jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

SHURE44G 対応DJ針で聴く”monday night at birdland”

2023-12-30 | お遊びオーディオ

 

久し振りに大須のアメ横にあるオーディオ・ショップに出掛けた。別に狙いがあった訳ではないけれど、ブラブラするのもいい。帰りにコンパルのコーヒーも楽しめるし、以前、UpしたSHURE44Gの対応交換針(中電)をストック用としてもう一本でもいい。

すると、別のナガオカの対応交換針も置いてあった。ただ、DJ、つまりディスク・ジョッキー用の表示が気になったが、逆にDJ針だと、違いはどう出るのか、興味が湧いた。

 

針圧は前の中電ものと同じ2~4gとなっている。と、すると中電モデルもDJ用か、と疑問が生まれたけど、結果はGooだったのでOKですね。。中電モデルが中低域にポイントを置いているけれど、ナガオカはさすがDJと名乗るだけに中高域が張り出すポジティヴな音造りがされている。ただ、DJはDJなのか、短期決戦、一発勝負には強いけれど、長期戦になると ・・・・・かな(笑)。でも、割り切れば、戦力として充分、使えます。

 

針がDJ用なら、レコードはジャズDJの人気者、シンフォニー・シッドのドスの利いたMCで始まる”monday night at birdland"(1集と2集)に決まりです。

 

 

時は1958年4月21日、場所はNYのブロードウェイ52丁目、ジャズ・クラブ「バードランド」。シッドのダミ声が響く中、「ジャズが一番、幸せだった夜」がライヴ録音されている。まだ、20歳に満たないモーガンのペットが冴え渡る。中でも第二集”another monday night"の”Jamph”での天真なソロには鳥肌が立ちます。二日間、軟禁され、飴玉をしゃぶらされたアルバムを代表作とジャズ・マスコミや世間は盛んに持ち上げるけれど、如何なものだろう。それじゃ、モーガンがあまりにも気の毒に思える。

それはそれとして、この2枚をDJ針で聴くと、国内盤がオリジナル盤と錯覚するほど変わりますよ(笑)。ライブものをDJ針で聴くのも満更でもないですね。そういう使い方、裏技の新発見です。

 

年の瀬も押し詰まりました。今年一年、立ち寄って頂きありがとうございます。

皆さん、よいお年をお迎えください。


年の瀬、2023年を振り返って

2023-12-28 | 日記・エッセイ・コラム

4月 信州駒ヶ根 光前寺の枝垂れ桜と残雪の中央アルプス

すこしピークを過ぎていましたが、まだこんな景色が残っていた

 

5月 京都 新緑の清水寺

どの坂も人、人、人、で溢れ返っている 何処から集まってくるのだろう

 

7月 郡上八幡 吉田川

夏の風物詩の一つとしてTV、雑誌でよく紹介される橋からの飛び込み場所です

 

10月 御嶽山

さすが信仰の山、マジェスティックな山容に見惚れます

 

10月 琵琶湖テラス

主役はステージにいるあなた、あなた、あなた、ですよ

 

11月 東京 神宮外苑 銀杏並木

並木から主役の座を奪ったのは真ん中、若い女性グループの天真なパフォーマンス

 

そして、11月  「のぞみ」からの富士山

こんなコートでプレイしたら最高でしょう

 

後半になるにつれ思い出深い一年になりました。来年も順調な一年になって欲しいです


ジャパニーズ ウヰスキー ・・・ 狂騒曲は止まず

2023-12-26 | 日本酒・洋酒

 

先日、ニッカのウヰスキーの値上げ(来年4月~)が発表された。少し前にサントリーも値上げを発表している。

たまたま寄った食品スーパーの酒コーナーを覘くと鍵付きのガラスケースに「シングルモルト・余市(ノン・エイジ)」が一本、そして同じく「シングルモルト・宮城峡」が2本収まっていた。これはラッキーと思い、係員を呼び鍵を開けてもらい余市と宮城峡、それぞれ1本ずつ買い物かごに入れた。チョット待て、出来れば余市をもっと欲しく、宮城峡は、確かストックがあるので、同系列の他の店に余市があるかもと、と宮城峡を戻した。これが大きな間違いであった。他の2店に車を走らせたが、両方ともに無く、そのまま自宅に戻った。でも、気になるのでもう一度、その店に行くと、宮城峡2本が忽然と(笑)消えていた。僅か2時間半の間である。改めて、ジャパニーズ・ウヰスキー、中でもシングルモルトの狂騒ぶりに驚きました。エイジものはとっくに店の棚から消えていたけれど ・・・・・、 左の白州もサントリーが値上げを発表する前に、同じ店で見つけ、まだ封を切っていない。

ほぼ同じ時期、別のスーパーで「角」に「お一人様一本限り」の張り紙が付けられていた。そう言えば、どこかの国でもハイボールに火が付き、買い占め?が始まり品薄気味の情報が流れたせいかもしれない。折角なので初めて「角」を、しかもレジを並び直して2本購入した(笑)。ハイボールにして飲んでいます。

 

 

モルトは熟成に時間を要するので、狂騒の動きは当分の間、続くでしょう。

でもなぁ、値上げの背景にモルト不足が挙げられるけれど、「角」なんか大容量のペットボトル版もあり、ちゃんとモルトが入っているのだろうか、とさえ気になりますね(笑)。

 


CD盤で聴く・・・・・ TALES OF ANOTHER / GARY PEACOCK

2023-12-23 | ジャズ・p


レコードを聴いているとつい、うとうとと・・・・・精神衛生上、あまり良くないですね。やばそうな時、予防策としてアナログ・プレイヤーをオート・リフトアップ機能がついたケンウッドのKP9010にしている。ま、よく出来たプレイヤーで中古市場でも人気があり、当時の定価より高値で取引されている。今、新しく制作したら、価格は3~4倍を下らないと聞く。

CD盤なら心配なく聴けるので前から消極的に探していたところ、DU名古屋にありました(880円)。

以前にもUp(レコード)しており、再掲すると、

「初めて名を覚えたジャズ・ピアニストは、パウエル、モンク、エヴァンスではなく、いきなりキース・ジャレット。勿論、ラジオなどから流れたピーターソンとワケありのフラナガンは知っていたけれど名だけだった。ジャズ・ピアノが『こんなにカッコいい』とは・・・・・・、でも、ロイドから離れたリーダー作3枚(VORTEX)には、あの才気煥発なプレイはなく、期待が大きかっただけに、自分の視界からキースの姿は消えた、否、消してしまった、という言い方が正確だろう。暫くして、ECMから”FACING YOU”(1971年)を発表し、話題になったけれど、自分が描くキース像とはかけ離れており、その後、ソロ・アルバム等で人気を博していたが、殆ど興味は湧かなった。

後年のある日、いつものレコード店で新譜コーナーの壁に現代アートのカヴァが一枚が飾ってあり、ピーコックのリーダー作だった。試聴させて貰い、一曲目の1/3も終わらない内に決めた。”Vignette"、誰も足を踏み入れたことがない深い森、樹海に向かい何かを求めるでもなく魅入られるように奥に進むキースとピーコック、そしてディジョネット、底知れぬ世界が広がる。若さに任せた才能ではなく、セルフ・コントロールが出来るキースが鮮やかに自分の中に蘇った。あれから、もう10年が経っていた。

車で15分位の所に青猫というジャズ・カフェがある。インテリア等々、ECMの世界を表現した店造りになっていて、初めてか、二回目の時、このアルバムをリクエストし、CD中心なので『レコードのB・・・・・』と言い掛けた所で、マスターは『Trilogyですね』と、にっこり。

この作品の聴きものはやはりB面を占める”TrilogyⅠ、Ⅱ、Ⅲ”だろう。中でもⅡは、気恥ずかしいほど甘いメロディから一転し、ff(フォルティッシモ)でドラマティックに弾き切るキース、お決まりの展開と分かっていても殺られる。

本作はピーコック名義のためキースのリーダー作としてUpされず一般的に知られていないが、ピアノ・トリオの最高峰と評するファンは少なくなく、強ち荒唐無稽な話ではないと思う。自分もその一人です。6年後、このメンバーでスタンダーズ・トリオを結成する礎になるとは、当時、誰も予測していなかった。」

 

 

今回、入手したCDは西ドイツのHanoverのポリグラムで制作されている。West Germany(1949~1990年)とは歴史を感じさせますね。

「CDは人間の可聴域、20Hz~20,000Hzの音だけを記録しているに対し、レコード(アナログ)は20,000Hz以上の音も記録することが可能で、聞こえなくとも所謂、空気感として捉えられる事ができ、アコースティックな響き具合が・・・・・」なんて、さんざん使い古された理屈を振りかざすつもりはありませんが、このポリグラム版CDはその辺りが参考になる好例じゃないか、と思います。

冒頭の”Vignette”は兎も角、レコードでも垣間見えるマッスル感が隠しようないほど現れ、眠り対策に購入したはずなのに、うとうとしてる場合じゃないですよ(笑)。アコースティックなレコードかマッスルなCDか、これは好みの領域ですね。その日の気分に任せてもいいかな。

いずれにしても、キースで一枚を、と問われたら、他人名義ながら真っ先に挙げる作品です。極め過ぎるほど、フィニッシュが効果的。

なお、このセッションが終わった後、ピーコックがキースに「これから、このメンバーで活動しないか?」と提案した所、キースは軽くスルーしたそうです。でも、恐らく、手応えは十分にして充分なので、頭のどこかに収めていたのだろう。


まるでど真ん中に剛球 ・・・・・カモメのSHURE M75B

2023-12-16 | お遊びオーディオ

 

M75シリーズの内、ED TYPE2とMB TYPE2を所有しているけれど、カモメ・マークは持っていないのでネットに挙がったBを拾いました。0.6ミルの丸針です。MB TYPE2も確か、0.6ミルの丸針なので音の違いはどうなのか、興味が湧きます。

 

左からB、ED TYPE2、MB TYPE2、ボディは基本的に同じでしょう。違いは造られた時期と産地かな? また、スタイラス・チップの違いもあります。

ED TYPE2はダイヤ無垢の楕円針、BとMB TYPE2は共に接合ダイヤの丸針ですが、円錐の形状が若干異なります。Bはスッキリと綺麗な円錐に対しMB TYPE2はずんぐりしている。互換性があるはずなので試してみましたが、組み合せによりガタが出たり、窮屈だったりしたので無理をしませんでした。

 

リード・ワイヤー、シェル等々、必ずしも同条件ではありませんが音の出方の違いをざっくり例えるなら、ED TYPE2は内外角、高目低目にビシッと決まる快速球、MB TYPE2はスピンが良く利いた小気味よい直球、そしてBは外連味なくど真ん中にズボーンと吸い込まれる剛球と言った所でしょうか。Bの裏評判が高いのも納得できますね。

好きな一枚を、M75Bで聴くヘンダーソンのtsが殊更、イイです。

 

評判、人気共にショーターに大きく水を開けられているけれど、ts奏者の実力の差はそれほどでもないと思う。


東京ブラ旅、晩秋を満喫

2023-12-10 | 日記・エッセイ・コラム

 

そもそも、孫の笑顔を見に出かけ、それに自分の誕生日が重なったわけだが、たまたま大学時代の学友達の間で富士山の話題が挙がったので「のぞみ」から撮った写真をリアルタイムでLINEに載せた所、思い掛けず綺麗に撮れていて皆が驚いた。これで気分がハイになり一瞬懸命、撮り捲りました(笑)。備忘録です。

 

神宮外苑のイチョウ並木(銀杏、人、最高の盛り上り)

 

六義園(江戸元禄時代1688年~・柳沢吉保 築園)

 

旧古川庭園 (ジョサイア・コンドル 洋館・洋庭 設計)

 

旧岩崎邸庭園(ジョサイア・コンドル 設計)

     

 

椿山荘(明治の元勲 山県有朋 作庭・邸宅)

       

 

   カテドラル聖マリア大聖堂(丹下健三氏 設計 )                  上野(どっちの筋に行こうかな?)

       

 

新宿 new DUG

       

 

新宿御苑 (黄、紅、芝、寛ぎのハーモニー)

 

記録にも記憶にも残る「東京ブラ旅」、晩秋を満喫しました。


東京 ブラ夜景「 森のオーロラ」、そして「東京雲海」

2023-12-06 | 日記・エッセイ・コラム

「ま坂、目白坂がこんな急とは思わなんだなぁ~」、「でも、江戸川橋駅から徒歩約10分ではタクシーも嫌がるし、探している間に・・・・・」、「そら、そうや」、なんて話ながら、重い足を引き摺っていく。「もうあかん、限界や」と思ったその時、登り切った所に今夜の宿が現れた。

丁度、評判の「森のオーロラ」が始まるというので、急いで庭園の方へ。深夜、早朝を除き、基本、毎時10分、40分、夜は森のオーロラ、昼間は東京雲海が演出される。

 

 

 

 

部屋に入ると、テーブルの上にスパークリング・ワインが冷やしてあり、チョコレート、ナッツ等々のおつまみ、そしてブーケまでセットされていた。家内が内緒でオプション・コースを選んでいた。昨夜は娘のマンションで、つい先ほどまで丸ビル36Fで祝って貰っていただけに、やられましたよ。もう、サプライズですね(感謝、感謝)。夜景を観ながら、三次会を。窓ガラスの映り込みは、隣の部屋もカーテンを開けると、避けられない構造になっている。方角を少しずらして10Fからの夜景です。

 

 

 

 

 

東京雲海。外国観光客たちに受け、盛んにスマホの釦の押していました。


東京 ブラ夜景 丸の内界隈

2023-12-04 | 日記・エッセイ・コラム

夕闇迫る皇居前。雰囲気抜群ですね。気が付くと周りにブライダル前撮りのカップルが何組も。遠慮なしのポーズが微笑ましい。

 

人気の仲通り、イルミネーション・ストリート。まだ空に明るさが残る薄暮がイイ。

 

丸ビル1F、ディズニーのクリスマス・モニュメント。綺麗ですよ。

           

 

丸ビルの展望スペースから。

 

36F北京料理店で二人だけの誕生日会。

 

有楽町までブラリ、ブラリ。

東京の「夜顔」は楽しい。