jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

白扇酒造 そして飛騨金山巨石群

2023-06-28 | ドライブ

 

話が前後しますが、先日、飛騨金山へ出かけた途中、川辺町(岐阜県加茂郡)の白扇酒造に寄った。予備知識がなかったせいか、歴史ある立派な建物、佇まいに驚いた。江戸期後期の創業で、当初はみりん、焼酎を作っていて、後年、昭和になり白扇酒造となったそうです。ここの本みりんは添加物が一切、使われていなく、その筋では名がかなり知れていて、売上げは日本酒を凌ぐほどの事。家内も初めて知り、これは良いと、何本か購入しました。

表玄関から奥の蔵へ通ずる屋内小径の情緒がとにかく素晴らしいです。

 

 

 

 

 

黒松白扇・純米生酒(アルコール度は16度)、今のトレンドに背を向けるような素朴でハード・テイストです。季節柄、オン・ザ・ロックで飲むと美味しいですね。計り売り(720ml)でビンの上限、溢れるまでギリギリまで詰めてくれました。きっと「ドライブの途中、わざわざ立ち寄ってくれて、ありがとう」と、無言の礼なのでしょう、デジタルでは出来ないなぁ~

 

 

ここの社員さん(女性)達の接客スキルは優秀、教育ではなく自分たちの蔵を愛する気持ちから自然発生するものだろう。法被が誇らしげに飾ってあるのも納得です。

 

 

R41を先に進むと、別の酒蔵の案内看板が出ていた。

 

 

蔵の前の空き地は満車状態、更に蔵の前をハイキング・スタイルの人達がぞろぞろ行き交うのでワケを尋ねると、すぐ後ろの岩山(↓)の展望台から飛騨川方面を見ると、「岐阜のグランドキャニオン」と呼ばれる大迫力の絶景が楽しめるそうです。TVで紹介(自分も見ました)され、話題になっています。まさか、こことは思いませんでした。ただ、今回は残念ながらパスしました。

 

 

話は飛び、飛騨金山の筋骨めぐりを終えた後、車で30分ほど離れた巨石群へ。

平成になり発見された5,000年ほど前、縄文人の天文台として使用された、とする遺跡です。

 

 

 

アップ・ダウンがキツイ道が続きそうなので、イントロで諦めました。まっ、興味のある方にはこのミステリー、堪らないでしょうね。


三年半ぶりにゴルフを ・・・・・ 恵那峡C・C

2023-06-25 | ゴルフ

 

三年半ぶりにゴルフを。腰の状態が芳しくなく自重していましたが、このままゴルフにサヨナラするのはあまりにも寂しく、無理せず続けようと仲間に連絡を。足手纏いになっては拙いので、事前に3度ほど打ちっ放しに出かけた。ショート・アイアンはまだしも、ウッド、ミドル・アイアンはサッパリ。筋肉が衰えているのでしょう、距離が出ない。得意の8Iも以前、145Yだったのに120Yまで落ちている。それに、クラブのグリップが何本か劣化してボロボロになっていた。

本番は以前もよくプレーしていた恵那峡C・Cです。

左右にぶれないようドライバーを使わずスプーンを多用した効果が出て、51・49の100と三年半ぶりにしては上等ですね。ショットよりグリーン周りからのザックリや3パットに(笑)・・・・・ でも、9番ホール(ロング488Y)で、初めてドライバーを握り、230Y飛ばし、パー・オン、2ⅿのバーディ・パットは惜しくもカップに蹴られたもののパーを、まだ、そんな力が残っていたのか(笑)と単純にうれしかった。

プレイ後の腰の状態もそれほど悪くなく、7、8月は暑いので避け秋から以前のように継続してラウンドすることになりました。スコアに関係なく、昔からの仲間との語らいは、ホント楽しいですね。

 


路地裏探検・筋骨(きんこつ)めぐり・・・ 飛騨金山

2023-06-19 | ドライブ

梅雨の中休み、本格的な暑さに襲われる前にと、ドライブに出掛けた。行き先は、通称「飛騨路」と呼ばれるR41を高山方面に北上、三名温泉の一つと知られる下呂の手前の飛騨金山。江戸時代は飛騨街道の宿場町として大いに賑わい、その繁栄ぶりが最高になったのは意外にも近くの岩屋ダム建設に伴った1970年前後(昭和40年代)で、「まるで上海」とまで言われたそうです。その名残りが迷路のような路地裏「筋骨」として昭和ノスタルジーを強烈に演出している。

途中のR41沿い、七宗町辺りの飛騨川です。すっかり緑の色が濃くなり、気持ちがいい景色が続きます。

 

 

JR飛騨金山駅です。ちょうど「特急ひだ」が入ってきました。慌てたので先頭(最終)車両を上手く撮れませんでした。

 

 

「迷路のような路地裏探検・筋骨めぐり」、昭和生れのオッサンにはたまらないキャッチコピーに釣られ、足での巡り(90分ほど)と思いきや、真上から容赦なく照りつける陽に抗い難く、イラスト案内地図を基に車で要所だけ回る事に変更する。

奥飛騨酒造、威厳のある構えですね。戸が閉まっいて、どうやらお休みのようでした。画像には映っていませんが「うだつ」がしっかり上がっていますよ。

 

 

明治初期に建てられた通し柱のない木造三階建てのお城造り清水楼(せいすいろう)。90年代後半までうなぎ屋を営業していたそうです(確かに)。

 

 

 

見逃がしそうな「昭和の銭湯」、1988年(昭和63年)まで営業していたそうです。飾り気のない「女」、「男」の表示が当時のリアル感を放出している。

 

 

代表的な筋骨例の一つ。

 

 

 

足で回れば、昭和の雰囲気がある路地裏をさらに見つけられますが、道が狭く車での移動はこれが限界です。それと、ドピンカーの日より、曇天、小雨が降る状況の方がノスタルジーな魅力をより楽しめるでしょう。

見掛けた地元の人は誰一人いなく、同じように筋骨めぐりをしている旅人2組(4人)のみ、車も僅か2台ほどです。かって「まるで上海」と謳われた飛騨金山は、今では「沈黙の街」だった。江戸、明治(大正)ではなく、近いようで遠く、遠いようで近い「昭和」の街、これが、これで良いんです。

腕の良いカメラ愛好家でしたら、もっと味のある良い写真が撮れるでしょう。

 


59年のロリンズは? ・・・・・もう最高!

2023-06-14 | ジャズ・ts

 

通説では”CONTEMPORARY LEADERS”(1958年)を最後に”THE BRIDGE”(1962年)まで所謂「雲隠れ」とされていたけれど、1984年にドラゴン・レコード(スエーデン)から1959年の音源”St Thomas / SONNY ROLLINS TRIO In Stockholm 1959”がリリースされ、世間をアッと驚かせた。しかも内容が、これまた、極上でお馴染みのナンバーが続く中、ロリンズのアドリブの神髄が凝縮されている。この後の所謂「音楽的行詰り?」なんて無責任な推測を微塵も感じさせない自信に満ちたプレイの連続です。

トップの‘St Thomas’(NALENでの別ライヴ)を除き、スタジオ・ライブ(6曲・放送用)で、音質は、”St Thomas”を除き、放送局のスタジオで収録されただけに、充分以上に聴けます。曲毎にロリンズのナレーションが入りますが、好みは人それぞれでしょう。

 

 

もう一枚、6年後、1990年にMOONレコード(イタリア)からリリースされた”SONNYMOON FOR TWO”

タイトルになった”SONNYMOON FOR TWO”を除き、上記のレコードの翌日、3月5日に同じメンバーでチューリッヒで録音された未発表音源。”SONNYMOON FOR TWO”は1968年、コペンハーゲンのモンマルトルでのライブ音源で20分あまりのハッピーな熱演(カルテット)ですが音が今一。ま、こちらはオフィシャルものではないので大目に聴きましょう。他の5曲はドラゴン盤と同レベルの好内容でロリンズのtsの音がメタリックでシャープ感を出している。

 

 

ロリンズの動向を久しく聞いていない。それでいい。伝わってくれば、年齢からして必ずしも芳しいものではないだろう。

ラスト・レジェンドの空白だった「59年」は最高だった。


側道の一角にも季節が・・・・・

2023-06-07 | 日記・エッセイ・コラム

 

早朝、自転車での散歩が日課の一つとして定着し始めた。ま、早朝と言っても7~9時位で、内30分ほどは一本裏道に入った静かなコンビニのイート・インでカップ・コーヒーを飲みながらスマホを弄っている。

国道の側道を走っていたら、伸び盛りの雑草に占められ、味気ない道路沿いに紫陽花の花が・・・・・・、普段、目立たない場所だけに凄く新鮮に映った。自然生えではなさそうですね、多分、誰かが手を入れているのでしょう。

 

 

気が付けばアジサイの季節、もう今年も折り返し地点近くです。”As Time Goes By”(時の過ぎゆくままに)のメロディが・・・・・そして「カサブランカ」を。

バーグマンの美貌が際立っていますが、リック(ハンフリー・ボガード)の男気にも痺れます。否、憧れますね。

名セリフ「君の瞳に乾杯」を・・・・・ 気障ですが、今まで一度、真似しました。もう一度、家内に・・・・・・・、いつか・・・・・

また、紫陽花の側道を通ってみよう。