俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

だめだめだ

2008-10-12 03:08:33 | ATOP
またやっちゃったなぁ…。悪気がないところがまた悪質なんだろうね…。

最近気づいたよ、人間って秘密を抱えながら生きる生き物だって。業務的なことにおいては情報の共有を押し進めるけど、プライベートなことになればなるほど秘密にする。私はそこらへんが分かってないらしく、みんながみんな業務的なことからプライベートのことまで知っていたほうが面白いし、楽しいのだと思っていたけど、そういうのってデリカシーのないことなんだね。

ふだんブログで考えとか書いてる私ってやっぱりそこらへんの感覚がおかしいんだろうなぁ…。ただ私自身は、基本あまりプライベートのことを聞かれないので聞かれたときは真っ当に答えていると思う。まぁそもそも私にパブリックとプライベートの差があるのか怪しいところだけれども。そう思ってるから、パブリックとプライベートの違いを無視して話してしまうのだろうか。

でも、指摘されると罪悪感を感じるところからするとただの愉快犯なのかもしれない。おそらくそれって私が潜在的・顕在的に持った最低な部分なんだろうね…。

そんなこと考えてたらなんか泣けてきた。自分のみっともない部分を指摘されて、指摘した方も指摘された私も気まずいというか、嫌な気分になったことを考えて情けなくなった。あー死にてーって。

透明性の高い組織は喜ばれるけど、透明性の高い人はただうざいだけなんだろうね。もう少しまともな生き方をしたいと思いました。

それと話はかわるのだけど、最近久しぶり…いや初めてなのかな、人間の生まれもった慈悲の心に触れた。人ってこんなに優しいんだって、温かいんだって思った。映画や小説の遠い世界ではなくて、自分の目の前にあった。神様に会ったことなんてないけど、神様のような慈悲だった。時間が経ってそれが偽りのものと知ったとしても、私はたぶん決して忘れないし、後悔も否定もしないと思う。少なくとも今は本物だと思う。

逆に偽りだったとしてもかまわない。ただの同情だったとしてもかまわない。私の中の真実は、神々しく温かい言葉であったことには違いないから。死んでもいいと思えたんだ。冗談じゃなくて、本当に死んでもいいと思えた。これ以上の幸福を受けることはこの世界では無理で、至高の幸福を授かった私はもう現世の未練を失った様に思えた。

泣いた。自分の惨めで醜い生き方が情けなかった。醜態さらした自分をめんどくさがらずに接してくれる優しさが、私をより情けなく思わさせた。十分泣けたよ。

でも、思った。「ありがとう」って。心の底からそう思った。なんて言ったらいいのかわからなかったけど、「ありがとう」としか思いつかなかった。それなのに私がしてあげられることはなにもない。もらった慈悲に対して私が返して上げられるものはなにもないよ、たぶん。ごめん。

にも関わらず、情けない私はさらに聞いてしまう。「なんでそこまでしてくれるの?」。こんな私を相手してくれなくたっていいんだよ?めんどくさいならめんどくさいって言ってくれてかまわない。でも本心を言うと見捨てないで、見限らないでほしいとも思ってる。わがまま。ほんとわがままだよね。

読んでて何の話か分からないと思うけど、分からなくていいです。だって聞いたら「なんだ、そんだけのこと」ってみんな思うと思う。私だって大したことないって、当たり前なことだって思いますけど、やっぱり深く感じてみると大層すごいことのように思えたんですよ。それだけ今の私は弱いし、幼いんだと思う。

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