来年がくると、”昭和一ケタ世代はみな後期高齢者入りする。一方”団塊世代”の
中核の昭和24年生れも社会からリタィヤーして、いよいよ本格的な高齢者時代を
迎える。僕ら”昭和一ケタ”からみれば、相変わらず”団塊世代”は、若者の集団
にしか映らないのだが、立派に還暦のお歳なのだ。
同じ世代には過去の共通の体験からか仲間意識があるのは当然だ。先日、北京
五輪の野球で惨敗した”星野ジャパン”が”お仲間野球”だと世論から叩かれた。
監督の星野仙一氏が昭和22年1月生れ、コーチの山本浩二氏が21年10月、同じく
田淵幸一氏が9月生れで、三人とも同学年の”団塊世代”前期だ。調べてみると、
野球とは関係ないが、民主党の管直人代表代行も21年10月、鳩山由紀夫幹事長
も22年2月、野球の3人の”お仲間”と同学年だ。
新聞に音楽プロジューサーの残間里江子さん(昭和25年生れ)が”団塊世代”を対
象にした親睦団体を立ち上げたそうだ。セミナー、旅行、留学などの生活情報を提
供してお互いに長い余生を楽しもうというものらしい。これまでもセコンドライフを楽
しむこの種の会はあったが、同じ世代だけのものはなかった。
”昭和一ケタ”には、この種の”お仲間の会”は少ない。多分、同じ一ケタでも直接従
軍している世代もいれば、学童疎開世代もいて戦争体験に相違があるからかもしれ
ない。また同年齢でも考え方も違う。都知事だった青島幸男氏(故人)と石原慎太郎
氏は同じ昭和8年生れだが。
中核の昭和24年生れも社会からリタィヤーして、いよいよ本格的な高齢者時代を
迎える。僕ら”昭和一ケタ”からみれば、相変わらず”団塊世代”は、若者の集団
にしか映らないのだが、立派に還暦のお歳なのだ。
同じ世代には過去の共通の体験からか仲間意識があるのは当然だ。先日、北京
五輪の野球で惨敗した”星野ジャパン”が”お仲間野球”だと世論から叩かれた。
監督の星野仙一氏が昭和22年1月生れ、コーチの山本浩二氏が21年10月、同じく
田淵幸一氏が9月生れで、三人とも同学年の”団塊世代”前期だ。調べてみると、
野球とは関係ないが、民主党の管直人代表代行も21年10月、鳩山由紀夫幹事長
も22年2月、野球の3人の”お仲間”と同学年だ。
新聞に音楽プロジューサーの残間里江子さん(昭和25年生れ)が”団塊世代”を対
象にした親睦団体を立ち上げたそうだ。セミナー、旅行、留学などの生活情報を提
供してお互いに長い余生を楽しもうというものらしい。これまでもセコンドライフを楽
しむこの種の会はあったが、同じ世代だけのものはなかった。
”昭和一ケタ”には、この種の”お仲間の会”は少ない。多分、同じ一ケタでも直接従
軍している世代もいれば、学童疎開世代もいて戦争体験に相違があるからかもしれ
ない。また同年齢でも考え方も違う。都知事だった青島幸男氏(故人)と石原慎太郎
氏は同じ昭和8年生れだが。