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memorandum&curiosity

りっぱだった、名古屋の大相撲ファン

2006年07月20日 01時14分20秒 | ニュース
巷で、露鵬関に対する処分が甘いのでは?という反応の中で、(被害を受けた方や、関係者の方には気の毒だなという感情もある反面、どこかで露鵬関を心配する自分もいることに気がつきました)
休場明けの露鵬関が、まずしたことは、大嶽親方と関係各所を謝罪して周ったというスケジュールで、ドタバタしたままの土俵入りは、勝負に集中できなかったと思われます。
露鵬関自身も、支度部屋にいられることは、本当に幸せだと発言したことや、世間一般の処分に比べて軽い処分であることは十分承知しているようで、良い相撲をとって相撲ファンに恩返しをしたいと発言したことや、謝罪も早かったことなどを見ても、相撲協会の処分は妥当な判断なのでは?と個人的に思っています。

いざ、花道から入場して、館内のお客さんからは、「お帰り」や「これから頑張れ」などの声援と拍手の様をテレビで見たとき、露鵬関自身も「ブーイングされるかと思ってましたが、温かく迎えてもらいありがたかった」と発言しているように、私自身も、ヤジが聞こえてくるのかと思いましたら、温かい声援と拍手だったのを見て、「日本の相撲ファンはレベルが高いなぁ・・・」と感心しました。
相撲ファンのレベルが高いのですから、お相撲さんもレベルが高くないといけません。相撲の伝統や精神を持った人こそ、本物の力士だと思うので、これからの露鵬関も見守りつつ、名古屋場所を楽しみたいと思いました。(ちなみに、この日の露鵬関は、白星でした)

この後、大嶽親方が「温かく迎えてくれて本当にうれしかった」「相撲がとれるありがたさをきちんと教えていく」と、目を潤ませて語られていたとのことで、改めて、露鵬関の行為は、いろいろな方に迷惑をかけたのだと、罪の重さをしっかり受け止めてもらい相撲道をまい進してもらいたいと思います。
そして、名古屋の相撲ファンが好きにもなりました。それを含めて相撲は楽しいです。


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