海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

猫もあきれるマスコミの天皇翼賛報道=洗脳には踊らされたくないね

2019-05-01 21:09:16 | 生活・文化

 テレビや新聞は朝から晩までよくもまー、天皇がどうした令和がどうしたと、同じ内容の翼賛報道を繰り返しているものだ。テレビなんてどのチャンネルを回しても、同じ映像を何回も流している。はっきり言って、洗脳ですな、これは。オウム真理教や統一教会の手法を思い出した。ひどすぎる。

 ほかに報道する価値のあるニュースはないというのか。北谷町の米兵による殺人事件はどうなったのか。破壊された辺野古の海や高江の森の現状はどうなっているのだ。10連休で仕事がなく困っている人もいれば、医療、介護の現場で手が回らず困っている人もいるだろうに、そういう問題はほったらかしか。

 何度も書くが、沖縄のマスコミもひどいものだ。戦後、天皇制がどのようにして維持されたか。憲法1~8条の天皇条項と9条の戦争、軍隊の放棄、それと沖縄への米軍基地集中の関係を論じた古関彰一の著作があるが、今の記者たちはそういう視点から検証するほどの問題意識もないのか。

 今日から令和で新しい時代が始まる…、あほか。とっとろーか。のーてんふぁいらー(脳天壊了)か。連休が終われば辺野古では新基地建設工事が再開され、宮古、八重山では自衛隊基地の建設が強行される。中国と対峙する最前線として、沖縄の軍事要塞化が着々と進められる。日米の軍事植民地と化した沖縄の状況、ヤマトゥによる構造的差別は何も変わらない。どこが新しい時代か。

 マスコミの天皇翼賛報道に踊らされていたら馬鹿を見る。沖縄を切り捨てた「天皇メッセージ」は今も生きている。いずれ痛い目に合うのは下々の民なのだ。


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