Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

5年目。

2011-04-03 21:23:23 | アイディア・抱負
…毎度のことだけど、早いな。。
大学在学と同じ期間の社会人生活を過ごしてしまいました。
"若手"から"中堅"へ…少しは成長できてるかな...?


前回投稿したのは震災前でした。
「日記が更新されてないのは被災したから!?」なんてメールを頂いてしまいましたが、
幸い自分と身の回りは無事です。
不要な心配をおかけしてすいませんでした…

阪神大震災の直後、当時小4だった僕は、現地での仕事があった父親に被災地に連れて行ってもらいました。
その時の感想は一言では表せませんが、
テントや仮設住宅で大変そうながらも一生懸命明るく振舞っていらっしゃる被災者の方や、ボランティアの方々を見て
子供ながらに「こういう方々の力になれる大人になりたい」って思いました。

新潟中越地震は大学4年の秋でした。
地震直後が学祭期間だったこともあり、この時はボランティアに参加してきました。
被災した養護施設から家具を運び出す…ということしか力になれなかったけれど、
現地の方々からお礼を言ってもらえたこと、その後時折自宅に届いた「お陰様で十日町市は復興に向けて頑張っています」
のような手紙を見て、「やっぱりそういう仕事をしたい」って確信しました。

しかし実際に社会人になって迎えた今回の東日本大震災…
…全く何も力になれませんでした。
社会人として直接現地の方々の力になれる仕事に従事するには、自分の身も危険に晒す覚悟がなければ務まらない。
恐らく無意識では気付いていた、(Mr.Childrenの『Hero』の歌詞ではないけれど)"僕自身にはその覚悟が無い"ということを
露呈してしまったことで、もの凄くもどかしい思いでした。


そんな矢先に飛び込んできた"神奈川団体・学生・職域中止"の連絡。
数日前に期末が終わって決起集会を開き、「さぁこれから!」と意気込んでいた中高の後輩たちから来た
"部活も無くなってしまいました"とか"実家に戻ることになってしまいました"という悲しいメールを見て居ても立ってもいられず、
急遽平日夜に送別会を開き、卒業DVDを製作する…なんてことをやってました。

彼らも僕同様に被災者ではありません。
でも、それぞれ"高校の引退試合"だったり"今のメンバーで取れる最後の団体戦"という大切な思い出を失った
被害者ではあると思うのです。
被災者の方々に何もできなかったから、せめて被害者の彼らに…という思いだけ。

彼らや、快く参加・協力してくださった皆さんに
届いたら嬉しいです。



社会人として4年間を経て、残念ながら多くの人の役に立てるような人間にはなれていないけれど、
せめて身の回りの方々には「こいつと知り合いになれてよかった」と思ってもらえるような人間でいたい。
日々の多忙の中でも"本当に大切にしたいもの"を見失わないように…
何だか漠然としているけれど、そんなことを考えていた3月下旬でした。。


今日の1曲:「愛の詩」(TUBE)
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