平日は相当な時間をパソコンの前で過ごすため、コンタクトレンズの度数はあえて下げたものを購入している。
(本当はパソコン作業には眼鏡の方が良いというが、私の眼鏡は悲しいことに重く、長時間かけていると鼻が痛むのだ。)
休日は出かけることも多く、クリアな視界が欲しいので、使い捨てレンズを使っている。
ちょうど使い切ったので店に行った。
左目が乱視ということは数年前くらいから言われていたが、確かに左目は見え方が気になるし、乱視用の使い捨てもあるということなので、相談してみた。
乱視とは生まれつきのものらしい。目のカーブの歪みだから、誰でも少しは歪んでいるとか。それならなぜ今になって気になるのか?
若い頃は水晶体が柔らかいため、カーブがゆがんでいてもなんとか水晶体が焦点を合わそうとサポートしてくれるそうな。
年をとると水晶体に柔軟性が無くなり力を貸してくれなくなるので、徐々に乱視の症状が出てくるとか。体が硬くなるのと同じか・・・。ふむふむ。
その歪み、大きく2種あるらしい。
180度と90度の歪みでどちらがどちらなのかは忘れたが、乱視の人の95%がどちらかに歪み、残り5%がもう片方に属するらしい。ふーん。
症状を話して度数をはかってもらい、レンズの調整に。
「これが乱視用レンズを入れた場合、これが入れなかった場合。どうですか、見え方違いますか?」
眼鏡やコンタクトを購入された方ならよくご存じの、鉄製の重い眼鏡枠にレンズを入れたり出したりして見え方を調整する。
「あまり変わりません。」
「でしょうねぇ。」
・・・「でしょうねぇ」とは?そのレンズ乱視用ちゃうの?
「これはどうですか?」スタッフは乱視用レンズを枠内でゆっくり回転させた。
「あーすごい見えます。くっきりしました。」
「やっぱり。」
私の乱視は95%にも残りの5%にも入っていない乱視だったのだ。
180度でも90度でもない方向の乱視。
159度。なんと中途半端な!!
「先ほどお話ししたように、たいていの歪みは縦か横なので、それに対応したレンズは各メーカー作ってるのですが、160度というのは1社しか扱っていません。しかも2WEEK用のみです。」
無いならしょうがない。乱視用でないものを購入した。
度数はあっているのにくっきり見えないなんてもったいない。
しかも160度の乱視用レンズならくっきり見えるということを知ってしまうとなおさらだ。
95%にも5%にも入らない私の左目。
しかしスタッフさん、最初からわかっていたなら私を試さないで下さい。
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