海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

いかれた沖縄防衛局員の異様な行動

2016-07-28 22:46:25 | 米軍・自衛隊・基地問題

https://www.youtube.com/watch?v=xUWZxZvcFXw&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=awxX8I0vEkU&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=ali9lUI-Cew&feature=youtu.be

 元海兵隊員の米軍属が沖縄の女性を殺害し、死体を遺棄した事件を受けて、政府・防衛省は米軍関係者の犯罪防止のために全国から防衛局員を沖縄に派遣し、防犯パトロールに当たらせるとした。しかし、実際には派遣された70人の職員は東村高江のヘリパッド建設のために警備に当たっていることが明らかになっている。

 米軍犯罪の防止をうたって予算を取っておきながら、沖縄県民弾圧のために防衛局員を利用し、米軍基地強化の補助をさせる。安倍政権というのはどこまで沖縄県民を愚弄するのだろうか。ここまで腐りきった政府には反吐をもよおすしかない。

 政府も異常なら防衛局員も異常だ。高江のN4ゲート前に立っている防衛局員に、この問題を問いただそうとビデオカメラを向けたら、自分から私に迫ってきて車道に押し出し、さらに自分の顔をカメラに押し当ててきた。その行動といい目つきといい、頬や唇の震えまでふくめて異様なものを感じた。

 工事がすでに終わっているN4の前に立っていても何の意味もない。N1で24時間立っていたことも結局、何の意味もなかった。沖縄の炎天下で、そういう無意味な仕事を防衛局員は毎日やらされている。その結果、頭と心がいかれてしまった職員が出てもおかしくない。

 こういう職員の派遣費だけでも億単位の予算が浪費されているだろう。こういう過剰適応した防衛局員が何を引き起こすか、想像するだけで不気味だ。問題を起こす前に職務を解いて家族に帰してやることだ。沖縄県警機動隊のパワハラも問題になっているが、無理なことを職員に強いるとストレスが溜まり、心が壊れていくのだ。

 


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