ときどき利用していた、ひみつ(?)のカフェ&雑貨屋さんがとうとう閉店したみたいです。シャッターが降りてます。
娘の習い事に送っていって、迎えに行くまでの30分をここで過ごしたり、またはそれとは関係なく行って「悲しみよこんにちは」だの「中国行きのスローボート」だの読みふけった、あの小さな、白い雑貨屋さんでした。一度だけ、娘と行ったことがありますが、その他はほとんど一人で行きました。ひみつ・・・っていうわけじゃないんだけど、なんか友達といっしょに来るタイミングがなかったんだよね。めずらしく友達を連れて行った日に限って、おやすみだったりね。
置いてある雑貨は、フランスで買い付けてきたようなアンティークが多く、お値段はめちゃくちゃ高かった・・・。ふう、思い出してもめまいがするぜ・・・。あと、店主の手作り品みたいなのとか・・・。凝った布を使っているせいか、これも高かったぜ・・・。ポケットティッシュケース800円とか。近くに100円ショップがあるだけに、よけい高く感じたぜ・・・。店主は、清潔感のあるほっそらした美人さんだったぜ・・・。
雑貨類にちょっと手が出ないわたしは、二階のカフェでコーヒー飲んだり、ミルクティー飲んだり、クレープ食べたり、スコーン食べたりしてたんですが。
・・・どっちかって言うたら、お気に入りの場所だったと言えると思う。カフェはいつも、わたしの貸切だった・・・。うむー。だから、すごくリラックスできたんだけど・・・だけど、このお店、やっていけてるのかなあ・・・っていっつも思ってました。道楽でやってるというなら、よくわかるんだけど・・・、あ、あと税金対策とかさ・・、などと、気に入ってるくせに、すごく謎だなあと思っていたの。
だから、閉まっちゃって、もちろんさびしいんだけど、正直、安心もしたのでした。もう、赤字が蓄積することはないんだな・・・なんて思って。いや、そんなのすごいよけいなことなんだけど、心配になるじゃん?もしも、道楽でも、税金対策でもないんなら、ずっしり借金が残る・・・みたいな可能性もあるじゃないですか・・。そんな話、世間にありふれてるもん・・・。
シャッターが閉まったままで、今のところ店舗が売りに出される様子もなく、貸し出す様子もなく・・・なんですけど、どうなるのかなあ・・・。店主さんはどうしているのかなあ・・・。