jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

年末の新入り ・・・・・コンパクトなTHORENS

2021-12-30 | お遊びオーディオ

 

その昔、トーレンスのプレイヤーを買う予定で馴染みのオーディオ・ショップに出掛けたけれど、店を出るとき、マイクロ(BL91)+ FR64Sに変わっていた。店長曰く「今のうちにFR64Sは手に入れていた方がいい。いつか持っていて良かった、と思う日が必ず来ますから ・・・・・」と。事実、昨今の人気は高く、状態によるけれど、出物は直ぐ右から左のようだ。それだけの価値があるアームとは、当時、自分が知らなかっただけ。それ以来、ずっと愛用してきたけれど、トーレンスが頭からすっぽり消えていたワケではなく、これが最後のチャンスかな?と思い、年の瀬ぎりぎりになってTD321MK2が目出度くわが家へ(笑)。

巾44㎝、奥行34㎝と小振りで、丁寧に使われていたのでしょう、思いの外、上物でした。ちょっと音出しをした所、良い反応を得ており、年明けにかけじっくり調整を楽しみたい。

音出しに使った一枚、”FOR SURE!/ WOODY SHAW” 

CBS/COLUMBIAに吹き込んだ5枚の中の4枚目です。悲惨な最後に襲われたショーの栄光期の録音。曲によりストリングス、ボーカルが入り、堅物のイメージが強いショーにしては異色作。それが故にデープなショー・ファンからさえも斜に聴かれがちですが、そこはメジャー・レーベル、今まであまり表に出ていなかった才能を見事に抽出している。仕立ての良さそうなスーツ姿が板に付いていないけれど、プレイに華が備わり、立派に応えている。好きな作品です。

 

 

この一年、ご覧頂いた方々、リアクションして頂いた方々、コメントを頂いた方々、ありがとうございました。

皆さん、よいお年をお迎えください。

 


二年ぶりの参拝 ・・・・・ 多賀大社

2021-12-27 | 日記・エッセイ・コラム

 

昨年は不要不急の外出自粛で行けなかった多賀大社に参拝してきました。例年ならばここ一両日辺りですが、大寒波の予報が出たので、急遽、先週の23日に繰り上げ、大正解でした。

手水の仕方が世相を反映してますね。

 

 

他は何も変わらず、いつもと同じ厳かな空気が流れている。

 

 

少し前に降った雪が屋根にまだ残っていた。日差しはそこそこ強いけれど外気温は6°と低く、こういうシチュエーションで雪を見ると更に身が引き締まる。お屋根の吹き替え等の社殿修復のための奉賛金を納めてきました。

 

 

参道は、大晦日~元旦を迎える準備万端です。

 

 

いつものように名神関ヶ原で高速を降り、旧中山道に沿って下道をのんびり進み、途中、柏原宿に寄りました。

 

 

今日あたり、雪化粧した町並も味があって素晴らしいでしょう。眼を瞑れば光景が浮かびます。関ヶ原~彦根は結構雪が降るので地元の人たちは大変でしょうが・・・・・

 

 

往時の賑やかな往来が偲ばれる建物が多く残っていて、今は深い眠りにつき、時間が停まっている。でも、そこが良く好きです。

 

 

参拝後は、お正月用に酒蔵巡りです。まず大社前の酒扱い店で「多賀 しぼりたて原酒」を手に入れ、「岡村本家」と「藤居本家」へ

「岡村本家」では、純米吟醸「純金箔入・迎春金亀」を

 

 

「藤居本家」では「元旦初しぼり 吟醸生原酒」を予約、1月2日に直送届けです。元旦早朝にしぼり、瓶詰するそうです。こちらの蔵元は年中無休なんです。

 

 

「いつも通りの年末の一日」でした。

 


上等な自作電源ケーブル

2021-12-24 | お遊びオーディオ

 

少し前、某オーディオ・ショップの電源ケーブル(5m)を2mと3mに分割し、2mものにそのままワッタゲートのプラグとインレットを使用した記事を載せました。一方、3mものはいろいろ組合せをテストした結果、プラグはAET、インレットはかなり古いモデルですが、フルテックのFI-15に特注クライオ処理したタイプに決まりました。

 

 

ワッタゲートを使ったオリジナルとAET+フルテックのヴァージョンとの比較に興味が湧きますね。

 

 

前と同様、FIM880(壁コン)から電源BOX(コンセントはHUBBELL)に繋げる所に使います。ここからマッキンのプリへ。なお、FIM880はメタル・プレートはタブーなので純正プラをそのまま使用してます。

 

 

レンジが広がり、音がアクティブに響くワッタゲートを使ったオリジナル(2m)に対し、ヴァージョンもの(3m)はオリジナルの良さをスポイルすることなく、いい塩梅に「とろみ」が掛かり、しかも抜けがGooです。暫くこちらがエースになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 


アナログブーム再燃 JICOレコード針

2021-12-22 | お遊びオーディオ

 

今日の日経新聞(朝刊)にこんな記事が掲載された。JICOブランドで知られる日本精機宝石工業の紹介です。

数年前からアナログ回帰の動きは囁かれていましたが、自分自身、あまり実感がありませんでした。直近の売上高は5億円で、9割が海外だそうです。だからピンとこなかったかもしれませんね。

CDの売上が頭打ちで低迷しているようですが、レコードの方が音が良いとは一概に言えず、普通に聴くならCDの方がいいじゃないかな。ただ、音の優劣ではなく、別の問題を抱えているようです。

レコードは手間暇かければ期待する音に近づけると思う。そこにロマンを感ずるのだろう。

もう、一過性のブームに終わらないでしょう。

 

 

 


燗酒が美味い季節になりました ・・・・・ 山車、朝日山

2021-12-18 | 日本酒・洋酒

 

普段、愛飲しているのは「七賢」(山梨)ですが、いつもと違うリカー・ショップを覘くと高山の山車(さんしゃ)が目に留まり、隣の朝日山(新潟)といっしょに。

どちらも美味いですが、「山車」の適度なコクとスッキリ感のバランスの良さは価格の割にGooですね。一ビン空きそうになったので、買いに走ったけれど品切れしていた。

蔵元・原田酒造場は観光人気の上三之町にあり、ここでしか手に入らない「秘蔵酒」の美味さは格別。

 

 

歴史の深さ、重みを伝える佇まいは圧巻、見応え十分です。

 

 

12年前、ひと呼吸置けば、この様な瞬間が眼の前に・・・・・・・

 

 

今はインバウンド前に戻っているのかな?

 

 


魔術師のごとく ・・・・・TONE POEM / CHARLES LLOYD

2021-12-12 | ジャズ・ts

 

先日、3年ぶりに特定健康診査に出かけた。結果は後ほど通知がきますが、あちこちガタが来ているので何処かで引っかかるだろう。

検査時間が割と短く終わったので、運動不足解消を兼ねて30分ほど歩いて帰宅した。

しばらく前に届いたロイドの新作CDを。出来云々より先に新録を聴けるだけですごく嬉しい。1938年生まれなので80歳を超えているが、吹く力も感性も衰えを感じさせず、知らずに聴かされたら恐らく信じないだろう。

TOPの2曲にO・コールマンのオリジナルを配し、途中、”MONK’S MOOD”を挟み、ロイドのオリジナルでフィニッシュする曲構成が見事決まっている。ストーリーテラーですね。勿論、内容も優れている。

モンクの曲も確りとロイドの文脈の中に落し込み、モノの違いを聴かせます。

かって、「機を見るに敏な商売人」、「フォレスト・フラワー 一発だけのB級テナー」と蔑んだわが国の評論家、物書き屋達の耳に如何、響くのだろう?

 

 

”PRAYER”のスピリチャアルな世界はロイドの独壇場です。

 

 

 


庭のメンテ ・・・・・砂利敷きと剪定

2021-12-05 | 日記・エッセイ・コラム

 

年を重ねると家の回りのメンテが億劫になってくる。一番嫌なのが夏の草むしり。暇なときにホーム・センターで砂利を買ってきて敷き、雑草の発生を出来るだけ抑えていますが、一部、まだ敷き終えていない所が残っている。さすがに一袋20㎏もある砂利袋を約30㎡分運ぶ気力も体力も無くなり業者に依頼しました。色が濃い部分が今回敷いた所です。

 

 

来年から草むしりが随分楽になると思うと気が晴れる。

同時に庭木の剪定もお願いしました。

数年前から体力の限界に備え、大きくなり過ぎた樹木を何本か伐採し、見映えは良くありませんが、高さを徐々に低く抑えてきた。もう脚立に上ることはヤバイです。先日、自転車から落馬した。

依頼したのはシマトネリコ、エゴノキ、ハナミズキの3本、高さは2.5mほどです。

こちらはシマトネリコです。

 

少しずつでも手を入れていかないと、いつか倍返しの目に遭います。

 


異端?反逆 ?・・・・・ 某オーデイオ・ショップの電源コード

2021-12-01 | お遊びオーディオ

 

以前から気になっていた過激な発言で知られる某オーディオ・ショップの電源コード。

挑発的なコメントは果たして如何なんだろう、ハッタリなのだろうか?

ワッタゲート(ベースはマリンコ)のプラグとA2Dのコードを組み合せたものです。偶々、5ⅿものだったのでバラして異なるプラグ、コネクターの2本にする予定です。

 

 

まず、同じプラグ、コネクターで2mものを作り、壁コンから電源BOX(左手前)に繋ぐコードに当て、そこからマッキンのプリへ配電することに。

 

 

暫く通電した後、針を落とすと、いきなりいい感じの音が出て来ました。音圧が高まったようで、しかも軽快ですね。かと言って重みが無いわけではありません。そこで、以前、自作したベルデンの19364と聴き比べを。ベルデンと比較するとレンジが広がり、アクティブですね。勿論、ベルデンも持ち味の良さがあり、そう簡単に優劣を付けられません。

ただ、これでもう一本、違うプラグ、コネクターの組合せが楽しみになりました。

 

 

エヴァンスのpが良く聴こえます。

”POLKA DOTS ・・・・・”(再発盤)は、カヴァで損してますが、音はGooです。その昔、フランスの批評家に「女々しい」と罵倒されたせいか、あまり高い評価を得られていませんが、好きな一枚です。以前はA面の3、4曲目が気に入っていましたが、最近、B面を聴く機会も増えました。

またエヴァンス自身がリアルタイムでリリースを強く拒んだ”LIVE”。どこが気に入らなかったのでしょうか?裏カヴァのカジュアル・スタイル(カーディガン)なプレイがイヤだったのだろうか?良い出来と思えますが・・・・・・

B面の”’Round Midnight”と”How Deep Is The Ocean”が特に好きです。