ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

にこまる出穂しました

2019-09-02 | 米づくり(にこまる)
突然ですが・・

「にこまる」と入力して
変換しようとすると「に困る」と表示されます。

居座り続ける秋雨前線に困る・・・・(笑)

仕事になりませ~ん!


冗談はさておき、

「にこまる」はお米の品種の名前です。

その「にこまる」の出穂が始まっています。







例年より少し遅いでしょうか?





今年は梅雨入りが遅れたおかげで
水が溜まらず田植え自体が遅れた田んぼも
いま走り穂が出ようとしています。


それではここで、私と「にこまる」の出会いを紹介します。

九州沖縄農研機構で育種が始まって10年、
「にこまる」は平成18年長崎県で本格生産を開始。

「ニコニコ笑顔がこぼれるほど美味しく、丸々とした粒張りのよさ」
という特徴から「にこまる」と名付けられたそうです。

わが家は翌19年に近所の長老から勧められ試験栽培開始。

翌年以降は農薬、化学肥料を50%以下に抑えた特別栽培で
「にこまる」を全ての田んぼに導入することを決定。

その翌年は日本穀物検定協会の食味ランキングで
長崎県産にこまるが最高ランクの特Aを取得し、
5年連続で「特A」評価を受ける。

その後、連続記録は途絶えたものの昨年特Aに返り咲く。

「にこまる」は、つやがあり粘りが強いのが特徴で、
粒ぞろいが良くふっくらと炊き上がり、
モチモチした食感からおにぎりやお弁当にも最適です。

この「にこまる」の登場は、
まさに九州の稲作農家の期待に応えたブランド米。

最近では西日本地域で栽培が増えていて、
コシヒカリの生産者も脅威に思われているのも事実です。

にこまるを栽培して13年目。

自信を持ってお勧めします!





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コメント
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