あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

まんがによる性の目覚め

2007-02-03 10:23:34 | Weblog
「神罰」その巻末でしりあがり寿×田中圭一のお二人が対談していらしたのですけど、その中で、田中先生の性の目覚めに関与したまんがに手塚治虫「アポロの歌」が挙げられていました。「なんにもしらない小学生に読ませるなってかんじですよね。おかげでこんなマンガ家になっちゃったじゃないか。(一同爆笑)」とおっしゃっていました。

手塚先生の「アポロの歌」は、わたしも幼少時に読みましたよー。でも、あまりに無知過ぎて、そんなにいんやらしい~とかは思わなかった。合成人間の女王がはだかになって、昭吾が「せ、性器がない!!」って驚くシーンがあったけど、あのころのまんがではふつう女の子のその部分は、なにもなくつるんと描いてあったので「??どういうこと??女王はどう違うの??」と思いました。
でも、うちに遊びに来て「アポロの歌」を読んでいたふたつ年上の近所のお姉ちゃんは、なんとなくちゃんとわかってたみたいだ。じっくり読んでたもんな…。
むしろ、わたしは「ブラック・ジャック」の中で間黒男さんが、手術台の上の如月恵さんにキスするシーンのほうが強く印象に残っています。あれは、マネしてたくさん描いて練習したもんなあ…。どうしてくっついているところが線がなくなっちゃうんだろうなあ…と不思議に思いながら。(笑)

性への目覚めに直接関与したのは、立原あゆみ「麦ちゃんのヰタ・セクスアリス」かなあ。あれは中学の時に読みました。な、なんか今までになくヤバイ…と思いつつ、生徒会室で読んでいたような憶えが。(学校に持ってくんな。)

あっ、忘れてはいけない。竹宮恵子「風と木の歌」っていうのもありました。友人がもっていたのですが、5巻が、当時のわたしたちにとっては非常にショッキングで、「こんなの持っていてはダメよ!」と思って、(ひとの本なのに…)その友人とふたりで橋の上から川に流した思い出がありますう…。

他には、清原なつのとか、塩森恵子とか…。
いやー、まんがによる性の目覚めって、ほんとーにアレなものですね。
みなさんはトラウマになったまんがってありますか?(トラウマかい!)


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