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memorandum&curiosity

グレーゾーン

2006年02月14日 10時04分04秒 | Weblog
アガリクス商品、販売中止 キリン子会社が自主回収 「発がん促進」の指摘 (産経新聞) - goo ニュース

去年の11月18日の続報というわけではありませんが、薬事法について発言しました。前回にも書いたように、薬事法は、保険衛生上の向上を図る目的を有しています。にもかかわらず、今回のニュースは残念としか言いようがありません。(アガリスクはガンの予防効果があるとされていたにもかかわらず、発がん性が認められてわけですから・・・)

ここ最近、法には触れないけど、なんだかスレスレだなぁ・・・と感じる事って多い気がします。そんなときに、スレスレだったものが、違法の領域だったとすれば、そして、故意だったとすれば、非常に問題ですね。それを判断するのは、消費者だと言う説には到底同意しきれません。
やはり、これを販売する側の良識が問われる問題だと思います。そして、これをチェックするのが、監査機関なわけですから、しっかり機能していただきたいものです。(今回でいえば、食品安全委員会が諮問したということですから機能を果たしたことになりますね)

良識という事では、今回のこの件で、販売業者は、販売中止と自主回収を決定したということなので一部については、納得できます。

個人の持論ですが、公共については、グレーゾーンをなるべく回避して、疑いを持たれないように十分に配慮するべきだと思うんですけど・・・法律では追いつかない分野などは多く見られる現象で、法律で判断するよりも道義を重んじて行動すべきですよね。

そこにこそ、その人の「人となり」が見えてくるように思います。


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