海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

伊波洋一さんの街宣活動にティダの会で参加

2022-06-12 22:31:24 | 米軍・自衛隊・基地問題

 12日(日)は午前10時半から名護市の白銀橋交差点に行き、参議院議員の伊波洋一さんの街宣活動にティダの会のメンバーとともに参加した。

 少子化に歯止めがかからない。多くの若者が低賃金の非正規雇用にしかつけず、大学を卒業しても借金を背負い、結婚もできない。そういう社会を作ったのは自公政権であり、今の政治状況が続けば、この社会の凋落が加速する。

 沖縄の施政権返還50年の節目ということで、「復帰前」「復帰後」の沖縄の変化を振り返る報道が相次いだ。しかし、その間に日本や東アジア諸国が大きく変化し、日本の相対的な地位の低落が顕著になったことは、どれだけ触れられただろうか。

 50年前の1972年はまた、日中国交正常化が行われた年でもある。この50年間で東アジアにおける日本と中国の地位は逆転した。その現実を直視せず、中国に軍事的に対抗できると考えるのは、阿呆の極みである。

 日米安保条約があるから、いざとなれば米軍が日本を守ってくれる、などというのは甘い幻想にすぎない。核保有国同士が直接戦火を交えれば、世界は破局的事態となる。

 米国は沖縄と日本をいいように利用しているだけで、実際に軍事紛争が起これば、自衛隊を前面に出させて武器を売りつけ、軍需産業を設けさせるだけのことだ。

 「台湾有事」を煽る安倍晋三のような政治家が、いまだに幅を利かす自公政治を終わらせましょう。

 


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