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memorandum&curiosity

行ってきたぞ!行きたい場所11(皇居)

2005年03月31日 04時36分42秒 | exploration
とうとう、念願の皇居へ・・・。
北の丸公園駐車場に車を止めて、皇居へ向かおうとすると、最初に目に入るのが、乾門です。
なんとも、重々しい警備で、いよいよ、東御苑内に入ります。

東御苑に出入り口は、北桔橋門・平川門・大手門 の三つだけです。ここはオーソドックスに北桔橋門から入るのがベストですかね? なんたって、北の丸公園からは一番近い通用門で、時間短縮を考えれば、やっぱり北桔橋門になりますかね?!。その分、初の東御苑内に長くいることができるということですもんね。

中に入ると、プラスティック製の白い札を手渡されます。これは最後、三箇所の門いずれか、から出るときに、警備員さんに返すものなので、無くさないようにしてください。
北桔橋門から進入すると、石垣を目にすることができて、これは、天守閣の裏側に位置するところで、回り込むと、天守閣跡だと理解できます。さすが、東京なのに、ここだけは、違う時間が流れているようで、訪れてくる人達も、日本人より外国の方が多く、いろいろな意味でトリップしている気分になります。しかも、訪れる人達は、なんだか皆さん楽しげで、こちらまでほんわかした気持ちになるんですよ。
天守閣跡からの風景は絶景で、見渡すその先にビルも見えてくるし、さすがにここのお城に居たお殿様にはこの風景を想像するはできなかったでしょうねぇ・・・。時代は江戸時代と平成で違いますけど、場所は1ミリもずれていないというのは、不思議ですよねぇ・・・。

さらに進むと、本丸の芝と梅のコントラストが美しく、撮影に没頭していると、外国の方が声を掛けてきて、写真を1枚撮って欲しいと頼まれたので、快く引き受けました。(ホスト国という意識があったのかもしれませんね)
その外人もなんとも愛嬌の有る人間で笑顔も素敵な人でした。驚いたのは、手渡されたデジカメが、日本製のIXYだったことです。
梅をバックに写真をパチリ。日本は楽しいですか?と英語で話すと、通じなかったのか?笑顔で返された。また、あのときのトラウマが・・・・実は、英語が話せない自分もがんばってコミュニケーションを図ろうと努力はするけれど、全く通じません。以前、スチュワーデス(フライトアテンダント)さんに「ウォーター、プリーズ」と言って、コーラを手渡された苦い経験があり、今回も通じていないのでは? ちょっとがっかりです。

それにしても、後から後から外国の方とすれ違い、日本じゃないみたいだな・・・と思いつつ、本丸から百人番所に向かう坂道では、お気に入りの風景を発見できました。

春頃のやわらかい日差しの中、散策したらさぞかし満喫できるシチュエーションで、今回は、曇りだったので、残念でしたね・・・。
まぁ、東御苑は、全部見て周れたわけじゃないので、今後、何度か訪れたいと思うようになりました。

東御苑(大手門から)を後にして、大手門ビルの地下2階で飲めるブラジル産の飲み物を補給して、ひとまず一服しました。(元気をもらって、再出発!!)

帰りは、東御苑を通らず(もともと、公開時間を過ぎていたらしく、通れなかったわけど)、内堀通りを、逆時計回りで北の丸公園へ向かいました。途中、竹橋の気象庁付近で、「和気清麻呂」像があり、どうしてこんなところに?と、不思議だったので、写真に収めておきました。何気なく周りを見渡したとき、先ほど写真を撮って欲しいとお願いされた外国の方と偶然に遭遇したので、思わず、こちらから、手を振ると、その外国の方も、ニコリと笑い、手を振り替えしてくれた。(気のせいかもしれないけど、喋りたそうな顔をしていたようでしたけど)すれ違う人間は、繁華街では沢山いるが、何とも感じないにもかかわらず、東御苑でただの通りすがり程度に接触した人間に対して、ここまで思い入れすることになるのも、特別な空間で、その場に居合わせた者にしか分からない体験を共有したからこそなんでしょうか? 本当に不思議な異次元空間でした・・・。

そうこうしているうちに、北の丸公園に到着して、駐車料金を払うときにびっくりしました。なんと、皇居付近で7時間もぶらぶらしていて、現代での時間感覚も麻痺するほど、のめり込んでいたんだなぁ・・・なんて、改めて驚きです。ちょっとした竜宮城状態です(笑)。

かなりの満足感で、帰宅しました。(家に到着したころには、足がパンパンでした)

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