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memorandum&curiosity

8月の日光は眩しい

2010年08月11日 13時04分37秒 | exploration
久しぶりに更新できてよかった・・・

8月は恐ろしく暑いですね~。避暑をかねて日光に行ってきました。

道中は帰省ラッシュに飲み込まれたようで、東北自動車道は微妙に混んでいたように思います。

到着した先は、日光東照宮です! ちなみにチケットは1300円。

朝9時頃の東照宮は、周りが木々に囲まれていて夏の日差しが爽やかだったのが印象的。


敷地内に入ると、「三猿」で有名な神厩舎がいきなり見えてきます・・・
  
子供の頃も日光東照宮には来てるはずなんですが、ほとんど記憶に残っておらず、改めて「三猿」を見たときに、(これがあの有名な三猿かぁ・・・想像してたものよりも小さいなぁ)なんて驚きました。


この鳥居越しから見えるのが「陽明門」です。そしてその先に北極星が空に見えるんだそうです。緻密に設計されているんですね~凄いです。

そして、一番見たかったのが「陽明門」です。

すっごい!
ネットで調べたら、もうびっくりです。要した人数は約450万人、総工費は60万両、現在の時価でいえば、2000億円に相当するというから、今の「スカイツリー」(新東京タワー)の総工費が600億円でもびっくりしていたのに、相手にならないんですねぇ・・・。
当時の国民総生産の26%だったっていうから、孫の家光さんも気合が入りまくりですよね。


陽明門には、不思議な逸話がいくつかあって、一つは「逆さ柱」といって、柱の中で一つだけ逆さに彫刻されている柱があるんです。テレビで得た知識ですけど、不完全にすることによって衰退する過程を阻止しようという考え方があったそうです。

もう一つは、この写真にある「随身像」(ずいじんぞう)の膝についている家紋が桔梗の紋なんです・・・なんで葵の紋ではなく、明智光秀の家紋が付されているのか? そして、この随身が座っている虎の皮なんですけど、家康の干支なんですって・・・
ある説では、東照宮をプロデュースしたのは「天海」さんなんですが、ひょっとしたら、この「天海」さんは、明智光秀なんじゃないか?ということなんですが、真相は如何に・・・(笑)

陽明門の裏側はこうなっています。

こんな立派な門は、日本中探しても日光以外はないかな。
  

裏側に控えている狛犬にも不思議を発見!
 
緑色の狛犬は口を開けていて、青色の狛犬は口を閉じているんです。
みなさんは、「阿吽」(あうん)なんて言葉ご存知ですか? 「阿吽」とは、万物の根元と、最終的に具現する智徳なんだそうで、簡単にいえば、始まりと終わりのことなんだそうです。
そして、「阿吽」は阿(あ)と吽(うん)に分けて「あ」は口を開いた状態になりますし、「うん」は口を閉じた状態になるところから、この狛犬たちも口を開いたものと開いていないものがあり、対になって存在しているんでしょうかね?

この「陽明門」だけは、総工費以外にもとてつもない何かが秘められているようで、避暑が目的だったのに、知恵熱が出てきてクラクラします(笑)。

「陽明門」を潜ると・・・

神輿舎(しんよしゃ)といって、神輿が納められています。
天井の絵が素敵だったなぁ・・・


そして、別料金になるんですけど、「眠り猫」が写真奥にあるんです。ちなみに520円だったと思います。
値段を見て、私も迷いましたが、学生の群れと一緒になりそうだったので、結局、割愛しました。(う~ん、見たかったなぁ)

少し残念ですが、日光には東照宮だけではないんです。

とりあえず、今日はこのへんで・・・(笑)


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