ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

3対56

2024年06月20日 | 時事
(ヤフーニュース配信TBS NEWS DIG2024年6月20日付「東京都知事選挙 立候補者は56人で確定 前回の22人を大幅に上回る過去最多 掲示板の枠を増設」)
(ヤフーニュース配信南日本新聞社2024年6月20日付「鹿児島県知事選は3人の争い 現職と2新人が立候補、投開票は7月7日」)
たまたま同じ告示日、そして同じ投票日ですが、マスメディアの扱い方も注目度も大きく違って、全国レベルの話題性では鹿児島の方は東京に埋もれてしまっている印象です。

候補者数が片や3名、方や56名。
候補者の適正数なんてものはありませんし、注目度が違うと言えばその通りかもしれませんが、都知事選はそれがために本来の目的から逸脱して都知事を目指す場ではなく、単なる売名行為の場になってしまいました。
ポスター掲示板の使い方、確かに法律違反ではないでしょうけど、これぞ政治屋以前に見識の問題。
知事になるつもりがない人が選挙に立候補し、選挙に関係ない人が選挙目的以外でポスターを掲示板に貼るって、どんな理屈を立てても「恥を知れ」ってことでしょう。


こういう輩が闊歩することを許した責任から有権者自身は逃れられないと思います。
「誰が知事をやっても同じ」
雨後の筍のごとく乱立する56名の誰が知事になっても同じと本気で思えるのでしょうか。

先日も呟きましたが、今回は特に都民の見識が問われる知事選ではと感じます。
前回の投票率が55%です。
かつては45%を切ることもあったようですが、都知事選の歴史を見る限り凡そ50%は超えています。
これだけ注目を浴びて50名以上が立候補した中で有権者としてどう行動するか。

鹿児島県の有権者数は約131万人、方や東京都の有権者数は約1153万人。
有権者数が10倍まで違わないところで候補者数は18倍以上です。
それだけに「誰が知事をやっても同じ」という感覚は捨てた方が良いのでは・・・と思います。
1票の重みは候補者が乱立するほど、貴重で意義深いと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々の窓側の席 | トップ | 警察小説の読み過ぎ? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事