風のささやき 俳句のblog

訪問ありがとうございます
オリジナルの俳句を中心にご紹介しています
詩や短歌も掲載しています

風雨過ぎ銀杏匂いの落し物 【季語:銀杏】

2022年10月29日 | 俳句:秋 植物
強い雨風が過ぎた日
銀杏並木の通りでは
実をつけていた沢山の銀杏が振り落とされて
地面に無残にも転がっていました

それを沢山の自転車や人が踏みつけて通り
辺りには銀杏の強い匂いが
漂っていました

金木犀も咲いていたのですが
その甘い香りさえも打ち消すような感じで
そこにずっといることもできずに
足早に信号を渡り逃げ出した自分でした


コメントを投稿