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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

モハメッド・アリが死んでしまった。

2016-06-04 22:11:00 | 生活・文化

 4日は午後から東京オペラシティ アートギャラリーで開かれているライアン・マッギンレーの写真展を見にいった。館内での撮影OKだったので遠目に紹介。壁一面に張られたヌード写真の1枚がとても気に入った。

 そのあと渋谷アップリンクで映画『オニールの壁』を見た。沖縄のミハマでもやっているのだが、1日に1回だけの上映でなかなか見られなかった。客は10人ほどだったが、多くの人に見てほしい映画。

 モハメッド・アリが亡くなった。いつかこの日が来るとは思っていたが、私にとっては一番好きで偉大な人だった。家族や親戚が死んだ次くらいに悲しい。

 1971年、小学生の時にジョー・フレイジャーとの試合を白黒テレビで見たのが最初だった。父はまだカシアス・クレイと呼んでいて、ベトナム戦争への徴兵を拒否をしたことやほら吹きクレイと呼ばれていることなどを話していて、興味を持って兄と二人で試合を見た。

 以来、アリの試合はテレビで放映されるたびに必ず見た。ユーチューブにはアリの映像が数多くある。スポーツの枠を超えて、政治的にも大きな影響力を持ったボクサーがいたことを、若い人たちにも知ってほしいものだ。

 


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