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memorandum&curiosity

赤レンガ秋まつり

2006年10月04日 01時56分35秒 | exploration
9月30日(土)に法務省「赤レンガ棟」を見学してまいりました。以前皇居周辺を散策していたときに、赤レンガの建物が気になっていて、地図で調べましたら、「旧法務省本館」と記されていて、「建物の中に入れないのかなぁ?」なんて思ったりもしました。

少し前、今年の6月頃だったかと思いますが、あの赤レンガ棟を一般開放すると法務省のHPで見かけましたが、都合により行けず、物凄くがっかりしたことを憶えています。
それが、今回、実現できるんですから、最高です。

ということで、まず、桜田門の交差点にやってきました・・・

ちょうど、桜田門を正面に見た後方に、法務省赤レンガ棟があります。

この中に入れるのかぁ・・・と、思うと、ワクワクしてきます。

正門には、関係者の方がいまして、法務省赤レンガ棟についての資料を配布してくれました。とても良心的な応対をしてもらい、感動しました・・・
もともと、赤レンガ棟秋まつり主催の意図は、10月1日「法の日」にちなみ、裁判員制度を広く理解してもらうためで、10月2日からは、日本司法支援センター(法テラス)の業務が開始されるための広報活動が主な目的なんだと思います。

正門を通過すると・・・

とうとう赤レンガ棟内の敷地に足を踏み入れて・・・ちょっと感動です。

正門から正面の通称「中央トンネル」をくぐり抜けますと・・・

赤レンガ棟の中庭という言い方でよいか分かりませんが、ドカンとひろ~く、雄大でした。

「中央トンネル」は、小さすぎて、分かり辛いですが、この写真の赤レンガ棟のど真ん中にある通路です。
そして、この写真の手前側に進みますと、法務省とつながっている形で地下1階に行けます。そこで、展示されているのが、刑務所作業製品や模擬雑居房、模擬取調室で、手作り感あって、生々しさはありませんがこれらの展示物には、なぜか一生懸命さが伝わってきて、地道な広報活動の一面がうかがえます。
   

ここに配置されていた係りの方には、非常によくしていただいて、記念撮影もさせていただきましたし、専門的な説明もしてくださって、大変勉強になりました。それにしても、今回配置されていたスタッフの方々は、一般企業の接客と比べても過剰なくらいサービスが良かったので、びっくりしました。そして一生懸命でもありました。(なんだか感心しました)

ここから、再度赤レンガ棟に戻って、法務資料展示室も見学してきました。
   
法務資料展示室から見える赤レンガ棟です・・・

赤レンガ棟の天井部分は、非常に珍しい工法で施工されたそうで、コウモリをイメージしたそうです。コウモリが翼を広げたときの様子だそうです・・・

それにしても、この赤レンガ棟は、独創的で六本木ヒルズのような近代的なビルもいいですけど、個人的には赤レンガ棟や、お城のような歴史ある建物になぜか惹かれます。
 
そして、PM2:35から1時間ほど模擬裁判という催し物を法務省大会議室において企画されていて、私はこれを一番楽しみにしていました。(実はこれが目当てと言っても過言ではありません)
これは、裁判員制度を体験してもらおうという趣旨ですが、その醍醐味を味わおうと臨む意気込みでしたが、どうしても、睡魔に負けてしまい、自分でも驚きましたが不覚にも居眠りをしちゃいました。
ということで、法務省赤レンガ棟の探検は、終了です・・・

丸の内界隈をがっかりして歩いていると、変わったオブジェがあちらこちらで目に付いたので、ブックマーク!
   
後に分かったのですが、「カウパレード」という農林水産省後援の乳牛に関心を寄せるという機会に資するイベントだそうです。この4体のオブジェの他に60体あるそうですが、10月1日までの展示期間だそうで、今頃は跡形もないと思います。他のオブジェも実物を見たかったです・・・。