海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

連日、大量に運び込まれる工事用資材搬入に抗議。

2017-06-06 23:44:11 | 米軍・自衛隊・基地問題

 6日は朝、カヌー12艇で瀬嵩の浜から出発しようとしたが、風が強くて海上行動は中止となった。瀬嵩の森から見ると、K9護岸の工事は行われていた。悔しいが気象条件が悪いときは遠くから見ているしかない。

https://www.youtube.com/watch?v=pnmgmJGTnAQ&feature=youtu.be

 カヌーに乗れなくなったので、ゲート前の抗議行動に参加した。工事用車両がゲートに入るのを止めようとした女性が、道路交通法違反で逮捕されてことに対し、ゲート前に座り込んで「仲間を返せ!」と連呼した。機動隊に排除されたあと、2回目の資材搬入が迫っていたので、工事用ゲートに移動した。

https://www.youtube.com/watch?v=VArrQwcnNuo&feature=youtu.be

 工事車両が100台を超す日もあり、連日、資材が搬入されている。ゲート前に座り込む市民を機動隊が強制排除し、生コン車や大型トラックが次々とゲートから入っていく。

 ゲート前では弾圧が一段と厳しくなり、逮捕者やけが人が相次いでいる。政府から強い指示が出ているのだろう。機動隊の暴力的弾圧によって頭蓋骨を骨折した女性もいる。一歩間違えば死に至りかねない危険な事態であり、強く抗議する。警察の暴力に対しては、組織的に反撃すべきだ。

 ゲート前からごぼう抜きされた市民は、機動隊によって歩道に囲い込まれ1時間ほど拘束された。その間、K9護岸の捨て石に使用する石材や根固め用袋材に詰める栗石が、ダンプカーに積まれてゲートから入っていった。

 入れ替わりで朝いちばんに入ったダンプカーやトレーラー車が次々に出ていった。海に投下される石材が目の前を運ばれていくが、今の人の数では止めることができない。3日の大阪講演でも強調したが、市民がゲート前にどれだけ座り込むか、工事の進展はそれに左右される。週に一度でも、月に一度でもいい、可能な限り辺野古に結集を!

 


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