風のささやき 俳句のblog

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風鈴や微雨に黙りて指に鳴り 【季語:風鈴】

2022年07月09日 | 俳句:夏 人事
昼間は鳴っていた風鈴が
夕方から降り出した小雨に
黙り込むように静かになってしまいました

風もほとんどなくなり
蒸し暑い夜

仕方なく窓を閉めて
クーラーをかけることにしました

その前に一つ指で風鈴を押すと
黙っていた声を取り戻したように
涼しい音を奏でました


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