アクチュアリーによる アクチュアリアルでないブログ

あすく数理人事務所の代表が勝手きままに綴ります

アクチュアリー試験

2005年08月15日 | Weblog
12月のアクチュアリー試験を意識して勉強される方がそろそろいらっしゃると思うので、今月はアクチュアリー試験について振り返ってみる(試験勉強には役に立ちません)。

 私は大和銀行(現りそな信託)に入ってアクチュアリー試験に合格するまで7年かかった。中にはお利口さんがいて、短期で合格してしまう人もいるようだが、私はそういう種類の人間ではないので、アクチュアリー試験に合格するのは容易なことではなかった。
 どの試験でもそうだが、努力すれば合格するという確証がない上、ご存知の通り、アクチュアリー試験は合格率が著しく低く、難易度が高い。「次のハードル(科目)はもう超えられないかもしれない」と思うと、延々と将来も受験し続けている自分を想像してしまい、「アクチュアリーになるのは止めて別の道に進んだ方が」との考えがよぎるものだ。

 しかし、そういうときも私は一方で別の考えを持っていた。「ここでやめたら、今までに合格した科目が全部無駄になる」「この科目を受かるのにも相当つらい思いをしてきたのに、そんな過去の自分を否定するなんてかわいそうだ」
結局のところ、そういう考えもエネルギーになって、試験前の相当無茶な生活も乗り切れたのだと思う。

 数科目受かっていてもアクチュアリーではないし、受け続けてもアクチュアリーではない。
 アクチュアリー試験を毎年のイベント事にしている人以外は、一気に片をつけて数年で受かりきるか、さっさと別の道を探す方が精神的には良い。能力が普通で、精神があまり強くないという人にはあまりお勧めしない資格だ。

 ひとつ言いたいのは、「アクチュアリー試験は長丁場だが、アクチュアリー試験を受けることをライフワークにしてしまっては絶対に駄目だ」ということである。
 合格後に、アクチュアリーとしてお客様に対して学んだ知識と技能を提供することが仕事なのだから。

 
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