俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

マキャヴェリ『君主論』

2013-09-03 11:59:27 | レビュー
マキャヴェリ『君主論』



「なんだ絶望的に厚い本だなぁ」と思ったのが初めの感想だったけれども、実際のところ半分は解説と脚注でした。
1500年頃を生きたマキャヴェリが君主とはどうあるべきかというよりは、君主であるのに必要な条件はなにかを説いた一冊。
正直今のご時世これを読んでもあまり意味がないというか、役に立たないというか、ちょっと古すぎる。
それはあたりまえなんですけどね、なんせ「君主」論なんですから。


この手の本の良いところは何かというと、その時代その時代においてどこまで考らえる視点を持っていたか、なにを良しとしてなにを悪としたか。そういう感覚を嗅げるということが素晴らしいんではないかと個人的には思います。

そうしたものを僕らはたかだか数百円で(ときとしてタダで)知ることができる。そして「たしかに進歩してきたなぁ」と感じる。
一般庶民の我々がそれを時間できるというのがそれを証明している。これはきっと幸せなことなんだろう。

当時のマキャヴェリが君主についてまとめたこの一冊が、いまでは古い、役に立たない時代になったのである。
しかしながら、また時代が一周して必要とされるときがくるのかもしれないなぁとも思う。進歩はしたけれども本質的に人間というものが変わったわけではないのだろうから。


…でもまぁ読むのは時間の無駄かなぁとは思う。

君主論 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

9月2日(月)のつぶやき

2013-09-03 04:09:46 | twitter

今シーズンはアメフトを見に行きたいでござるな。


なんか今日はやたらカップルがちゅんちゅんしてる夜だったなァ。なんかキャッチャーミットして道路に寝てるおっさんもいたし。こえーよ。


京浜東北線、新学期そうそうやってくれるな…あ!僕は学生じゃなかった!


うむ。この生活は駄目だ。

もっと早く寝よう。とりあえずおはようございます。


ただこの曇り方はうん、なんか起きそうだなァ


図書カード使おうと思って地元の本屋に来たものの、ほしいものリストに入れた本が一冊もない件。


ヨドバシドットコム書籍10%還元だったからそっちにするか。いつ図書カード遣うんだ、俺。


あーまた一万も本に使った。贅沢した\(^o^)/


イスは座ってて少し痛いぐらいがいい。柔らかいと寝てしまう。


君主論がまったくおもろくない。しんどい。


ラインのプロフ画像を小池徹平にしてるスイーツ誰だよ!と思ったら男だった\(^o^)/


渋井くんにアポとって予定を押さえるのに一ヶ月かかるとは\(^o^)/


あとユーミンの主題歌、終盤の声張るところやめてほしい。「かけーていくー」のところがツボに入ってしまって、感動が台無し。

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青が散る

2013-09-03 00:29:38 | レビュー
青が散る〈上〉 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


青が散る〈下〉 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


おすすめ小説のスレッドで挙げられていただけであまり期待はしていで読み始めたんですが、上巻を読み終えたあたりからため息の連発。
これはすげぇわかりやすい青春小説である。

(あらすじ)
<上巻>
燎平は、新設大学の一期生として、テニス部の創立に参加する。炎天下でのコートづくり、部員同士の友情と敵意、勝利への貪婪な欲望と「王道」、そして夏子との運命的な出会い―。青春の光あふれる鮮やかさ、荒々しいほどの野心、そして戸惑いと切なさを、白球を追う若者たちの群像に描いた宮本輝の代表作。

<下巻>
退部を賭けたポンクと燎平の試合は、三時間四十分の死闘となった。勝ち進む者の誇りと孤独、コートから去って行く者の悲しみ。若さゆえのひたむきで無謀な賭けに運命を翻弄されながらも、自らの道を懸命に切り開いていこうとする男女たち。「青春」という一度だけの時間の崇高さと残酷さを描き切った永遠の名作。

という話です。

1985年の作品ですが、30年前も今も大学生って変わらないなぁと思う。とくに体育会にいた人間にはすごくわかる話。ましてや応援団とつながりがあったひとにとってはすごーくわかる話です。

テニスの話なので試合描写になると、テニスのルールがわからない人はきっとしらけると思います(何。
結構緊張感ある書き方で描写されていると思うのですがこれが伝わらないとちょっとストーリー展開をじれったく感じる側面はどうしてもあり、この作品の章分けが時系列だけで分けられていているので、テニスと関係ない人間ドラマが展開されていたのにここでいきなりテニスかよ!みたいな気持ちに陥ると思います。

ですが、これはよくよく20代の若者の心理を上手に描けています。とくに男性の気持ちをうまくできてると思う。
女性の気持ちは最後までよくわからないというのが僕の感じたところです。

僕がこの作品でいいなぁと思えたのは、僕が良いと思う物語の要素すべてが入っているからだと思います。
まず主人公には仲間がいること。主人公にやたらはまっているものがあること。登場人物が死ぬこと。かぎりなくバッドエンドに近いエンディング。
これが見事にこの小説にはぶっこまれていて、読んでいて震えます。最後の最後まで。
ひさびさに詠んでよかったなぁと思える作品でした。

三島由紀夫『金閣寺』

2013-09-02 06:11:59 | レビュー


三島由紀夫『金閣寺』

僕はしばしば「三島由紀夫とかよく読むでしょ?」とか言われたりもするのですが、僕は硬派な文章が嫌いでいままで手に取ろうとなんて思ったこともありませんでした(何。
んで、まぁここ最近好き嫌いしないで…むしろ好き嫌いで通してきて食わず嫌いになっていた本を読んでいこうと思って手に取ってみました。

んまぁ、事細かに心情や光景を静かに、緊張感を持ってきちっと書かれている。正直、予想していた通り僕が嫌いとする文章だ。太宰治よろしくこういう硬い文章を書いていく作家が苦手でござる…でも忍耐で読み通しました。これをみんなして「美しい」「美しい」とのたまうのだから恐ろしい。

(あらすじ)
一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。


という話ですが、ストーリーはすごく好きです。

まっすぐすぎるから歪む。素直な人間、正直な人間であればあるほど世間になじめなくて、その原因がどこにあるかを必死に考えあれこれやって過ごすうちにその原因を何かに設定する(あくまで設定するのであって、そもそもそんなもの原因とか要素とかが存在しているのか本人にも他人にもわからないこと)。そしてその原因を破壊する。

それがたまたま「金閣寺」であった。
ただそれだけの話なんですけど、僕は何となく主人公の心理がわかる気がします。

自分と他人がどうも違うんじゃないかという疑惑。
でも何が違うのかわからない。同じ人間であるのに、同じ日本人なのに、同年代の人間なのに異質な気がする。
生まれ持った才能の差なのか、環境の差なのか、信じるものの差なのか。

その疑問が自身に向けばそれはコンプレックスとなり、コンプレックスを抱えるがゆえにひと一倍綺麗であろう、良くあろう、正しくあろうとする。清く潔く生きようとする。いわば無垢的な道徳心を持とうと思い始める。
でも現実どうかといえば世の中は汚く、ましてや聖人であってほしい自分の両親・家族や人生の師がひととして汚れていることに気付く。無垢な道徳心を持った人間は傷つく。
ひとと馴染めないのはコンプレックスのせいであるのか、それとも無垢な道徳心のせいであるのか。結果として悩む。

そしたらもうそれらを壊すしかないじゃないですか。もちろん壊すでなくて是正するというのも選択肢としてはありますが。

生まれ持った障がいを是正するとはどういうことなのか。あくまでも是正。
障がいを緩和することはできてもそれをなくしてしまうことはできない。
障がいを認めるかあきらめるかはわかりませんが、精神的に強くなるように努めるほかありません。
無垢な道徳心を是正するとはなのか。こうあるべきだ、こうありたいと世間で思われている倫理観を捨てることなのか。
それはできないですよね、それが本来正しことなんですから。少し汚れてみるなんてやはり間違っていると思えてしまう。

もう壊してしまおう。自分を壊してしまうか、道徳心・信じているものを破壊してしまうか。どっちもやろうというのが主人公の思い至ったんじゃないかと僕は考えます。

そういう気持ちすごい分かる気がします。
幸いにも僕にはそこまでまっすぐに生きてこなかったというだけで、根本は同じような気がします。

きっと三島氏も同じだと思う。こんなかっちりした文章を書く人間が破滅しないわけがない、そう思った一冊です。

金閣寺 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

9月1日(日)のつぶやき その2

2013-09-02 04:12:14 | twitter

結局本を読みきったわけで、このあとも本を読むべきか眠るべきか。


うむ、君主論読むより。いまは寝たい。


なんか、デスラーの格が下がったなぁ


またヤマトは傷一つないくらいまで直ってるってw


トルコにいった話4(そろそろ飽きがまわるころ) goo.gl/1PH8Nl


アルカディア号の乗船チケットはどこで売ってますか?


そうだよなぁ。宮崎駿は引退すべき。よかったよかった。


偶然にもスタジオジブリ引退を決意した宮崎駿は...

ATOP(絶賛思考ダダモレ中)さんがリツイート | 190 RT

今ここに引退を表明した超大物監督を見なかった!?バカモーン!そいつが宮崎駿だ!追えー!

ATOP(絶賛思考ダダモレ中)さんがリツイート | 769 RT


9月1日(日)のつぶやき その1

2013-09-02 04:12:13 | twitter

フェイスブックの映画と本に思い当たるのをぶっこんでみたけど、おすすめあんま変わらないなぁ。うんこ。


なんとなく音楽を垂れ流して本を読みたいのに、俺のiPodときたら。


人間とは不思議なものでなにか物理的もしくは精神的に喪失をしたときに、べつななにかで埋め合わせができる。幸せなことかとも思うけど、やはり不幸なことかなと思う。


僕のいけないところはなにか得ようとするためにその喪失をまず呼び込もうとすることだ。精魂尽き果てた先になにかが得られると阿呆みたいに信じている。べジータが誰彼構わず半殺しにしろと懇願するように。


でももう僕には僕が期待するほどの喪失は訪れないと思う。唯一あるとすれば身近なところで発生する死だけだろう。それ以外はもうすでに失ってしまっていて、失ったまま取り返せずに今に至る。なんだ穴埋めできてないじゃん。


それでもなお失ったことから目を背けて生きていけるだけの薄情さを持ってるんだなぁ。僕の本心はいつまでたっても行方不明だ。


気づくと机の上が散らかっていて、とりあえずのってるものを全部払い落としてどれが必要なものかもう一度のせていく。すると何も捨てられないでまた山積みにしてる。悲しいかな、これの繰り返し。これが私の生き方。


僕はあれだ。しゃべればしゃべるだけ徳が下がるな。


ここ最近やたら喋り倒しているのは異常に本を読んだり音楽を聴いたり映画を見たりしてるかだと思うのだけども、きっとそれは半分当たっているけども半分間違ってる。実はもっとどーでもいい次元の話なんですな。10日くらい前に夢の中でAKBの大島優子にフラれたのが原因です。


なんで大島優子だったかもわかります。ゲームセンターCXの見すぎで、登場するADが大島優子好きで登場するたびにAKBの曲がかかったり、たまゲーのがちゃがちゃのくだりをみたばっかのときにみた夢だからであって、僕自身は彼女のファンでもない。※ちなみに推しメンは篠田です。


べつに大島優子だろうとなかろうと、芸能人だろうとなかろうと、そこは至極どうでもよく、問題はフラれ方にあり、それがまた妙にリアリティーのあるフラれ方で、朝目覚めてみると心臓がいつも3倍くらい重く感じるぐらい真に迫るものがありました。


その喪失感を僕は白石くんを捕まえて夜通し一方的に話し続け、もうなにも絞り出せないくらい話したおしたことに満足感は感じたものの、逆に今度はからっぽになったせいで染み込むように文化が僕のなかに流れ込んでくるんですね。そして吸収しきれなくなって吐き出す。それが今なんですね。


僕今すっごくいい話してるなっていう高揚感と満足感があります。軽く死にたいです。


いまはどっぷり恋愛映画が見たいです。夕陽のガンマン見ている場合じゃありませんでした。


怖いなぁ、朝方のテンション\(^o^)/


家電量販店で刺されてしまう新潟。


能年&橋本がウニ数える動画、NHKの不定期深夜番組サイトで公開中。 | Narinari.com narinari.com/Nd/20130822828… ああ、橋本愛ちゃんに「クズが一匹、クズが二匹…」って言われたいです


その先の予定・計画が一切ないのに突然交通事故を起こしたように発作的に告白するのはテロです。バッキバキです。


まあぁ夢の中で良かったです。ひさびさの罪悪感でした。ちゃんちゃん。


サイコクラッシャーアタックできそうな気分です。


というのがですね、最近の僕の実態と『青が散る』上巻を読み終えた感想をまぜて生まれたものです。



トルコにいった話4(そろそろ飽きがまわるころ)

2013-09-01 19:35:12 | トルコ旅行2013
前回までのあらすじ

前日まる1日つかってイスタンブールからトロイ、最終的にアイワルクまでやってきた強行軍の我々。せっかくのバカンスの名所、エーゲ海にきているにも関わらずホテルに着いたのが22時と奇跡の時刻。ろくに海も見ずに死ぬように寝てしまった我々はこの日「朝日を見よう」という目標の下、海へ飛び出していくのであった。


●6月26日(水) アイワルク(Ayvalik) Grand Hotel Temizel Ayvalık 現地時間06:00●

前日ガイドさんから「朝日がきれいです」という助言をいただいた僕ら一家はホテルの中庭を通りビーチへ。

ん?ちょっと待たれよ。
よくよく地図を見て考えてみてほしい。僕らの泊まっているホテルはエーゲ海に面している。トルコのアジア側からエーゲ海を見ると、その方角は「西」だ!
太陽はどちらからあがってくるんでしたかな、バカボンのパパ?「太陽は西から上がって東に沈むのだ!」。そうだね、『天才バカボン』のなかではそうまかり通っていますが、現実世界では太陽は東から上がって西に沈むんだな。

つまりだ。

僕らがエーゲ海を臨めば、自然と太陽は背中にあるわけだ。

…もう、よかとばい…。



うむ、自ずとこういう構図になるわけだよ(苦笑。
でもね、これはこれで悪くないんだなぁ。僕はいままで『なにが地中海だよ、スイーツめ』とか思っていたんですが、これは思い違いでした。こんな日本人のいない(東洋人のいない)ロマンチックな海があるのは最高だなぁと思いました(※このホテルは東洋人だらけですが)。いつかまた、気の知れた人たちとこの海に来てもいいなぁと、来たいなぁと思いました。ハワイとは違う良さがそこにはありました。




●アイワルク(Ayvalik) Grand Hotel Temizel Ayvalık 現地時間07:30●

本日も朝早くからの出発まことにありがとうございます。
本日の行程としてはまずトルコ石の店に行ってから、「アルテミス神殿」へ行き、「エフェソス遺跡」へ行き、パッムカレの近くにあるホテルに行く感じです。




●アルテミス神殿 現地時間12:00●



トルコ石の店に寄ったのもありますが、この日も順調にバスはぐんぐん進み。アルテミス神殿に到着。



世界の七不思議の一つに挙げられる「アルテミス神殿」。たぶん多くの日本人はしらない…と思う。僕も世界の七不思議であと知ってるのは「ギザのピラミッド」と「アレクサンドリアの灯台」だけですし。

さて中でも比較的有名な「アルテミス神殿」。一番古いもので紀元前700年頃で燃やされたりした関係で今は写真の通り柱がぽつんと残っているだけです。もうなんものこっちゃおりません。よくもまぁこんなギリシャ系の神殿があるもんだって思います。まぁアレクサンダーの東方遠征に比較したら東っていうほど東でないので当たり前なのですが。この神殿跡はこの柱を見るだけがみものなので他に特にありません。


●エフェソス遺跡 現地時間15:30●

アルテミス神殿をさらっと見た後、昼ご飯(ケバブ)を食べ、革製品の店を見学させられてあれよあれよと15時過ぎ。エフェソス遺跡に到着しました。



もともとはギリシャ人以外が住んでいた地域だったそうだけども、ギリシャ人が移り住み最終的には紀元前2世紀にはローマの支配下にはいると。みものとしては巨大な劇場と図書館。


これが図書館跡


これが劇場





いろいろ施設が残っていますが、この遺跡の図書館前には当時の風俗店へ続く秘密の抜け道が今でも残っています。「俺、図書館行ってくるわ」といって図書館方面に歩いて行って、この抜け道に入っていったそうですな。古代ギリシャ人の知恵です(何。

ちなみにこの神殿の向かい側の山でイエスの母マリアと使徒ヨハネが余生を過ごしたとガイドさんが言ってました。

僕はここでこのツアーのしんどさに気付きました。大半が60歳オーバーであるこのツアーは残念なことに彼らの体力に合わせないといけない(何。それに歩くとわかっているのにビーサンでくるバカにも合わせないといけない過酷なツアーである。

汗びっしょりかきながら必死に説明してくれるガイドさんの話なんか聞きやしない連中なのだ。いったい彼らは何しにここへきているのかさっぱりわからない。

僕は黙って見てるしかないのである…。



またバスに乗りだらだらとホテルに向かいます。内陸に内陸にどんどんやってきているので風景もだいぶ変わってきます。


●パムッカレ スパホテル コロッセアサーマル(SpaHotel Colossae Thermal) 現地時間20:45●

本日はパムッカレの石灰棚のすぐ近くにあるあのニコラスケイジが泊まったホテルに宿泊です(何。

もうなにを持ち上げればいいかわかりませんが、温泉ホテルなのでホテルに入ると温泉くさいというかボイラーくさいです。でもそのおかげでプール系の施設が充実しています。

ご飯はビュッフェ形式でおいしかった気がします。ただおいしいといっても、一般的に食べられるという意味でおいしいのであって、特別格段においしいという意味ではありません(何。

でも清潔感もあって、居心地の良い観光ホテルという気がしました。



移動の途中でよったサービスエリア的な場所。
飲み物は案外普通なんですよね、チャイ、コーラ、オレンジジュースとか。

8月31日(土)のつぶやき その2

2013-09-01 04:14:29 | twitter

東くんがイケイケなのか考える8月最終日。


キャンパスノートのインデックス部分をうまく使えたためしがないのでなくしてほしい pic.twitter.com/wFZoRHYjL6

1 件 リツイートされました

参考書にこういわれたら気長にやるしかない pic.twitter.com/6dKjTuZRdS


最終的には逆さに使うと上手に無視して使える pic.twitter.com/r70cQ4IYkN


宿題を必死にやる学生を見ると夏の終わりを感じるなぁ


中学生の女の子がしきりに舌打ちしてノート書きなぐってんですけど\(^o^)/


あんだけインカレ総合優勝というネタを持ち上げてたのに、結果記事の見出しがそれに触れないとかずれてるんではなかろうか。 #迷ウェブ


そもそも大会終わったのいつよ? 25日でしょ?今日何日よ?#迷ウェブ


優勝の壁をぶち破ると何位になるんですかね?殿堂入りでもするのかなぁ。 #迷ウェブ


ディケイドは駄作


常磐線とは思えない【画像あり】日立駅美しすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwww - ネギ速 negisoku.com/archives/54598…


神宮にて井納vsバレンティン…

井納フォアボール→
ライトヤクルト応援団「おぉいふざけんなよょょ!!!」「勝負しろぉぉ!!」

レフト横浜応援団「仕方ねぇーだろぉぉ!ストライクはいんねーんだからぁぁ!!!」ww pic.twitter.com/X6mHGcOTE2

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8月31日(土)のつぶやき その1

2013-09-01 04:14:28 | twitter

ドラクエやってる場合じゃないなぁ


ドラクエ終了。さっさと走りに行ってしまうか、今日は。


【こんなんあるのか。すげぇなwは】Gundam Wing Opening (German): youtu.be/iGruonuNAt0 @youtubeさんから


#歴代のガンダムの曲で好きなのをあげろ 基本的にターンAは名曲揃いだよなぁ。西城秀樹?あーあれは…


このED見るだけで泣けちゃうんだよなぁ…『AFTER ALL』Turn A Gundam the Movie I - Earth Light - ED: youtu.be/Wyk-2NT6_cE #歴代のガンダムの曲で好きなのをあげろ


こういうこというとひんしゅくかうけど、なんで女って愛されるようとすることに必死なの?


面白い本って罪だな、もうこんな時間じゃねぇか。


寝るか迷ったにもかかわらず、なんとなく自転車こぎたくなって江戸川まで行って帰ってきた。なにこれ。


KDDI、光回線より速いスマホ発売 14年夏にも  :日本経済新聞 s.nikkei.com/18qxOY5 (なにそれ電池もつの?)


夏のうねりも名曲だね


廃校になる小学校の説明会ナウ


アスペvs市職員…え、なにこれ。


今度は高齢者vs市職員…え、なにこれ。


あの花みてきた。
泣けた
めんまが親指突き立てて溶解炉に沈む別れの場面が特に pic.twitter.com/tJ3k2nYF3v

ATOPさんがリツイート | 1308 RT

チャリのワイヤーがない\(^o^)/


どうやらワイヤーだけどこかに落とし、カラビナだけ残ったようだ。


@nakashun 医者「廃人的傾向がありますね。気を付けてください」


いよいよ、2013年度・関東大学アメリカンフットボール1部リーグが来週から始めります。

明治大学グリフィンズは、9月8日(日)大井第2球技場で、国士舘大学との初戦になり、キックオフは14:00です。皆さん応援宜しくお願い致します。

ATOPさんがリツイート | 10 RT


野心のすすめ

2013-09-01 00:38:13 | レビュー
野心のすすめ (講談社現代新書)
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講談社


内容紹介
「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、
野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
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<目次>
第一章 野心が足りない
屈辱感は野心の入り口/無知の知/「テクノルック」で糸井さんに突撃/
若い作家が消えてしまう理由/「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」 ほか

第二章 野心のモチベーション
友人同士の「タイタニック」格差/ファーストクラス入門/
自分に投資すると「人気」がついてくる/野心と強運の不思議な関係 ほか

第三章 野心の履歴書
不採用通知の束を宝物に/「新規まき直し」作戦/
小さな成功体験を大切にする/「マイジャー」ではなく「メジャー」/
カリスマ編集者・見城徹氏の登場/スランプ――霧の中の十年 ほか

第四章 野心と女の一生
ママチャリの罪/“絶対安全専業主婦”の存在/オス度の高い男性ほど美しいメスを選ぶ/
自己完結の「美魔女」、美人の有効利用「女子アナ」/女性経営者の野心のバネは「悔しさ」/
働く女性がウサギからトラへと変わる時/いま振り返る「アグネス論争」 ほか

第五章 野心の幸福論
欲望の「大食漢」/「妄想力」が野心のバネになる/「止まっている不幸」の恐ろしさ/
野心の日常的な心得とは/野心という山登り

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ひさびさに新書を読みました。
新書の自己啓発的な内容を読んでいて

『もしかして落ち込んでんのか、俺』

と思ってしまう自分が嫌でなかなか読まないのですが、
少し前にNHKで林真理子氏が出ていたのを思い出し
読んでみることにしました。

おそらく僕ら世代は林真理子氏を知らない…
この話は本書にも書かれていますが、
林真理子が作家とはわかるけども
何をしてきた人かは知らないと思う。

正直僕も週刊誌で見かけるぐらいで
彼女の作品を読んだこともないのである。

読んでみた感想。

うーん。わかるんだけどなぁ。
やっぱり本人も言ってるけど、
違う時代の人が今の時代を生きる人に
頑張れと言ってもなかなか伝わらないだうなぁと思いました。

ただ、本の帯に書いてあることは
この本で言いたいことではないです。
簡単に言えば
「野心を持つ」→「努力する」→「運がついてくる」
というサイクルで生きるのが
人生成功とまではいかないにせよ
案外幸せなんじゃないかっていう話です。
それを彼女の人生を通して説明しています。
本としてはすごい読みやすい印象です。
2時間あれば読み終えられると思います。
それと彼女の人生が面白いというのもありますね。

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

2013-09-01 00:35:45 | レビュー
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
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集英社


内容紹介
映画化大ヒット青春小説!
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。(解説/吉田大八)

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1989年生まれ。今年『何者』で直木賞を受賞の朝井リョウ氏。彼が早稲田大学在学中、19歳の時に本作を書き上げた、と。

今回読むにあたってというか、先週に映画『桐島、部活やめるってよ』を拝見し「これはやられた」と思わされ、「うむ、仕方ない。原作を読んでみるか」と初朝井リョウに挑戦した次第です。

結果から申し上げると、ちょっと期待外れ。ほかの人のレビューとか見ると「映画は原作ほどよくはない」みたいなことが書かれていたので、それなりに期待して読んでいったんですが、それがあだとなったのかちょぉっと期待外れ。

映画とは少しずつ設定が異なるのですが、基本筋は変わりません。んまぁ一番の前提から少し違うんですけど「誰からも愛されている」バレー部キャプテンの桐島が何もいわずに部活をやめることから話が展開されていく…ってのが映画の話ですが、原作ではそうでもないです。そこそこいいやつの桐島(学年的にはそこまで認知度があるわけじゃない)が辞めて、それぞれの登場人物の生活に影響が出てくる…っちゅう話ですわ。

昨今話題のスクールカーストに注目した作品といわれていますが、さすが作者も19歳とあって深くない。もともと舞台設定となる高校生の人生観なんてそんな深くない。深くないのにその世界がすべてだから深く傷つく…それはわかるんだけど、これにはリアリティがない。作者が心情を深くえぐれないのは若いからではなくて、優しいからじゃないかと思う。もっと残酷だよ、世界の崩壊は。

でもまぁたいていこの手の話は誰かの自殺によって状況が一変するってのが多いのだけど、そういう大事件じゃなくて「誰かが部活をやめた」程度ですら、彼らの世界が動揺することを描きたかったのかもなぁと思うと、終始そういう世界観は維持できていたかもしれない。

僕はどっちかと言えばドラマチックに演出された映画版のほうが好きだなぁ。

マボロシの鳥

2013-09-01 00:33:40 | レビュー
マボロシの鳥
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新潮社


内容紹介
かつて読んだことのない感動の形がここにある。爆笑問題・太田光、待望の処女小説!

「どこかの誰かが、この鳥を必要としている」――誰よりも小説を愛し、誰よりも小説に愛される芸人、太田光がついに作家デビュー!
 
舞台芸人の一瞬の輝きを一羽の鳥に託した表題作ほか、
父との不和に悩む娘やイジメにあう男子高校生の葛藤から、
人類の行く末、そして神の意志までを、
持てる芸のすべてを注いで描き尽くした《希望の書》。

================

あまり読む気はなかったんですが、小説家「太田光」との接点はこれが最初で最後かもしれないと思ったら、本屋で本書を手に取ってました。

みなさんは小学校の授業でデッサンってやったことありますか?自分の左手(利き手とは逆の手)を描くにはじまり、となりの席に座ったお友達を描いてみましょう、というやつ。

僕だけなのかもしれませんが、この手の授業はひどく心に傷を負うもので、自分の絵心のなさにまずは傷つき、その絵心のなさが自分の描いた辛うじて人間とわかる絵を生み出し、実際とは似ても似つかないその絵がお友達の心にも刃となり襲いかかり傷を負わすわけです。僕はその時以来デッサンというものはやらないと決めてます(何。

その授業はともかく、本書はそんなデッサンに似てます。ひとの心を傷つけるわけじゃないけど、僕は少なからず太田氏は傷ついていると思う。正直、小説としては上手くないです。まどろっこしくなく”結論はこれだ”って言いたいのをぐっとこらえて、小説にしました!って感じです。

ようは太田氏の頭の中では確かなビジョンが見えているんですけど、それを十分に表現するだけの力がないのが残念なところなんだろうなぁ。そういう点で太田氏は書いてみて傷ついているんじゃないかと思います。

ただね、じれったくも太田氏が伝えたいことがわかります。たとえ話をしようとしてたとえ話になっていないストーリーでも太田氏は伝えたいことがあって書いたんだなぁと、我慢強く読んでいけば気づけます。「おいおい、これが小説かい?」という気持ちをぐっとこらえてあとがきまで行ってください。あとがきにいけば『太田さん…やっぱり』って思いますから。

本書の良さは小説家としての太田氏の不器用さ、みずみずしさを楽しめるところにつきます。僕は途中「やめりゃいいのに」って思いましたが、あとがき読み終えたときには『太田さんは憎めないなぁ』と思ったのです。ただ小説としての評価は低いとは思いますね…。