新幹線は止まっても、高校野球は止まらない。

昔、いっしょに働いていたメンバーが出張で福岡に来ていたので、夕方博多駅前で一献傾け旧交を温めていました。

関西の自宅に帰るメンバーを送りに新幹線の改札に行ったところ、「京阪神地区での緊急地震速報で列車が遅れる可能性があります。」との表示が出ているのを見て、「えっ？」

会社のシステムで震度５以上の地震が起こると安否確認メールが送られてきますが、そんなメールは来ていない。
お互い自宅からの連絡も無いし、地震があったとしても大したことはないとメンバーを改札で見送り、部屋に戻ってテレビを付けて見れば誤報とのこと。

なんだ・・・ではありません。
やっぱり誤報で良かったです。
続くと狼少年になってしまいがちですが、情報を軽視して痛い目にあったのが先の東日本大震災では無かったのではないでしょうか。

地震速報で新幹線は一旦運転を見合わせたのに、何故甲子園の高校野球は続けられたのか？
もしホントに地震が起きていたらと思うとゾっとします。
部員の不祥事には敏感に反応する高野連ですが、地震情報には鈍感なのでしょうか。

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＜「緊急地震速報」も揺れなし　気象庁「震度予測、過大だった」＞
産経新聞　http://sankei.jp.msn.com/　2013年8月8日

　気象庁は８日夕、奈良県と大阪府で震度６弱から７程度の揺れを予想し、関東甲信から九州までの広い範囲に緊急地震速報を発表したが、震度１以上の体に感じる揺れを観測した場所はなかった。誤報とみられる。

　気象庁は午後４時５６分、マグニチュード（Ｍ）は最大７．８と予想して速報を発表。実際に同時刻ごろに起きた地震の震源地は和歌山県北部で、Ｍは２．３だった。同庁は「震度の予測が過大だった」と説明。詳しい原因を調べている。

　ＪＲ東海によると、緊急地震速報に伴い、東海道新幹線小田原－新大阪間で午後５時９分まで運転を見合わせた。

　緊急地震速報は、最大震度５弱以上の恐れがある場合、震度４が予想される地域を含め発表する。