jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

学友との会合(大阪)と京都散策

2023-05-19 | 日記・エッセイ・コラム

16~17日に掛けて関西に。一日目は梅田の土佐料理店で大学時代の友人との会合。4年ぶりの楽しいはずの集りは毎回、会合等の世話役をしてくれていた一人の仲間を偲ぶ会にもなった。昨年のお盆前、肺がんで突如、天に召されたのだ。春ごろ、体調不良を訴えたそうで、あっという間に。家族葬の当日に連絡を受けた在阪の数人が駆け付けた。自分への連絡はその帰り道からの℡で初めは何のことか訳が分からず、俄かに信じられなかった。ゴルフが好きで、会った次の日はいつも大阪近辺のコースを一緒に楽しんだものでした。献杯、そして黙祷を捧げました。

 

翌日は、こちらも久し振りに大阪の友達と遊んだカミさんと京都で合流(前日)し散策を。無計画の上、真夏日、熱中症の注意が出たので悩みましたが、葵祭が終わったばかり(前日に変更)の「下賀茂神社」へ。暑さを忘れさす糺の森(ただすのもり)、気持ちがスーッと切り替わります。

 

 

 

 

 

こちらはTV、雑誌等々でもよく紹介される人気スポット、水みくじ。水に濡らすと文字が浮かび上がります。先ほどまで修学旅行生で両岸が埋まっていました。

 

 

下賀茂神社の手前にある左の高い塀の内は近代京都の名建築と称される「旧三井家下賀茂別邸」です。大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えと庭園が見られます。

 

 

 

残念ながら17日(水)は休館日でした。

 

 

出町柳に戻ってきました。二つの川(賀茂、高野)が合流する地点と雖も、容赦なく照り付ける太陽に頭がクラクラ、身もヘロヘロ。直ぐ次の場所を決めなければなりませんが、こうした時、穴場を狙うと後悔する確率が高いので、王道に基き「清水寺」へ。タクシーに乗り込むと、「清水は今日、大混雑しているので高台寺付近で降り、二年坂、三年坂を登ってください」と。八坂神社辺りにタクシーが差し掛かると様相が変わりもう渋滞が始まっていた。

清水寺へ通ずる二年坂、三年坂、清水坂、どこもクレイジー!!な世界が待ち受けていた。何処からこんなにたくさん人が集まるのだろう(笑)8割方、外国からの旅行者ですね。ま、いつもの事ですが。それにレンタルの着物姿が以前に比べ何倍も増えている。しかも男性姿が少なくない。

鮮やかな新緑のグラデーションを背にした「清水寺」は見事ですね。

 

 

色々なアングルがありますが、やはり、ここが一番。洛中を望みながらの舞台、定番中の定番の凄味です。

 

 

落穂拾いを、

三条大橋からの四条方面(川下)です。右の川岸は夜になると若い男女の集りのメッカと化します。

 

 

高野方面(川上)です。丁度、欄干を新しく取替る工事中で、やや雰囲気が損なわrていますが、二年間、山科からこの橋を渡り大学に通った記憶が色褪る事はありません。暑い時も寒い時もこの景色、ここの川風が好きだった。

 

 

京都駅がこのスタイルに変わってもう何年になるのか忘れましたが、当時、古都の玄関に合わないなぁと眺めていましたけれど、ふと、見上げると違和感なくフィットしている。先見性のあるデザインだったのですね。

 

 

この日の歩数は20,217を記録し、まだ体が慣れぬ30℃を超す炎天下、我ながらよく頑張りました。


レコードをもう一度 ・・・・・ サライ六月号

2023-05-11 | ジャズ・etc


 

偶々、立ち寄ったカフェに置いてあったサライ。昨今のレコード・ブームを背景にした特集が組まれていた。

レコードが聴ける店として何軒か名店として紹介され、その中にもう30年ほど前に聴きに行った店があった。その筋ではそこそこ名が知れた存在でしたが、今では老舗として評判を得ているようです。

でも、自分は「二度と行かない」と決めた唯一の店。

雨の夕方、4時半ごろ店に入ると、客は2、3人とがらがらで、どこに座ろうかと思っているとだらしない学生アルバイトらしき男に「こちらへ」と一番、奥の大きなSPの前に案内された。恐らく時間帯、混み具合、人数等々、席の案内の仕方がマニュアル化されているのだろう。そもそも大きなSPの前に席を設けること自体、まともではないけれど、応急、臨時にのみ使用ならそれなりに価値はあるだろう。

他に空き席がいっぱいあるのに冗談じゃないぜ。真ん中あたりに一人用?の席があったのでそちらに変わった。ガラス張りのオーディオ操作コーナーに店主の姿が見えたけれど、本を読んでいるのか、出版物の原稿を書いているのか、下を向いたまま、店内の様子にまるっきり無関心。注文したコーヒーが運ばれてきたけれど、先ほどの男がスニーカーの踵部分を潰してスリッパ履きしているためバタバタと騒音をまき散らしている。 本来は、店主が指導、教育すべきこと。その頃、時間帯によるけれど、音楽鑑賞最優先で「店内私語禁止」だった?ほどなのに。我慢してレコードに神経を傾けたけれど、BGM級ばかり2枚続いたので、ものの30分程で店を出た。最?の店ですね。

実はここへ来るまでに他に二店に寄っていた。一店は壁にあるミュージシャンのレコードが飾られ、内容も雰囲気も良かった。もう一つは著作物がヒットし、意気揚々の店主の店だったけれど。ま、この世の中、評判ほどいい加減なものは無いです。

ネガティブな話の後は、気分転換に庭へ出ましょう。

 

 

少し前はエゴノキの小鈴の花が目を楽しませてくれましたが、今、ヤマボウシが真っ盛りです。例年より早いです。

 

 


WE 24GA 単線リード線 ブラックエナメル

2023-05-04 | お遊びオーディオ

 

一年近く前に購入したままのプロ・ケーブルのカートリッジ線。単線仕様なので硬く曲げ難いので、カートリッジとシェルのピンの間に余裕がないと端子を折るリスクが高い。シェルをいろいろ物色していましたが、なかなか見つけられなかった。そこで、手持ちの中で、一番合いそうなTRIO(珍しい)のシェルでトライを。思いの外、スムーズに装着でき、ヤレヤレ。

カートリッジはSHURE V15/TypeV。これまでリード線は6N~8Nを始め、色んなタイプを使用してきましたが、直ぐ変化をはっきりと感じたのは初めてですね。一音一音の密度が濃くなると共にVividになり、今までのTypeVのイメージと異なりますが、自分にはいい方向に進みました。

 

 

インスツルメントはOKだったけれど、ボーカルはどうか?

 

 

ハートマンのベルベット・トーンがやや上擦って聴こえる。もっと渋みがあったような記憶があり、もう少し時間を掛ければ落ち着くでしょう。シーツ・オブ・サウンドに邁進した頃、歌わないテナーと揶揄されたコルトレーンがハートマン以上に歌っている。センター・ラベルは光沢無しのオレンジなので初版盤ではないことに気が付きました(ガクッ)。

 

 

いずれにしてもこのリード線、想像以上に効果がありました。デザインがちょっとユニークなTRIOのシェルはマグネシウム合金で、作りもしっかりしている。相性がいいのかもしれない。