うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

顔を見せなければ診断は難しい

2015年04月13日 | 千差万別

診察室に入ってから出るまで、患者の顔をまったく見ないお医者さんがいます。
お医者さんは診てくれる人と思っているのですが、見てもくれません。
バラバラに思いつきで話すこちらの言うことを聞いて、カルテだけはドイツ語らしいクシャクシャ文字を書きならべています。
それでも病名と処方箋をちょうだいすると、少し安心し、2~3日すれば治ってしまいます。
顔を見ずに病名を言い当てるのですから、きっと名医なのでしょう。

パソコンの異常も、よほどの名医でないと、顔を見ずに診断するのはむずかしいものです。
操作間違いの場合は、話だけで想像がつきますが、異常の場合は、症状が百回百態ですから、まず顔を見ること、つまりそのときの画面を見ることが原因追求の近道になります。

異常が出たとき、何度も同じ状態になる場合とならない場合があります。
異常の診断のためにいちばんよいのは、そのときのディスプレイに出ている全体を画像にしてしまうことです。
そうすれば、ああだったこうだったと口で説明するより、ずっと伝わりやすい情報になります。

Windows 7 以降の新しいものなら Snipping Tool で、古めの Windows なら Prt Sc で、画像をつくっておいて、こんなことになっていた、なぜだろうと見せれば話が早いのです。

異常の場合にそれを思いついてすぐにやっておくかどうか、それよりも、やれるかどうか、たまには何か機会をつくって実際にやってみて、自分にいちばん向いた手順を見つけておくとよいと思います。

いつでもやってみることができるので、地震のとき、火が出たときどうするかよりも、もっと簡単に体験できることですから。

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