うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

同じ型の異寸法

2015年04月02日 | 千差万別

手元にあった二つのUSB端子、並べてみると金属部の長さが微妙に違います。
ノギスで測ってみると1.2ミリの差がありました。
こんな小さなものどうしで、約10%も寸法が違うのです。

こういう製品には、ユニバーサルの名前どおり、相手構わずという作り方がまかり通っているようです。
ユニバーサルという名は、融通無碍、その名を冠した遊園地は、中から高速道路がまる見えで、夢の空間を提供しようなどという心意気はなさそうな作り方であるとも聞きました。

どれにでも合うというためには、どう作ってもよいというのとは逆の、しっかりした約束ごとが必要です。
気ままなユニバーサルは大変迷惑、この端子のついた二つのマウスは、いま働く気をなくしいつも寝転がっています。
足の短いほうはパソコンの端子にしっかりおさまるのですが、あるとき急に動かなくなり、開けてみたら電子部品のはんだ付け工程が落ちているところがありました。
リード線の曲がりの圧力でくっついていたことろが、使っているうちに接触しなくなったようです。
足の長いほうは、パソコンの端子に差し込んでも、ぐっとおさまりきらず、ふらふらと心もとないつながり方で、それでもはじめは動いていましたが、何度か使ううちにサボタージュに入りました。

生まれはどこかとよく見ると、両方とも中国製で、選んだほうの自己責任、それでは腹を立てるわけにもいきません。

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