あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

「Wの悲劇」の中の、生身の女の子

2009-09-21 10:27:30 | 映画
BSイレブンで、昨日放映されてた「Wの悲劇」。
世良正則のおへやでやくしまるひろこがおふとんにもぐりこんで、お洋服脱いで、ぱんつまで脱いじゃうとこらへんから観ました。

いやいやいやいや…。一年ちょい前に「探偵物語」を久しぶりに観て、薬師丸ひろ子の少女らしさにノックアウトされていたあたくしですが…。
↓「探偵物語」のレビューはこちら…。
松田優作の長い手足

いやいやはやはや…。「Wの悲劇」もよろしおすなあ…。
この映画は、当時わたしもテレビ放映されたものをビデオに録って、かなり何回も観ていたのですが、その時は、女優になりたい女の子の手段を選ばない感じとか、野心とか…最後に、ひとりでがんばる…みたいなけなげさとか、そゆとこ凄いなあ…わたしもがんばろう、って思っていました。

そして今観ると、なんていうか、薬師丸ひろ子の、生身の女の子っぷりが、すごくツボにはまるんです。当時からひろ子さんはとっても人気があったけど、ファンの人たちは、こんなふうに感じて、彼女を好きだったのかしら…、それとも、ただ可愛いな、と思ってファンだったのかしら…なんて、いろいろ思いを馳せてしまいますが…、少なくともわたしは、昔は、こんなにも彼女の肉体のことを考えながら観てはいなかったです。

この映画、冒頭に処女喪失のシーンがあって、当時は話題になってましたが、そういう…セクシャルな意味ばかりではなくて。(あ、そういえばその処女喪失がどーのこーのみたいなことを、映画の紹介でやってたとき、父親が怒ってテレビ消したの覚えてるよ。おとーちゃん、娘にこんなもん見せられんっ!!と思ったのかなあ…。(微笑)ちょっと、思い出話でした。)

なんか、そこにほんとに、見ていると少し胸苦しくなるような、女の子がいるんだよね。それが、彼女のちょっとぎくしゃくした演技力によるものなのか…多分、それがちょうどその時の彼女自身とあいまって、いい感じの作用になってるんだろうなあ。そこに、なんだかすごく、少女の「生身」を感じさせるのです…。このブラウスの中に、少女がいる、って思ったんだよね…。
そういうのが、女優さんなのかな。そういう、肉体の仕事なんだろうなあ…。

えーと、セクシャルな意味ではないと書きましたが、あの、わたし、好きな女の子が自分の部屋に来て、あんなふうにおふとんに入って誘惑されちゃったら、あの…しんぼうたまらんのですが…。はううう。(…って悶えてたら、にどまりが「おやじハート…。」と言い放ちました。)

ラストに流れる、彼女の歌声も好きさ。松本隆の歌詞は、ふるえるなあ…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カゴメのミルクティーのこと | トップ | ラ○ワゴンメーカー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事