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"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

配属丸3年…

2010-06-15 21:30:59 | Weblog
気付いてみれば。
長かったような、早かったような...
折角の機会なので、ちょっと振り返ってみようと思います。

何はともかく、3年目の1年はしんどかったな…。
原価管理Gに業務応援に行った間の業務の修復に追われたり、後輩の指導をやったりという要素もあったけれど、今思えば「3年目のジンクス」に嵌ったかな…って感じでした。

主にスポーツや芸能の世界で言われるのが「2年目のジンクス」。説明不要かもしれませんが、1年目に活躍した選手が2年目にスランプに陥りやすいというもので、要因は1年目にあった勢いと目新しさが相手チームの研究等によって抑えられるため…と言われています。

自分にこれを当てはめる前にまず持論ですが、仕事の価値は「ルール認知×オリジナリティの総和」と考えます。"ルール"というのは規定のような体系化されたものも、相手の状況や立場、現代風に言う"空気を読む"という抽象的なものも合わせてです。一方のオリジナリティは"強み"とか"スタイル"という具合です。

で、その上で自分に当てはめると、
・2年目まで →オリジナリティだけである程度突破できる
・3年目以降 →ルールの部分の比重が重くなる(周囲からもそれを期待される)
…という状況だった気がします。具体的には、2年目までは少々の失敗に対して周りも寛容で、悪くても怒鳴られる程度でしたが、3年目にやった際は呆れられるのです。これは"ルール"の部分を適当にやっていると信頼を失うな…という感じでした。

加えて、直接の後輩ができたことで無意識のうちに益々"失敗できない"と錯覚してつまらないことで一喜一憂し、周りからの信頼を挽回するために、或いは"自分のキャパシティは限界です"ということをアピールする自衛手段として、夜遅くまで残ったり徹夜したりしてたんだな…って思います。完全に負のスパイラルでしたね…
「2年目のジンクス」でいう"周囲のマーク"の部分を、"ルール認知をした上での業務遂行を期待されること"と読み替えれば趣は似ていると思い、「3年目のジンクス」という言葉を使いました。
先日古本屋で立ち読みしたビールの営業マンを主人公にしたコミック『営業の牧田です』(かわすみひろし著)にあった、「営業がスマイルだけでビールを売れるのは2年目か3年目までだぞ」というセリフがやたらしっくりきました。


何はともあれ…今だから言えることですが、良い経験でした。
奇をてらった一発の成功で賞賛されること以上に基本に忠実になりながら信頼を得ていく方が大切ってことを身を以って知れたし、地道に頑張っていれば(全員が評価してくれなくても)見ていてくれる人がいることも分かったし...
まだまだ"ルール"の部分は足りていないから、焦らずに「ルール認知×オリジナリティの総和」の積を少しずつ増やしていこうと思います。


そして…
まだ非公式ですが、異動の話が来ています。
今日の取締役会で決定したはずなので、近々お伝えできると思います。


今日の1曲:「いつまでも変わらぬ愛を」(織田哲郎)
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