海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動と埋め立て工事の様子

2021-12-23 23:59:46 | 米軍・自衛隊・基地問題

 23日(木)は午後12時前に辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 朝から小雨が降るなか、全体で20人余の市民が参加し、ゲート前に座り込んだり歩道でプラカードを掲げたりして、強行される新基地建設に抗議した。

 キャンプ・シュワブでも基地従業員の1人がオミクロン株に感染したと報じられている。

 キャンプ・ハンセンのクラスターは23日午前の段階で227人に達しているが、同じ海兵隊基地としてキャンプ・シュワブの兵士とも訓練や日常的な交流がある。従業員が基地内で感染し、市中に広げていく危険性が大きくなっている。

 大阪に続き京都でもオミクロン株の市中感染が報じられている。沖縄のそれは米軍基地から広がっている点でヤマトゥとは違う。それが意味する問題の深さを問うべきだ。

 生コンのミキサー車2台と空のダンプカーが20台余入った。

 空のダンプカーはそのあと、キャンプ・シュワブの山手側から赤土を運んでいた。赤土の残土は高圧電線の地中化工事に関連するものだろうか。

 新基地建設の高さ制限に引っかかる鉄塔の撤去に向けて、高圧電線の地中化工事が進められている。

 辺野古の上の集落入り口近くにあるバス停のそばで、上の写真の工事が進められている。

 鉄板で丸く囲われた所を30メートル掘り下げ、電線を地中化していくとのこと。

 午後1時過ぎに豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 K8護岸から運ばれてきた土砂が②工区に投入されていた。

 定点観測をしているので、本ブログの過去の写真と比べてみれば、嵩上げ工事の進捗状況が分かる。

 午後2時20分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。

 この時間帯に土砂の陸揚げはK8護岸だけで行われていた。

 ガット船は6隻(第八丸喜丸、聖嶺、marumasa3号、第三十八ひなた丸、美鍛丸、清明)が停泊していた。

 デッキバージからランプウェイ台船に土砂を積み替える作業が行われていた。

 


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