全小まとめ２

「北海道は想像を超えて寒い」
「クリスマス寒波が来ている」
「飛行機が飛ばないかも」
とか言われて、準備しました。

「道路はアイスバーンだから、まず靴の滑り止めが必要です」
「レンタカーを運転しての移動は自殺行為だから、考えないでください」
とかも言われました。
「吹雪のときは、伸ばした自分の手の先が見えない」
「今日は氷点下25度」
とかも。

靴の滑り止めは九州で売ってるのなんて見たことないので、通販で購入。
ベンチコートを買おうかと思ったが、こちらの試合ではまず必要ないので、街着のダウンコートを購入（娘２人分）。
ヒートテック、数枚購入。
帽子、手袋、マフラー、耳当て購入。
（だって、満足に持ってないんだもん）
娘は雪に耐えられるようなブーツは持っていなかったので、もこもこがついたブーツ購入。

使い捨てカイロ、マスク、ぬくぬく靴下、室内で脱いだコートを入れる袋などを装備、・・・もうすっげー荷物。

ここまで準備して、先発隊の現地釧路の写真を見た。

・・・アレ？
釧路駅前、歩道のタイルが見えている・・・？

おかしい。
北海道のイメージは、歩道の両脇に数メートルの雪が積まれているカンジである。
建物の中が九州より暖かいってのは聞いていた。
しかし、外は死ぬほど寒いハズ。

２４日に来るハズだった寒波はちょっと遅れて、あたしたちが移動する２５日が危ない、ということでした。
２６日がもう試合だから、最悪、棄権かよ。
大丈夫なのか
ものすごい不安の中、当日、・・・・・けっこういい天気
普通に飛行機は飛び（イヤ、小型機だったのでスッゲー揺れた）、とてもいい天気の新千歳に到着。
ああ、フツーに雪が積もっている
そこから特急で釧路に向かうんですが、あたしたちは指定席が取れなかったので、一旦札幌まで戻って、札幌始発の特急に並んで乗る、と。
なんとか楽しもうとお弁当やビールを買って自由席で乗ったんですが、ものすごい人・人・人
７人の団体だったあたしたちは、見事に全員バラバラの席に座った。
イヤ、座れてブラボー
やっぱり座れなかった人が何人もいます。
釧路まで４時間ほど、これ全部立ってたら足がやられるでしょう。
つか、どっかで人が降りて行くんじゃない？・・・・って待っても待っても誰も降りない。

死ぬー。遠い。遠すぎる
外は早くに真っ暗で景色もないし、誰ともしゃべらずただ黙ってじっと座っている。
・・・死ぬーーー。
ようやく数人が降りたのは、２時間ほど過ぎて、帯広に着いたあたり。
ここまで見ず知らずのおじちゃんの隣におとなしく座っていたので、ここからようやく席を移動してビールなど飲む（もうぬるい・・・）

思いっきり疲れ果て、釧路に着いた。

ホントに雪なんてちょっぴりしかないのであった
北海道に来て初めて外に出たが、寒いっちゃー寒いけど、知ってる寒さ。
（スペースワールドで新年のカウントダウンに参加したとき、こんくらい寒かったなあ・・。）
駅の目の前がホテルだったため、ちょっとでも楽しむためにわざと雪（氷）の上を滑りながら歩く。
でも、すぐ着く

うそつきー。うそつきうそつきー
こんなの、北海道じゃないやい。
（イヤ、思い込みですね……。）

ともあれ、翌日が大事な試合なので、ホテルで皆で一杯やって早々に寝る。

２６日、ウチの全国大会はオワタ・・・。
もちろん、夜は居酒屋。
九州大会の夜、どこの居酒屋もバド関係者でいっぱいで入れなかった教訓で、ホテルに店を探してもらい、予約までしてもらう
寿司がうまいビールもうまい
シカ・・・シカ肉
しばらくして、横の席の団体さんと混じる。
地元北海道のジュニアチームさん
まず、壁にズラーッと掛けてある分厚いダウンコートを笑われる・・・
やっぱりかー・・。

九州の皆さん、北海道っつっても太平洋側は雪なんて降らないんですってよ
釧路はぬくいんですって
あーもう、知らんかったーーー
地元Kのジュニアさん、Fのジュニアさん、楽しかったッス
駅前まで一緒にポテポテ歩く。
途中、コンビニに寄ったりして、ご当地のジャンクフードなどを勧められて買う。
ああ、楽しかやっぱ外を歩かんば寒さを味わわんば

またいつかご一緒できるとよかですね・・・遠い目。

２７日、最終日、釧路は毎日快晴だよどーなってんだよ
この日は、応援。
九州大会で闘ったペアが、結局優勝
一緒に練習していただいたペアさんは惜しくも３位。
福岡みんなで一生懸命応援しました
ものすごい一体感だった
これもいい経験でした。

お昼で体育館を後にして、またあの長い特急で札幌へ。
ま、でも今度はみんなで固まって座れる指定席ですから
・・・と、見事に熟睡。
なんか、あっという間に着いてしまった。

外に一歩も出ずに、ホテルにチェックイン。
さあ、雪を楽しまないで帰れるもんか


あー疲れた。続く。


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