「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

             支那人の略奪と放火は昔から

2012-09-17 06:01:56 | Weblog
北スマトラ(インドネシア)最大の都市メダンの繁華街の一角に「5人の首斬り寺」(krenteng potongan lima)がある。メダン郊外のセルダン首長国のサルタンの血をひくトンクー.ルクマン氏の著「メダン史」によると、このお寺には、日本軍の占領時、略奪、放火を働いた5人の支那人(華僑)が祀られている。首を斬られた5人は、さらし首にされたため、以後メダンの治安は一挙によくなったと「メダン史」は書いてある。

尖閣諸島を日本が国有化したことに抗議する中国の反日デモは16日、中国108都市に拡大、数十万が参加したようである。時事通信の現地からの写真特集を見ると、日系企業はデモ隊の襲撃を受けて破壊され、日本車は放火されひっくり返されている。広州の総領事館の入る高級ホテルの一階の窓ガラスは破られ、日本料理店も被害を受けている。

反日デモが起きるたびに思うのだが、どうも中国人は激しやすく、法を守る精神にかけている。僕の小さな体験だが、一昨年秋、老妻と台湾を訪れ、故宮博物館へ行った時のことだ。たまたま中国本土からの観光団と一緒になったが、館内で大声を出し、撮影禁止の表示を無視して写真を撮りまくっていた。とても展示物を鑑賞する空気ではなかった。

昭和17年2月、シンガポールのブキ.テイマでの日英休戦交渉で、パーシバル将軍が日本軍のシンガポール中心部への即時進駐に反対した。これは、進駐によって治安がみだれ無法地帯になることを恐れてのことだった。これは華僑をよく知っての措置だった。それにもかかわらず、戦後、日本軍による華僑虐殺が問題になった。もちろん、日本側にも行き過ぎた問題はあったが、華僑(支那人)のモラルの欠如も原因していたのではないだろうか。(写真は「首斬り寺」の内部)