あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

太陽を盗んだ男

2008-09-06 17:23:31 | 映画
昔の日記読み返してたら、「太陽を盗んだ男」の感想が出てきたので載せますー。
2006年10月に観ました。とっても面白かったんです。

☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○☆○

「太陽を盗んだ男」を観てみました。DVDになっててうれしかった。いやいや、これはなかなか…。アタシ、主人公がおうちで原爆作っているところが好きだな。お料理みたいで。(でもキケン)

しかし、猫飼いとして言いたいが、猫はどんなにおなかすいても、プルトニウム食わんと思う。でも、猫の使い方、いろいろ上手くて、うなったよ。レプリカを国会議事堂のトイレに置いてくるとき、ジュリーが妊婦さんの女装で行くところとか、面白かった。いい演出ですな。 あと、盗んできたプルトニウムの筒や、完成した原爆を抱いて眠る主人公は可愛かった。大事そうにしているところが可愛かったのかなあ。

それから菅原文太、不死身かよ…と思っちゃいました。心臓打たれてると思うんですけど、まだ生きて動いてるんです。
うん…でも面白かった。特にわたしには、前半が面白かったです。原爆の造型も素敵ですな。(外殻を取ったところね)あと、想像していたよりずっと明るくてカラフルな画面だった。

…公衆電話の逆探知とかスリリングで物語のポイントになっていると思うんですが、(その電話も赤だったり黄色だったりで素敵)あれも、もう今では使えない小道具だなあ…と思いつつ観ていました。今は野球中継だって、そんなにみんな必死で見ているわけではないと思うし…。「もう死んでいる街を殺して何が悪い。」という主人公のセリフがあったけれど、あれから30年近く経って、さらに失われたものはあるなあ…なんて思っちゃいました。


楳図かずおの「漂流教室」大林宣彦が映画にしちゃったけど、はじめは、この長谷川和彦監督のところにお話が来ていたのだそうですね。長谷川版「漂流教室」も観てみたかったなあ…と思いました。
コメント
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