20日(月)は午後3時頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
全体で23人の市民がゲート前の座り込みや歩道での抗議に参加していた。
生コンプラントの原料となるセメントや砂利、砂のほかに生コンのミキサー車も4台入った。
基地内から残土を運び出す空のダンプトラックが大半だったが、埋め立て工区の排水施設に使用されるらしい大型のパイプなども搬入された。
「特厚管」と記された大型のパイプは、埋め立て工区に大量に並べられ、埋設作業が進められている。
抗議の仕方は多様な形があっていい。参加している人は一人ひとり、年齢や仕事など生活条件が違っている。逮捕されたときに受けるダメージも人によって大きく違う。
行動の即効性や過激さを競い合うような議論は、運動の広がりを阻害し、国家権力の弾圧、介入をやりやすくする危険がある。
大衆から孤立し、少数の先鋭化した運動が、自滅の道をたどった歴史を忘れてはいけない。
新型コロナ下で抗議行動も制限があるなか、穏やかに見える行動でも持続するにはかなりの労力がいり、参加者には負担がかかる。
ゲート前に毎日駆けつけ、イスやプラカードを準備し、抗議行動を陰で支えている皆さんには頭が下がる。
午後2時15分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸とN2護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船は6隻(かいおう丸、美鍛丸、第八そうほう丸、清明、進朋、第八丸喜丸)が停泊し、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
午後3時56分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8護岸にはランプウェイ台船・屋部7号が接岸していた。
土砂の投入と並行して、K3護岸近くでは黒いフレコンバッグを下ろす作業が行われていた。護岸沿いに大量に並べられていたが、大型排水管の設置に使用されるのだろうか。