トイ・ストーリー2 スペシャル・エディション [DVD]
たまたまテレビでやっていた『トイストーリー2』を見ました。
これでいて一作目しか見たことがなかった僕はそれほど期待せず見ていいたんですがこれでいてすごくメッセージ性に富んでいて驚きました。
もともとビデオ作品で制作が始まったけども出来の良さから映画に昇格したという背景がある(ウィキペディアより)…そうで、それは見ていただければお分かりいただける通り、一作目の『トイストーリー』に比べると見る者を考えさせる話になっています。
(※そもそも一作目の単純すぎる話はどういうことなのかを問いただしたいレベル)
2はおもちゃのたどる運命に注視している作品ですが、これが本当におもちゃのことだけを指しているのか、ということです。(その点は一作目でも同じですが)
この作品、人型か動物の形をしているおもちゃしか言葉を話さない。もともと機械型のおもちゃは動いたり意思を示したりできるけど話はしない。ここが非常に味噌で、見ていいる人が共感できるようになっていると思います。
映画を見始めた人ははじめ「おもちゃの世界」を空想した世界観に『どうせ作り物だから』『ファンタジーだから』と思ってみていますが、徐々に引き込まれ、本当にこれが「おもちゃの世界」の話と突き放せなくなり、運命の選択をおもちゃだったらどう考えるではなくて『私だったらどう考える』ということを自然とさせられます。
それがこの映画の魅力なんじゃないかと思います。そういう点では幼稚園児くらいのお子さんから大人まで、年齢を問わずして見られるんではないかと思います。
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