あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

時間の問題

2007-01-31 15:06:32 | Weblog
欲しいまんがメモ。

吾妻ひでお「逃亡日記」(「失踪日記」は名作でした…。)
谷川史子「積極」…ちょっと前に出ていたらしいので、まだ本屋さんにあると良いのですが。
それから田中圭一「神罰」…今日、図書館で読んだ本の中でその存在を知り…ちょっと怖いけど(汗・笑)興味が湧いたのでした。…アマゾンで買っちゃおうかな…。

そうそう、図書館行って来たのでした。ひとりで行くの久しぶりです。
土門拳さんの仏像写真集を見てみたくて行ったのですが、なんだか上手く探し出せず「仏像のひみつ」(ジュニア向け?)と竹熊健太郎さんの「マンガ原稿料はどうして安いのか?」を読んで帰りました。はー、おもしろかった。サルまん制作秘話とかも載ってました。

その本の中で、「タルコフスキーは『映画は時間の彫刻である』と言った。」…と書かれていたのですが、わー、さすがタルさん上手いことおっしゃるわあ、と思いました。(「惑星ソラリス」も観ていないのにタルさん呼ばわりしてすみません)
つまんない映画をうっかり映画館で見ちゃった時の、あの「オレの時間を返せ~!!!」という心の叫びの訳がわかりました。そう、たとえばわたしが×××監督の「×××××××」を見にいった時に、もう最後の方苦痛で苦痛で…。でも、おカネ返せ!というよりも、時間返せ!!って思ったのでした。いや、あんま映画見ない方なのでいいんですけど。うん、でも、映画とか音楽とかって、観賞する側も確実に自分の時間を捧げなければならないものなんだなあ…とあらためて思いました。どうなんだろ、作り手としては、受け手の時間を支配するって、快感なんだろうか?


2/2追記:「逃亡日記」は、まんがはちょっぴりのインタビュー集でしたね。吾妻先生の現在の写真がのっていました。大昔、「マンガの描き方」っていう本でお姿を見たきりだったので、拝見できてよかったです。


コメント (4)
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