明けましておめでとうございます。
本年もどうか、よろしくお願いいたします。
さてさて。
予告どおり行ってきました。
「現地集合の家族旅行 ~ナポリで年越しスパゲティを食べる会~」
両親以外はみんなバラバラのルートでナポリ入りし、
大晦日の夜に僕が合流して全員が揃う…という前代未聞のプラン。
しかも僕は携帯なし。連絡手段はフリーエリアでのi Padのみ。
僕は、12/28の仕事納めの夜の便で成田を発ち、年内をクロアチアで過ごし、みんなと合流というスケジュール。
結論から言えば、予定通りに合流し、
12年ぶりの家族旅行は成立しました(笑)
細かい話は書ききれないので割愛し、今回の衝撃エピソードを箇条書きで紹介します。
①搭乗券無しで空港突破
大晦日はクロアチアのスプリットから、空路でローマを経由してナポリに入ろうと画策していた僕。
ローマでのトランジット時間は50分と、端から余裕の無いスケジュールでした。
しかし運の悪いことに、スプリット~ナポリ便が遅れ、正味のトランジット時間は約20分に。。
更にクロアチアはEU国ではないので、チケット発券⇒手荷物検査⇒入国審査⇒出国手続きと、行程が多いという悪条件。
一応、事前に鉄道を使って陸路で向かうルートも練ってあり、最悪それでも良かったのですが、
お金は払ってしまったし早く行きたいのでできれば飛行機に乗りたい…
そこで、一か八かで「チケット発券」行程を省略する方法を考案。
具体的には、i PadにWEB予約画面を出し、ひたすらそれを見せて
「チケット持ってないけれど予約してるからこれで乗せてください!」と頼むという荒業。
他の客がチケット発券に並んでいる間に、(少なくとも共通の入国審査までは)先の行程へ一番乗りし、
同時に待ち時間も省略する作戦。
手荷物検査 :居合わせた方々で相談し、「OK! Hurry up!!」 ⇒突破
入国審査 :受付のおばちゃん大爆笑。「こんなことしたのはアンタが初めてだよ!」。 ⇒突破
出国手続き :「席は決めなきゃマズい。。ちょっと待って」…そこにあった臨時発券機(?)で発券 ⇒ゴール!!
…歴代の旅行の中でも、我ながらベスト3に入る強運エピソード。
そんな感じで間に合ったローマ~ナポリ便から見たローマの夜景は格別でした。。
②ナポリの年明けセレモニー
「死者が出ることもある」というほど激しい…というか世界で一番過激と言われているナポリの年越し。
それを目の当たりにしてきました。
王宮前の広場で野外年越しライヴが開かれ、始まるカウントダウン。
「ゼロ!」と共に、スパークリングワインをぶちまけるヤツもいれば、
10mくらいの高さで半径5mの花を咲かせるロケット花火打ち上げるヤツも、爆竹投げてくるヤツも…
子連れも多数それに参加。
路地に入れば、道路を挟んだビルの4階同士で花火打ち合ってたり、
上から爆竹投下してくる輩がいたり…
「大掃除兼ねて、椅子とか落としてくるヤツもいるよ~」というのはかつてイタリアに駐在されていた上司の話。
その現場は目撃しなかったけれど、マジでテレビとか落ちてました。。
…いや~、予想を裏切らないハチャメチャっぷりでした(笑)
あまり行くことはおススメしません!
③迷宮ローマ
帰りはナポリから陸路でローマへ行き、ローマから飛行機。
ローマ発が15時代と少し時間があったので、両親の薦めもありローマを見物することに。
ただし、当初の計画には入れていなかったので、下調べもせず、ガイドブックも持たずにローマ駅へ降り立つ。
ツーリストインフォメーションすら謎だったので、とりあえず駅で地図を買い、目的地を決める。
ローマに何があったか…すら怪しく、特に何も思いつかなかったので、地図上で一番大きな広場を目指して地下鉄で向かう。
で、そこに近付くと一番手前にある博物館に対して目測1,000人以上の長蛇の列。
とりあえず博物館に入らなくても、広場に出れば何かあるだろう! と外壁を回り込み、広場を目指す。
これが思った以上に広く、歩くこと15分。ようやく広場に。。
その広場には高さ20m以上と思われる柱で支えられた神殿があり、なかなか圧巻。
「人も多いし、ここがローマの中心スポットなのかな。我ながら素晴らしい嗅覚!」
なんて良い気分で歩いていると、広場の端に郵便局が。
何気なく看板を見てみたら…
『バチカン郵便局』
…!?
ローマじゃなくてバチカン市国に紛れ込んでのか!?!?
いや、あまりに自然過ぎでした。。
あの広くて堅牢な外壁は国境線だったのか。。
④大麻騒動(?)でフランクフルト封鎖
そんなローマを後にして、トランジットを試みたフランクフルト空港で目の前に
「進入禁止」的なテープ。
中を警察官がウロウロしており、ただならぬ雰囲気。
「誰か有名人でも通るから厳戒態勢なのか!?」と思ったら犬登場。
どうやら薬物の摘発があった模様で、その捜査をしていたようです。
初めて出くわした…
…結果何も無かったのか20分程で封鎖は解除されましたが、
またしてもギリギリの乗り換えに。。
とまぁこんな感じで、いつもより大人しめですがこんな具合で。
ともあれ、やっぱり旅は楽しいです。
日本では体験できない文化や食べ物、景色に触れられる…というのも勿論ありますが、
「最低限のリスクと最低限のコストでより高い満足度を得るためにはどうするか」
…を考えながら計画したり、現地で行動したり…というある意味ゲーム的な部分が、
好きなのかもしれません。
次は、ボリビアかモロッコか。。。
あるいは久しぶりに、誰か同志と一緒に旅をするのもアリだ。。
むしろホントに「神奈川OB会 in インターナショナル」を企画するか(笑)
夢は膨らみます。
が、明日は仕事初め。…まずは現実を頑張ります。。
本年もどうか、よろしくお願いいたします。
さてさて。
予告どおり行ってきました。
「現地集合の家族旅行 ~ナポリで年越しスパゲティを食べる会~」
両親以外はみんなバラバラのルートでナポリ入りし、
大晦日の夜に僕が合流して全員が揃う…という前代未聞のプラン。
しかも僕は携帯なし。連絡手段はフリーエリアでのi Padのみ。
僕は、12/28の仕事納めの夜の便で成田を発ち、年内をクロアチアで過ごし、みんなと合流というスケジュール。
結論から言えば、予定通りに合流し、
12年ぶりの家族旅行は成立しました(笑)
細かい話は書ききれないので割愛し、今回の衝撃エピソードを箇条書きで紹介します。
①搭乗券無しで空港突破
大晦日はクロアチアのスプリットから、空路でローマを経由してナポリに入ろうと画策していた僕。
ローマでのトランジット時間は50分と、端から余裕の無いスケジュールでした。
しかし運の悪いことに、スプリット~ナポリ便が遅れ、正味のトランジット時間は約20分に。。
更にクロアチアはEU国ではないので、チケット発券⇒手荷物検査⇒入国審査⇒出国手続きと、行程が多いという悪条件。
一応、事前に鉄道を使って陸路で向かうルートも練ってあり、最悪それでも良かったのですが、
お金は払ってしまったし早く行きたいのでできれば飛行機に乗りたい…
そこで、一か八かで「チケット発券」行程を省略する方法を考案。
具体的には、i PadにWEB予約画面を出し、ひたすらそれを見せて
「チケット持ってないけれど予約してるからこれで乗せてください!」と頼むという荒業。
他の客がチケット発券に並んでいる間に、(少なくとも共通の入国審査までは)先の行程へ一番乗りし、
同時に待ち時間も省略する作戦。
手荷物検査 :居合わせた方々で相談し、「OK! Hurry up!!」 ⇒突破
入国審査 :受付のおばちゃん大爆笑。「こんなことしたのはアンタが初めてだよ!」。 ⇒突破
出国手続き :「席は決めなきゃマズい。。ちょっと待って」…そこにあった臨時発券機(?)で発券 ⇒ゴール!!
…歴代の旅行の中でも、我ながらベスト3に入る強運エピソード。
そんな感じで間に合ったローマ~ナポリ便から見たローマの夜景は格別でした。。
②ナポリの年明けセレモニー
「死者が出ることもある」というほど激しい…というか世界で一番過激と言われているナポリの年越し。
それを目の当たりにしてきました。
王宮前の広場で野外年越しライヴが開かれ、始まるカウントダウン。
「ゼロ!」と共に、スパークリングワインをぶちまけるヤツもいれば、
10mくらいの高さで半径5mの花を咲かせるロケット花火打ち上げるヤツも、爆竹投げてくるヤツも…
子連れも多数それに参加。
路地に入れば、道路を挟んだビルの4階同士で花火打ち合ってたり、
上から爆竹投下してくる輩がいたり…
「大掃除兼ねて、椅子とか落としてくるヤツもいるよ~」というのはかつてイタリアに駐在されていた上司の話。
その現場は目撃しなかったけれど、マジでテレビとか落ちてました。。
…いや~、予想を裏切らないハチャメチャっぷりでした(笑)
あまり行くことはおススメしません!
③迷宮ローマ
帰りはナポリから陸路でローマへ行き、ローマから飛行機。
ローマ発が15時代と少し時間があったので、両親の薦めもありローマを見物することに。
ただし、当初の計画には入れていなかったので、下調べもせず、ガイドブックも持たずにローマ駅へ降り立つ。
ツーリストインフォメーションすら謎だったので、とりあえず駅で地図を買い、目的地を決める。
ローマに何があったか…すら怪しく、特に何も思いつかなかったので、地図上で一番大きな広場を目指して地下鉄で向かう。
で、そこに近付くと一番手前にある博物館に対して目測1,000人以上の長蛇の列。
とりあえず博物館に入らなくても、広場に出れば何かあるだろう! と外壁を回り込み、広場を目指す。
これが思った以上に広く、歩くこと15分。ようやく広場に。。
その広場には高さ20m以上と思われる柱で支えられた神殿があり、なかなか圧巻。
「人も多いし、ここがローマの中心スポットなのかな。我ながら素晴らしい嗅覚!」
なんて良い気分で歩いていると、広場の端に郵便局が。
何気なく看板を見てみたら…
『バチカン郵便局』
…!?
ローマじゃなくてバチカン市国に紛れ込んでのか!?!?
いや、あまりに自然過ぎでした。。
あの広くて堅牢な外壁は国境線だったのか。。
④大麻騒動(?)でフランクフルト封鎖
そんなローマを後にして、トランジットを試みたフランクフルト空港で目の前に
「進入禁止」的なテープ。
中を警察官がウロウロしており、ただならぬ雰囲気。
「誰か有名人でも通るから厳戒態勢なのか!?」と思ったら犬登場。
どうやら薬物の摘発があった模様で、その捜査をしていたようです。
初めて出くわした…
…結果何も無かったのか20分程で封鎖は解除されましたが、
またしてもギリギリの乗り換えに。。
とまぁこんな感じで、いつもより大人しめですがこんな具合で。
ともあれ、やっぱり旅は楽しいです。
日本では体験できない文化や食べ物、景色に触れられる…というのも勿論ありますが、
「最低限のリスクと最低限のコストでより高い満足度を得るためにはどうするか」
…を考えながら計画したり、現地で行動したり…というある意味ゲーム的な部分が、
好きなのかもしれません。
次は、ボリビアかモロッコか。。。
あるいは久しぶりに、誰か同志と一緒に旅をするのもアリだ。。
むしろホントに「神奈川OB会 in インターナショナル」を企画するか(笑)
夢は膨らみます。
が、明日は仕事初め。…まずは現実を頑張ります。。