goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

磯自慢 中取り純米吟醸 多田信男

杜氏の名前が入った磯自慢(写真右)。はせがわ酒店の通販で買ったが、ここでひとつ残念なことが。はせがわ酒店は12月いっぱいでインターネット販売をやめるとのこと。地方に住んでる日本酒ファンには非常に悲しいお知らせだ。でも仕方がない。ある分をしっかり味わうとしよう。

封開けからかなり時間をかけて飲んでいることもあり、まろやかでフルーティーでおいしい。最初は他の磯自慢に比べてちょっと味が濃いような印象があったが、今となっては全くそんなことはなく、ほどよい。香りはそんなに派手ではないが、磯自慢らしい上品さが感じられる。純米吟醸なだけに、たしかにレギュラーの純米吟醸(写真左)に味は近い。両方を飲み比べてみると、この中取りの方はレギュラーの純米吟醸よりもちょっと(ほんとにわずかに)味が濃い。

このぐらいの価格帯で、この味のレベルのお酒って、ある意味、理想なのではないだろうか。やっぱり我々も含め、ほとんどの人は、いつも1万円のお酒を飲わけではないので。東条特A山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2005年?月)
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み

磯自慢好きとしては、この辺りも一応いっておかないと。
なるほど、磯自慢が五百万石でお酒を造るとこうなりますか。たしかにフルーティーでまろやかで飲みやすい。ただフルーティーと言っても、香りがどどんとくることはなく、飲み込んだ後にフワッとくる程度。同時にくるさっぱりめの甘さは、ちょっと好みとは違うが悪くはない。酸味というか、ちょっとだけ引っかかる部分もあり、やっぱり比べてしまうと、磯自慢なら特本の方が断然好みだ。でも、まだまだ飲むぞー、磯自慢!五百万石/精米歩合55%。(製造年月 2005年?月)
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 特別本醸造

いやぁ、すごい。コストパフォーマンスとか、それはもちろんだけど、値段の割にではなくて、絶対的な評価としてうまい。封開けは7月で、それから4ヶ月ぐらい寝ている。普通、本醸造って、辛いというイメージがあるが、これはむしろ「甘い」寄り。文句なく旨口の酒だ。香りはかなり控えめなので、食中酒でもいけそうだ。ホント、スイスイいける。居酒屋でも気軽に飲める定番の酒なのに、ちょっとやそっとの大吟醸では勝てないような気がする。寝かせたのもかなり効いてるなぁ。今回は火入れだけど、生を寝かせて飲んでみたい。東条特A山田錦/精米歩合 麹55%、掛60%。(製造年月 2005年)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

初亀 大吟醸 愛 12BY

出張中に飲まれちゃったシリーズ第2弾!!(こんなシリーズ、イヤだっ)

う~ん、なんとも軽い。いや、味じゃなくて瓶が。(これもいきやがったか、い@暴飲族。)

さぁ、最後の1杯を味わいましょう。ここまで熟成させると、初亀特有の酸味はほとんど感じられない。甘みも少なめでさっぱりしている。まろやかさは、熟成期間が長いだけあって見事だ。ほんのりと後味に残るチョコレートにも似た甘さの中に、ほんのわずかに熟成香が混ざり始めている。この酒は、この辺の熟成期間が限界か。熟成好きの暴飲族だが、熟成香はNGなのだ。熟成と言っても、カドが取れる程度が一番いい。まあでも、今の時点では問題なくうまいなぁ。山田錦/精米歩合38%。(製造年月 2001年3月)
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 純米大吟醸 (エメラルド)

言わずと知れた大御所、磯自慢のエメラルド。ついこの間まで鎌倉に出張している間に・・・・あれ?これしか残ってなかったっけ?(やりやがったな、い@暴飲族。)

さて、気を取り直して、お味の方を。
絶品だったレギュラーの大吟醸は、もう少しきれいでさっぱりした印象だったが、こちらはまろやかでまったりした感じがやや強い。甘さは、大吟醸と同じ傾向でさっぱりとしていて軽やかで、そしてメロンやバナナとは違うまた独特なフルーティーさがある。うまいなぁ。

でも、この4合瓶とも今日でさよならなのだ。
勇気を出して1升瓶で買えばよかった。

この家、出張中も油断できないっ。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

初亀 純米吟醸 富蔵

静岡を代表する初亀も、実はあの独特の酸味があまり好みではない。しかし、上のグレードになるとかなりすっきりしてくるので、その辺の酒は全く問題なしだ。ただ、純米吟醸クラスでも、もともと酸味が目立たないか、熟成させて酸味がまろやかさに包まれてしまえば一気に暴飲族好みの酒になる。

この酒は、かなりリーズナブルな価格のラインナップだが、製造年月(瓶詰めの年月らしい)が2004年5月。そう、結構寝ているのだ。それでも、封開け直後はまだ酸味が気になったが、もう大丈夫。もちろん、上のクラスの初亀に比べれば味は濃いが、まろやかさは十分。すっきりさも十分でほんのりと甘さがのっている。吟醸香はまさに初亀そのもの。こういう酒を飲むと、時間はかかるがやっぱり初亀もはずせないと思ってしまう。まったく手のかかる子だ。兵庫県産山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2004年5月)
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 大吟醸 水響華

磯自慢の大吟醸ともなれば、もう何も言うことはないでしょう。
この酒は、ただのすっきり旨口系ではなく、落ち着きがある。吟醸香はしっかりありながら派手すぎず、甘さもさっぱりしていて、全体的にさわやかな感じ。欠点は見つからない。磯自慢は、ホントにうまく作るなぁと毎回感心してしまう。特A山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2005年)
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

正雪 純米吟醸 低温熟成 14BY

これは市販されているのだろうか?
3ヶ月ぐらい前にいつもの酒屋に酒を買いに行ったときに、ご主人に「あ、これとって置いたんだ。」と言われ、出てきた1本。もうこの酒屋にも残り1,2本という貴重な正雪を我々のためにとっておいてくれたのだ。よく好きで飲んでる正雪の純吟の熟成酒ときたら当然ご購入だ。

もちろん、ヒネ香は全くない。山影のフルーティーさを控えめにした感じで、まったりまろやか。決して甘すぎることはないが、辛さはぜんぜんない。大吟醸の14BYは、香りは華やかなのに、ちょっとヒネていた。同じ年に作っているのに、しかも大吟vs純吟なのに、純吟の方がうまいってこともあるんだなぁ。山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2004年11月)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

初亀 秘蔵大吟醸 亀 7年熟成

初亀の亀といえば、言わずと知れた高級酒。ただでさえ3年熟成してから出荷するという手の込んだ酒。こんなに高い金払わなくてもうまい酒はいっぱいあるよと思い、今までは素通りしていた。だが、2001年出荷の7年熟成酒(出荷前の3年熟成も含めて)が今年出荷の亀とほとんど同じ値段で手に入るとなれば話は別だ。というわけで、初の初亀の亀。う~ん、ややこしい。

実は、封開けは結構前だった。封開け直後は、これが7年熟成かと思うほど、新酒のようなピリッとした新鮮さも感じられ、味もボケていない。ちょっと置いたら、ばらつきも落ち着くかなと思い、ちょっとずつちょっとずつ飲んでいた。

3ヶ月ぐらい経ちましたが、ほぼ完成しました。辛さが取れました。まろやかですねぇ。実にゆったりとしている。7年熟成という先入観のせいだと思いますが、奥深さを感じます。香りはフルーツとは言いませんが、つややかで華やか。ただし、派手ではない。大人の余裕を感じさせます。実にうまい。もう飲めないだろうなぁ、7年熟成酒なんて。大切に飲みたいですが、うまくなったら一気にいかないと。兵庫県特A山田錦/精米歩合35%。(製造年月 2001年4月)
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 吟醸

磯自慢という酒は、すっきりまろやか旨口系の基本というか、実にバランスがよくてうまい。しかもこの値段(忘れたけどそんなに高くない)で、東条特A特上の山田。

この吟醸は、先日、東京に飲みに行ったとき(インターネットでの仕入れ前)に、はせがわ酒店で仕入れた磯自慢の中では一番おいしかった。トロッとした甘みもあり、さっぱりすっきり感もあり、飲み込んだ後に喉の奥にしばらく残る香りがチョコレートのようでもあり、本当にうまく作られている。

あんまりうまかったので、あと2升仕入れてあります。熟成したらまろやかさが増すのかな。熟成後が楽しみだ。特A地区特上、特米山田錦/精米歩合 麹50%、掛55%。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

正雪 純米吟醸 限定酒

限定酒ということで、正雪の普通の純米吟醸とはラベルが違う。同じ純米吟醸の山影純悦よりも、若干辛口だが辛さが目立つのは最初の1杯目だけ。喉を通ったあとに鼻にフワッと抜ける正雪特有のフルーティーな吟醸香はしっかりとあり、これがほぼ正雪のスタンダードではないだろうか。やっぱり正雪ってうまいなぁ。間違いなく暴飲族のお気に入りNo.1の銘柄だ。(製造年月 2005年4月)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

磯自慢 大吟醸

昨日までの那須旅行でお酒の買い出しを控えめにした理由。そう、それは今日の納品のため。こないだ東京で行った、はせがわ酒店って、帰ってきてからインターネットで見たら磯自慢をネットでも売っている。しかも、グレードを変えると2本ずつ買えるらしい。これは買うでしょう。というわけで、本日、10升ほどまた新しいお友達が来ました。ほとんどが熟成用。すぐには飲みません。これで、来年は磯自慢の熟成酒が飲める。

といっても、すぐに飲む用の酒ももちろん買いました。その中でも一番うまかったのがこれ。大吟醸。ブランド抜きにして、本当にうまい。ピリっと来るわけではなく、暴飲族の嫌いな酸味もなく、すっきりしているのに味わいがしっかりとあり、甘みはフルーティとは違うが加減が絶妙で超好み。文句ないです。東条特A特上山田錦/精米歩合45%。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

正雪 特別純米 備前雄町

こんなにコストパフォーマンスの高い酒ってあるだろうか(暴飲族的に)。暴飲族の超お気に入り、正雪の山影の赤ラベルに近い芳醇でフルーティーで上品で絶妙なバランスの旨み。むしろ、純米の分だけ山影の赤(純米吟醸)よりもさらに旨みを濃くしたような感じ。これこそ、暴飲族のコンセプトにぴったり。酸味や変なクセがまったくないので、ラベルを隠されて出されたらまだ飲んだことのない正雪の大吟醸かと思うぐらい。結構、寝かせているので封開けよりもかなりすっきりしたせいもあるかもしれない。しかしここまでくると、バナナジュースを飲んだ方が早かったりして。いや、そんなことはない。バナナジュースよりもはるかにうまい。備前雄町/精米歩合60%。(製造年月 2004年12月)
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

正雪 大吟醸 13BY

最近暴飲族がすっかりはまっている正雪の中でも、これはずば抜けてうまい。トロっとしていて、なめらかでまろやか。これぞ熟成酒といった感じ。封開けから半年ぐらい経っているせいもあるかもしれない。(しこにほよりも寝かせ長めか。)吟醸香は裏ラベルにある通り、確かにバナナにリンゴを混ぜたような感じ。純米大吟醸の15BYに非常に近い味だが、この酒の方がほんの少し辛いような気がする。といっても、余裕で旨口の範囲内。何の文句もございません。山田錦/精米歩合35%。(製造年月 2004年9月/醸造は平成13年度)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

正雪 純米吟醸 吟ぎんが 山影純悦

やっぱり気になって、結局、買ってしまった。昨日のコメントに書いたように、吟ぎんがはこれまでいくつか飲んだことがあるが、うまい酒にあたったことがない。米のせいかなと思っていたが、これを飲んでそうではないことがわかった。これなら吟ぎんがでもいける。飲み慣れた山田錦よりはピリッとした辛さが若干最初にあるが、これは封開けすぐだからかもしれない。ちゃんと正雪っぽい華やかな吟醸香もあり、すっきりしていて飲みやすい。ちょっと寝かせたら、まろやかさが出てこないかな。この秋出荷バージョンがあるのか気になってきた。もしあったら、ラベルは何色になるんだろう?岩手県産吟ぎんが/精米歩合50%。(製造年月 2005年4月)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »