あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

こねこの名前

2014-10-06 09:52:31 | いきもの

太刀魚がなくなった後は、生臭いから冷凍庫の中でずっと眠っていた冷凍モノのサーモンを焼いたものをやってみたり、その次はケーキ作るときに一個机の上に、ぱりん、どばーっとこぼしちゃった卵を半熟に焼いてやってみたりしました。カリカリにトッピング・・。もう少し大きくなったら、カリカリもたくさん食べるよね・・と期待を込めて・・。あと、仔猫用のミルクより牛乳が好きみたい・・。

さて、名前をどうするか・・にどまりと話し合う・・。

かりんちゃん(うんこがかりんとうみたいだったから)、こえだちゃん(うんこがチョコレート菓子の「小枝」みたいだったから)・・・。

そんなんばっかりかーい・・。

 (なさっているときは、真顔・・・。)

 

 

それから、黒白ねこだからニチカ(2値化)とか・・。いろいろ候補は挙がりましたが、どれもいいような、そうでもないような・・。

この段階で、性別はまだはっきりしていなくて。

  

 

 

それから・・二日くらい経って、どうもこれは、男の子だな・・という感じになり・・。

 

 

(おばあちゃんのおひざのうえで・・)

 

 

にどまりが、「ひらめいた!」と言って、メモ紙に、道、座、寝、と書きながら、「道に座して寝ていたから、ミチザネ! 」と言いました。

道真公の道真でもいいんだけど、あの方、失意のうちに亡くなられたから、それはやめようということになり、かなでミチザネということにしました。

はじめは、「えー?」と思ったんだけど、みちざね・・・と発音してから、こねこの顔を思い浮かべると、この子、ちょっと顔がこわいので、なんだかそこもしっくりくるような気がして・・。みっちゃんとか、ミッチーとも呼べるし。大人になって大きくなってからも、きっといいと思う・・。

 

 ていうわけで、ミチザネくんに決定。

(ねずみのおもちゃに夢中・・)

今朝もミルク飲んで、遊びました。わたしの手と取っ組み合いするのがブームみたい。それから、はじめて指をなめてきました。毎日どこか成長しています。こねこの一日はきっと長いんだろうけど、うれしいな。

そのあと、洗面所でお湯につからせて、ちょっとだけきれいにしました。びっくりしてたけど、そんなにもいやがらなかったかな。短時間だったからな。温かくて、悪くはないかんじだったんじゃない?(勝手な推測)

卵を切らしていたので、コンビニで買ってきて、今日は魚粉をちょっと混ぜて、半熟にしてやってみましたよ。

なんか、元気いっぱいなので、よかったなあ・・。ひろったときはやせてたけど、もともと元気なねこだったのかな。

 

 


黒白こねこがやってきた

2014-10-06 00:09:03 | いきもの

こねこをひろったのは、9月の終わりでした。

秋にはわたし、無謀な自転車のたびに出ることが多いのですが、その日も、「何も考えずに一時間半漕いだら、いちばん近い海に行ける・・。」などと思い、ほんとに何も考えないようにして出かけたんですな・・。ちょっとだけGoogleマップとか、キョリ測とか見て、大体の地図は頭に入れて・・。前にも玉島までは行ったことあるし・・。

はい、そして、いろいろあったけど、なんとか目的の海辺までは着き、ひとりで海岸を少し歩いて(釣り人が何人かおられました・・)よし、あんまり遅くならないうちに帰ろう・・と、また無心に自転車を漕ぎました。せっかくだから、出来るだけ海沿いの道を走ろうと思って・・。

堤防の脇の道をずんずん行ってたら、マラソン中のおじさんとすれ違って、そのときふと足元の草むらを見たら、こねこがいたんですな。黒白の。座って、うとうとしてたみたい・・。びっくりして「こねこだ!」と叫んじゃった。

周りを見ても、親猫の気配はなし・・。木は茂っていて、下は墓場・・・。これは、ほっとくとカラスにやられるなあ・・と曇天の下で思いました。

「あんた、いっしょにくる? 遠いけど。」と一応聞いてみる。ニャーニャーとか鳴いてる。

 

たまたま持っていた細長いショッピングバッグに入れ、前のかごに入れたり、ぶら下げたりしながら運ぶ・・。

できるだけ早く帰りたくて、なんとなく通ったことのある古い商店街を通り抜け・・、そのあとしばらくして道に迷いました。曇った日は、方向がまるでわかんなくなるので、頭の中のおぼろげな地図の方位が、ぐるっと逆になったりします・・・。

たまたまあったサークルKに飛び込み、「道に迷いました。ここは何処ですか?」とレジのお姉さんに聞いたら、奥から地図を持ってきて、道を教えてくださいました。道に迷ったせいで、すごく遠回りになっちゃったけど、河口近くの橋を渡った後、スーパーでタオルと猫スープを買って、タオルは前かごの下に引き、こねこを出して、猫スープをすすめてみたけど、あまり食べずにわたしの指をかじり、(あいたたたた・・)。

でも、そこのスーパー、猫ちゃん用のミルクも売ってた。パックの。

あとで、近くのホームセンターのホームセンターの大きなペットコーナーにも、パックに入った猫ミルクは売ってなかったから、今になって買っておけばよかったなあ・・って思ってます。きっと、ねこの事良く知ってるバイヤーさんがいるんだろうなあ・・と推測。

再び出発して、地域の子どもさんに突然あいさつされて、ねこをちょっと見せたり・・。道を聞いても子どもさんふたりはぜんぜんわからず、むこうから来たおねえさんに道を聞いたり・・・。はっ、でもこのときから、ねこ元気だった。前かごよじ登ってきたりしてた・・。ほんとに、ずっと袋に詰められて、自転車に揺られて、よく耐えたものだと思います・・。ずっと鳴いてた・・。

そして・・なんとか通ってた高校の近くに出て、もう知ってるところになった・・けど、トンネルまでの坂、こんなにきつかったっけ??足が攣る・・。でも、帰るしかない・・。トンネルの手前のゲームコーナーはまだあって、自動販売機でジュースを一本補給してがんばる・・。

 

結局、二時間半くらいかかって、家にやっと着いて・・、おばあちゃんにとりあえずこねこを抱いておいてもらう。「あんた、犬もいるのにどうすんの。」と言われる。

にどまりは、「もう、口のあるものを家に入れなさんな。」と常々言っていたので(本来は動物好きなんですが、うちの生き物係なので、そろそろ疲れていたと思われる・・) ちょっとナイショにして、ダンボールで寝床作ったり、さっきの残りの猫スープやら、温めた牛乳やら飲ます・・。よく飲んだ・・。

前の猫のトイレに、おばあちゃんが砂を入れてくれた。とりあえず寝床のダンボールごと大きな鳥かごをかぶせる。

庭には犬がいて、家の中には鳥がいる・・。猫連れて帰って、家庭内で食物連鎖つくってどうすんの、と後で打ち明けたときに、にどまりに言われた・・。でも、こねこを見て「ちっちゃいな・・。」と言ったよ。

 (画像は、連れ帰って二日目の朝、10月2日のものです)

 連れて帰った翌日の朝は、ちょうど娘が太刀魚の焼いたやつをまるっきり残していたので、それを注意深くむしってカリカリにトッピングしたら、すごい食いっぷりでした。ガッ・・という感じで食いつきました・・。こんなちっちゃいのに・・・。

でも、海の近くでひろったねこだったから、ちょうどおさかなをやることが出来てよかったなあ・・なんて思いました。

 

 

  

わーん・・動くから撮りにくいなあ・・。

ちっちゃさをわかっていただければ・・・。

 これは、友人が撮っているところを撮ったものです。(10月2日)

 

なんとなくなんとなく・・なし崩し的に、飼えそうな感じになってきました・・・。 

犬は、ベニヤ板一枚隔てたところで、なんかへんだな・・って思ってる。なんか気配がいつもと違うな・・とか。やきもち焼かせないために、犬のこともいつもよりかまってちやほやしたりして・・でも、へんだな・・なんか臭うし・・って思われてると思う・・。もしものことがあったらいけないので、対面はさせないつもりでいるのです・・。しかし、こねこ見たあとだと、うちの柴犬デカいな!!はー、犬もいい・・犬は犬でかわいい・・。

つづく!