながら、知名度や諸々の取り巻く状況の中で売ることに四苦八苦してますけど、この2社を羨ましいとはとても思えません。
ま、ホント、日々良い勉強させてもらってますわ。(笑)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1回お休み | トップ | 桜の季節 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事