厚労省から2014年度の日本人の平均寿命が発表された。女性の平均寿命は86.83歳で3年連続世界一、男性も香港、アイスランドに次いで3位ながら80.50歳で、これは過去最高だという。ご同慶の至りだが、果たして喜んでばかりいてよいのであろうか。同じ厚労省の昨年度の「健康寿命」の統計では女性は74.21歳、男性も71.19歳にすぎない。「健康寿命」とは健康で、認知症にもならず、他人の介護なしに日常生活が送れる年齢である。平均寿命との格差が10歳近くもある。これが日本の高齢者医療福祉の現実なのだ。
僕ら年寄りが集まると、話題の一つは認知症だ。先日も知り合いの80歳代の女性が、冗談ともつかず、「脳ドック」へ行ったら貴女の脳年齢はら20歳だと診断されたと笑われていた。「脳ドック」とは、認知症かどうかの事前診断のため、専門医に行って脳のMRI(磁気共鳴画像診断)やCT{コンピューター画像診断)検査を受ける制度で、都会の高齢者の間で最近流行しているとのことだ。ネットの検索で調べると、健康保険の対象外なのか結構高い。
幸い僕の場合大病(膀胱ガン4回、大腸ガン1回、人工関節置換手術)をしたが、今のところ介護4、身障者1の認定を受けているが日常生活には支障がなく福祉のサービスも受けていない。ボケは年々激しくなってきているが、認知症ではないと自分ではは思っている。寝たきりにならないように、人工関節ながら医師の診断に従って出来るだけ毎日歩行することに努めている。
どんなに平均寿命が延びても健康で他人の世話にならずに日常生活が送れなければ幸せではない。「脳ドック」によって事前に認知症が発見でき、治療が出来るのならば、国の健康診断の項目の一つにレントゲンと同じように追加したらどうなのだろうか・
僕ら年寄りが集まると、話題の一つは認知症だ。先日も知り合いの80歳代の女性が、冗談ともつかず、「脳ドック」へ行ったら貴女の脳年齢はら20歳だと診断されたと笑われていた。「脳ドック」とは、認知症かどうかの事前診断のため、専門医に行って脳のMRI(磁気共鳴画像診断)やCT{コンピューター画像診断)検査を受ける制度で、都会の高齢者の間で最近流行しているとのことだ。ネットの検索で調べると、健康保険の対象外なのか結構高い。
幸い僕の場合大病(膀胱ガン4回、大腸ガン1回、人工関節置換手術)をしたが、今のところ介護4、身障者1の認定を受けているが日常生活には支障がなく福祉のサービスも受けていない。ボケは年々激しくなってきているが、認知症ではないと自分ではは思っている。寝たきりにならないように、人工関節ながら医師の診断に従って出来るだけ毎日歩行することに努めている。
どんなに平均寿命が延びても健康で他人の世話にならずに日常生活が送れなければ幸せではない。「脳ドック」によって事前に認知症が発見でき、治療が出来るのならば、国の健康診断の項目の一つにレントゲンと同じように追加したらどうなのだろうか・