「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        自由が丘の無人スタンド野菜〆て500円也

2012-09-12 05:33:44 | Weblog
首都圏ではキャベツ、レタス、きゅーりなどの値段が暴落しているとのこと。7月8月の気候が夏野菜に適していたため、生産過剰となり群馬県の一部農協では出荷調整を兼ねて畑で野菜を処分しているという。消費者からみれば、もったいない話だ。わが家に入ってくる新聞の折り込み広告によると、キャベツが一個97円、レタス87円、きゅうりが5本で100円と、目玉商品だ。消費者にとっては嬉しいが、生産者にとっては大変な痛手だ。

東京はまだ残暑厳しいが、昨日久しぶりで自転車で自由が丘の農家の無人スタンドへ野菜を買いに出かけた。ここの名物はト-ガンなのだが、今年は何故か高い。昨年までに比べて2倍、1個500円から700円もする。そこで、代わりにナス(8個200円)ゴーヤ(2本100円)ピーマン(8個100円)ミニ.トマト(18個100円)を買った。〆て500円也である(写真)

帰途、近くの高級スーパー店をのぞいてみたら、暴落したはずのキャベツが半片100円、レタス1個234円、大根一本380円、ゴーヤ1本100円、果物の梨に至っては大振りだが1個489円の値段がついていた。自由が丘という高級住宅街を控えている土地柄なのだろう。少しぐらい高くても売れるのだろう。僕はあまり、懐に響かない豆腐1丁170円、牛乳1箱198円を買って帰った。

流通とはどうなっているのか素人には難しい。無人スタンドで求めたミニ.トマトの中には何故か普通のトマトの小型のものがオマケでついていた。無人スタンドならではのサービスである。これが良い。