Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

プラトニックでもない近親愛

2015-03-02 21:43:32 | コラム

新婚さんに初の“義兄妹結婚”、桂文枝「こんな番組やった?」と戸惑う。 (ナリナリドットコム)

さて、いきなりのうらやまけしからん上記事ですが。
「これって法的に大丈夫なのか?」と一瞬考えてしまいました。
でも、日本の法律では血がつながっていなければ兄弟の間でも結婚は認められるようです。

そのリクツなら再婚相手の子どもとも、離婚後ならどうにかなりそうな気もしなくもありません。
ですが、頭を冷やして考えれば犯罪臭しかしませんし、当然法律で禁止されてます。

さて、血がつながってなくても結婚できないのは、養子と養親の関係も同じです。
日本では養子縁組を解消した後でももちろんダメです。

ところが、その元・養女と結婚してしまったのがウッディ・アレン監督です。
誰しも自分の「好き」な子を養子にするはずですけど、好きの意味が違ったようです。

また、名優モーガン・フリーマンさんも結婚相手の連れ子と結婚するしないの話がありました。
どうやらアメリカでは、養子でも離縁すれば正式に結婚できるようです。

結婚こそできませんでしたが、もう一人、結婚相手の連れ子に惚れてしまった超有名人を思いつきます。
それはかのアルベルト・アインシュタインです。
しかも、その奥さんとはいとこ同士でしたから、さらに輪をかけてアウトです。

さて、近親愛のタブーを打ち破った人物なら日本にもいます。
姪と関係を持ち、子どもまで作ってしまった作家の島崎藤村です。
しかも、わざわざその顛末を小説にして世間にぶっちゃける作家魂には脱帽です。
ですけど、もうちょっと後ろめたさを感じてもバチは当たらなかったと思います。

コメント
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