アクチュアリーによる アクチュアリアルでないブログ

あすく数理人事務所の代表が勝手きままに綴ります

ささやかながら

2006年04月23日 | Weblog

そろそろ2期目の決算が視野に入ってきた。

あすく数理人事務所では、経費削減を重要事項として掲げているが、一方、できるだけ法人税を払わない方向で、という方針でいる(私個人としては、「法人税は一銭も払いたくない」というのが本音だ)。

ということで、節税対策を織り込み運営しているのであるが、その一環で各種費用を見直しており、会議費が目にとまった。

あすく数理人事務所では、就業時間中、コーヒーは自由に飲んでよいことになっていて、そのドリップ式コーヒーにかかる費用を会議費で処理している(処理科目が違っていたら、税務署さんごめんなさい)。

「これにかかる費用を増やそう」と思いついたのだ。
費用を増やす→損金算入額増 →節税
費用を増やす→豆の質が高まる→美味しいコーヒーが飲める。という図式だ。

注文した新しいコーヒーが届いた。
今までのコーヒーも美味かったのだが、新しいコーヒーは、やはり値段だけのことはある。なんとも洗練された良い香り。

節税観点からは微々たるものだが、芳醇な香りに囲まれながら、ちょっと贅沢な気分になれたため、この費用の見直しによる精神的な効果は絶大なのであった。


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Only one common

2006年04月17日 | Weblog

ひょんなことから繋がりができて、たまに会って食事をする友人二人がいる。
彼女らと私は、女性では希少な資格を持っていたり、華麗なる生き方をしている(これは残念ながら私のことではない)とのことで3年ほど前に雑誌記事に取り上げられ、その記事を書いたライターを通じて知り合った、同じ年齢の3人である。
先日、3ヶ月ぶりくらいに会い、美味しい食事を兼ねながら近況を語ることができた。

仕事、株、恋のことなど、ごくごく普通の話題なのだが、考え方も、生きている環境も違うので、とにかく話していて面白い。
また、皆、全く業種が違うので、仕事の細部の話は完全に理解することはできないのだが、聞いている方も十数年もの間働いているので、おおよそ相手の言っていることは想像して聞く力があるし、一方通行にならない。
こういう友人は本当に貴重だと思う。

非常に心地よい時間を過ごせ、リフレッシュできたのだが、帰り道で「3人いれば3種の生き方があるけれど、やはり自分自身が『ぶれず』に生きるということが大事で、多分、今のところはこの3人は各自そうできているから会っていられるんだろう」と共通点を見つけたように思った。


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CtoBS?

2006年04月09日 | Weblog


ある晩、アイスコーヒーが飲みたくなり、缶コーヒーよりは美味しいだろうと、モスバーガーで持ち帰りすることにした。

その後もしばらく仕事することを考えて、アイスコーヒーに食べ物をつけて持って帰ることに。
アイスコーヒーとフランクフルトを頼み、椅子に座って待機。
レジで対応してくれた女の子が、手際よくががっと氷をカップに入れ、アイスコーヒーを注ぎ、ふたを閉めて「いっちょあがり」という様子。フランクフルトができれば合わせて終わりということだろう。
手が空いたのか、奥で同じく手が空いている女の子と談笑を始めた。

1分経過、2分経過・・・。
カウンターのアイスコーヒーは放置されたままだ。
「え、まだできへんの?いやいや、もうすぐできるはずやわ。」
時計を見ながら自分をおさえる。

さらに1分経過、2分経過・・・。
「お待たせしました」とレジから袋を持って出てきた女の子は、別のお客さんに袋を渡した。
袋に入ったアイスコーヒーは相変わらずカウンターに置かれたまま。上の方が溶けた氷で透明になっていることが容易に想像できる。

「まだかいな」と思いつつ、厨房の方に目をやった私は衝撃的なものを見てしまった。フランクフルトをまさに今から油に入れようとするところだった。

思わず目をつぶって首をかしげてしまった。
欲しかったのはアイスコーヒーだけだったのに、余計なものを頼んだばかりに、という後悔と、バイトの子にどういう指導をしているのかという管理者に対する怒りがわいてきたのだ。

「どう準備すれば一番良い状態でお客様にお渡しできるのか、考える力のない人間を店で使用するなら、マニュアルにしたらいいやないか。」
「それともこちらがフランクフルトが出来上がった頃を見計らって追加でアイスコーヒーを頼まなあかんのか?」
「それじゃCSやなくてBSやないか!!」
心の中で怒り心頭。

さらに数分経過し、「お待たせしました」ともう完全に水が浮いているはずのアイスコーヒーとフランクフルトを「マニュアルに定めてあるであろう」笑顔で持ってきてくれた。「もしかしたら私のアイスコーヒーでないかもしれない」という期待も打ち砕かれた。
私は冷めた気持ちで袋を受け取った。

客の気持ちと温度差のありすぎる笑顔は余計にお客を気分を害させるだけ。
お店の管理者は気をつけられたほうが良いと思う。

薄いアイスコーヒーの恨みはなかなか収まらず、今思い出してもまた熱くなってしまうのだった。



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九段下にて

2006年04月03日 | Weblog


東京に住みはじめて7年になるが、わざわざ桜を見に出掛けた経験はさほど無い。
今回、九段下に行く機会があったので、千鳥ヶ淵をまわることにした。
名所だけあって、見物客が多く、なかなか前に進めないような状況であったが、桜はさすがに絶品で、花より団子の私でも心動かされるような美しさだった。

せっかくなので、千鳥ヶ淵を歩いた後、靖国神社にも立寄ることにした。
境内の桜も存分に楽しみ、神社をあとにしようかと思ったときに、戦闘機が目に入った。恥ずかしながら私はそれまで「遊就館」の存在を知らなかった。

館内の1階にはレプリカであるが、零式艦上戦闘機が展示されている。
目の前で見ていたら、これに乗って特攻した彼らはどのような思いだったろうと勝手に思いを馳せてしまった。
「国のため、家族のため」と若い彼らが死ぬことも恐れず割り切れていたとは思えない。

そこから数十年たった今、私達は彼らの闘った痕跡を眺める側にいる。
私達が展示物になにを思うか、特攻していった彼らにとっては取るに足らないことだろう。「つらかろう、無念だったろう」と思っても、建物を出れば忘れられる、所詮想像上での思いだ。

忘れてはいけないのは、是非は別として、国・家族のために命を捧げた行為が現実にあったということ、彼らが生きていた時代と私達の生きている時代は「時間」を媒介として繋がっているのであってなんらとぎれていないこと、「過去」という名でひとくくりにしてしまってはいけないということだ。脈々と繋がり続いていく現実を忘れることは、私達以降の世代にとって危険なことだろう。

零戦は満開の桜の方を向いて置かれていた。
桜が咲くたびに1年ずつ現実が劣化されていかないよう、願って建物をあとにした。



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