Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

休むのも仕事

2015-03-04 21:17:30 | コラム

26歳の熱血先生、過労死と判明…授業やバレー部指導に追われ、体むしばまれる(朝日新聞デジタルの記事より)

テレビでJリーグの試合を観ていて、解説をしていた岡ちゃんこと岡田武史さんがこんなことを言ってました。
「疲れてくると、気持ちで前に行きたくても、身体の方でストップをかける。
気持ちのとおりに動くと、身体が壊れてしまうからだ」

これを聞いて僕は少し意外な気がしました。
例えば自分の場合、走っていても身体より先に気持ちが弱るからです。
つらくなってくると「もうダメだ…」と走るのをやめてしまいます。

しかし、スポーツ選手やメンタルの強い人は違うようです。
正直に言って、サッカーの試合でもサボっているように感じる選手たちはいます。
ですが、多くは自分ではもっとやりたくても身体がついていかないのでしょう。

そうはいっても、ある境をすぎると、その身体のストップ機能が壊れてしまうこともあります。

例えば、上記事のような過労死です。
人は疲れすぎると、脳の神経が麻痺を起こして、以降疲れを全く感じなくなります。
そして、身体の限界を越えて突然に亡くなってしまうのです。
同じように、拒食症の人も最初の頃はむしろ元気で活動的になるそうです。

なので、拒食症や過労の方は本人に自覚がないことが多いです。
一見元気に見えるので、周囲もなかなか気づけません。
やはり、まずは自分自身で気をつけるほかないようです。

仕事をやるのも仕事ですが、仕事を休むのもまた仕事のうち、です。
これがとても難しいのですが…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする